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  • 2017.03.27 Monday

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    中庭を作りました。

    • 2014.11.13 Thursday
    • 13:03

    http://leobard.blog.fc2.com/

    『パールズの中庭』

    このJUGEMのブログが色々使い難くて^^;
    長年の愛着もあるので引っ越しとかは考えていないのですが…

    とりあえずFC2で中庭を作ってみました。
    よろしかったらご覧下さい。

    犬用ハーネスPowerDOG 買いました。

    • 2014.11.01 Saturday
    • 20:14
    犬用ハーネスPowerDOG
    http://www.msarrows.com/harness/harness/index.html

    http://store.shopping.yahoo.co.jp/msarrows/powerdoga5.html

    コチラの構造はちょっと変わっているな〜と。

    「人間用チャイルドシートで実績のあるループ構造を採用」
    だそうで、成る程納得です。

    そもそも、思いものを引く時って鎖骨に水平にベルト等を当てた方が引き易いですよね。
    犬も同じかどうか私は知りませんが、
    「まって」と止めるを伝える時、犬も水平よりも、縦の方が留り易い気がします。
    フリースラインドハーネスは、
    リードを地面と水平にすると前側に圧がかかるので、そこが良いな、と思っていました。

    PowerDOGさんのハーネスはY字よりも更に喉にかかる心配がなく、
    完全に縦方向なのが気に入りました。
    サスペンダーみたいな感じ。
    後からサスペンダーを引っ張られたら人も止まると思う。

    サイズも無限に調節出来るし「待って」が伝え易い構造にもなってる。
    http://store.shopping.yahoo.co.jp/msarrows/powerdoga5.html

    勿論力づくで止めちゃダメだ。
    「待って」をリードの前側に伝える気持ちで、だ。
    人間だったら、ちょんちょんと肩を叩かれる位。
    それ以上の力を掛けると、かえって接触走性が働いて焦って前進させてしまう。

    3キロ程度の小型犬はこの力加減が、微量で微妙過ぎて難しい。



    だが、このハーネスも…う〜〜〜む。。。

    脇の所がもたつくのだ。
    小さいから無理も無い。
    脇のU字になる部分は三日月型とかにしないとフィットしないだろうな。。。

    そんなお直しは私には出来ないので…

    ふと、クロスさせてみた。


    これなら脇は通らないし、どこもゴワ付かない。


    横ののテープがちょうど良く留めてくれている。

    ずれないようにクロスした部分を止めた。
    合皮なので針を刺すのは避けて、
    上から布で包んで布を縫い止めた。
    ゴロゴロしないように縫い目は前へ。


    クロスした事で、チェーンがひっくり返ってしまったが、
    これは一度鎖をハズして留め直しました。

    もちろん、自己責任です。



    なかなか良い写真を取らせてくれなかったのですが、
    なんかすっごいいい感じなんです。

    そもそもの設計を変えてしまって申し訳ないのですが、
    レオにはこの方が良さそうです。

    暫く、これで試してみようと思います。




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    JUGEMテーマ:わんこ

    Hurtta フルッタ Yハーネスにしてみました。

    • 2014.11.01 Saturday
    • 18:52


    犬用ハーネスPowerDOG
    http://www.msarrows.com/harness/harness/index.html

    http://store.shopping.yahoo.co.jp/msarrows/powerdoga5.html



    ずっとフリースラインドハーネスを使ってきたのですが


    最近は胸元が「Y字」になっていて喉に優しいデザインのハーネスも大分増えて来たので、
    気になっていたフルッタHurttaを購入してみました。

    Ristomatti RatiaデザインのY型ハーネス
    http://item.rakuten.co.jp/1stdogcafe/10000418/

    ↑これも迷ったのですが、素材がFLHに似ていたので、取り敢えず類似点の少ないフルッタを試して見る事にしました。


    なかなか良い感じかな〜と思ったのですが…
    ちょっと緩いんですね。
    上から見るとまるで「8の字ハーネス」なので、無限にサイズ調整出来そうなのですが、
    Y字にしてあるため、首周りは調節出来ません。
    レオはこの下では小さいし…という微妙なサイズで^^;

    あまり緩いと首からスルッと抜けてしまう怖れがありますが、それほどではありません。
    しかし…私としては譲れない事が…!

    緩い分、力がかかるとY字が動く訳です。
    動かなければ喉に届かないけれど、後へ引っ張られて動くと、Y字が喉に届いてしまう…
    という事はY字の意味が無いんですね。

    たまたまFLHはレオの場合、ちょうど良いサイズがありましたが、
    レオより若干大きいコは、聞いたら緩くて喉に届いてしまう…とのことでした。


    最初に大きな声で言いたいのは、
    常にリードがユルユルならば、どんなハーネスでも首輪でも大丈夫なんですが…

    私とレオはまだそういうワケにはイカナイので^^;




    ここからは、自己責任です。
    オススメはしません。
    でも、犬の…特に小型犬にピッタリなハーネスは既製品では無理…と私は思っているので、
    出来る手直しであればしちゃおうかな…と。

    まず首の後を詰めました。



    黒いテープを当てて縫いました。
    最初はベッタリ縫い付けたのですが、そうすると一気にキツくなって、
    ハーネスが水平に首に食い込んでしまったので、
    着物の襟のように、首にそって立ち上がるように、内側の糸は取りました。

    黄色いクッション部分が「ネオプレーン」という、
    ダイビングスーツ等に使う素材だそうで、
    この幅で使うと、結構硬いです。
    立ち上がるように縫うと、その角度を保っています。

    実は、FLHを使っている時は柔らかくフィットするハーネスが良いと思っていたのですが…
    それだと、どうも私がリードを通して掛けた力の全てがレオに伝わってしまうようなんですよね。
    レオを止めるにはお釣りが来るような力を掛けてしまう。
    そもそもは私がこの力加減が出来るようになれば良いのですが…なかなか実現に至らない。
    その間にもレオに負担を掛けているのならば、出来る工夫はしてあげたい。

    というワケで、力が逃げるハーネスってどんなかな…と考えたりもしています。

    使った実感としては、「待って」の時にリードが地面と水平になるように…は変わらないのですが、
    硬い分、伝わり易い気がします。
    逆に言えば、硬いのだから以前のような力を掛けてはマズいのですが。
    硬い…という事が、尚一層私にリード使いを丁寧にさせているかもしれません。

    FLHに甘えていた部分があるんですよね。。。





    あとは、Y字の縦部分を折り返して短くしました。
    ここが余っているので、前(上、喉元)に届いてしまうようなのです。

    内側にまつった方が見栄えは断然良いですが、
    そうすると、大きな固まりがゴロゴロする事になりますから、
    敢えてみっともなく外側にorz

    サイズ的にはこれでオッケーなのですが…どうしても気になったので、


    留め具もまつりました。
    ちょうど、レオの腋の下に留め具が入ってしまうのです。
    これも外側にまつりました。

    見栄えは^^; 
    でも、サイズ的にはバッチリだし、着心地も悪くないようですよ。
    「待って!」が伝え易い感じがしてます。



    さて、もう一つのハーネスは…次の記事で。





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    JUGEMテーマ:ポメラニアン

    犬の訓練…言語…タクトやマンド

    • 2014.10.16 Thursday
    • 16:58


    このイラストね、以前の記事の為に描いたんですけど…
    http://bard.jugem.jp/?eid=1375


    さこぴさんの記事を読んでいて、自分で書いたこの記事を思いだしていました。

    さこぴさんの記事
    『意欲とか自信とか』
    http://izzylist.blog.fc2.com/blog-entry-528.html

    「服従訓練」という言葉を使ってらっしゃるから、誤解する方もあるのかもしれない。
    以前の私だったら、この言葉だけで先入観バリバリでダメだったかも。


    服従訓練っていうと、どうも、フルチョーク↓こんなの、


    を使ってビシビシ命令して、従わないとシュッと締めちゃうイメージ。
    勿論、それこそ服従訓練なんだけど、
    そうでも無い、そんな事しないトレも「服従訓練」って言う場合もある。


    オビトレって、オビーディエンス・トレーニングの略で、日本語にすれば「服従訓練」なんですよね。

    オスワリとか、ツイテとか…そういうのも広義で使えば、日本語では「服従訓練」と称される。

    だから私達は本質を見極めなければならない。

    犬に苦痛を与えるチョークを使ったトレーニングはどうあっても私は許せないけれど。。。

    オスワリとかツイテをトレする事は、
    「座る事」「着いて歩く事」目的ではなく、
    人間の言葉がちゃんと犬に伝わったのかを行動で表してもらう、
    つまりフィードバックを返してもらう為の練習なのだ。

    人が「オスワリ」と言い、
    犬が「座る」。人は、オスワリという言葉が通じた事を知る。
    通じた事を犬に伝える為に、座った犬に対して人が「グッド」とか「タンタン」とか「クリッカー」とか「オヤツ」等の報酬を出す。
    「報酬」を得た犬は、人の発した「オスワリ」と自分の「座るという行動」が「=(イコール)」であった事を知る。

    この繰り返しと積み重ね。

    多分、行動分析学で扱う「言語」って、こういう事だと思うのです。

    [PDF] 文章理解の理論的な行動分析 - 鳴門教育大学
    www.naruto-u.ac.jp/repository/file/66/.../KJ00004120341.pdf‎

    「タクト」や「マンド」が犬との間で成立しているのか…
    それがトレーニングによって検証出来るのだと思います。



    ただし、トレーニングは「方法」ではない。
    一般に優しいと言われるクリッカートレーニングだって、
    トレする人の心持ち一つで「強制的」なトレーニングになりかねない。

    クリッカー音は「報酬」となるのだけれど、
    報酬=好子として成立させた後に「好子消失阻止」の行動の強化を狙ったらそれは好子消失阻止という罰なのだと私は思う。
    人は簡単に「●●しないとオヤツあげないよ」という。
    犬の健気さに胡座をかいた人の浅ましさだと思う。

    いくらクリッカーを使っても、
    オヤツをあげていても、
    そういう心構えで使ってはならない…と私は思う。


    …脱線したけれど^^;


    さこぴさんの記事を読んでいて、
    http://izzylist.blog.fc2.com/blog-entry-528.html

    上のイラストの「土」が十分に出来、根がしっかり張った状態になったのだろうな〜と思った。

    最近、少し植物をいじるようになって思った。
    生え放題に生やす事が植物にとって心地良い状態ではない。
    適宜、伸び過ぎた所を摘む事で、大輪の花を咲かせられる。
    バランスをとる為に人がする手助けなのだ。

    かといって、まだ芽が出ただけの状態では育つのを待たなければならない。
    余分な枝葉が生えてきて初めて「調える」段階になるのだと思う。

    レオもイラストを描いた頃はまだまだ…と思っていたけれど、
    そろそろ…のような気がするなあ〜と思っていた時、
    さこぴさんの記事を読んだ。

    トレーニングで「正解」を伝える事によって、イジー君が落ち着くのだと思う。



    toshikoさんちのジーナさんもそうみたい。
    http://wanwangina.blog.fc2.com/
    今まで想像出来なかったいろんな行動をして、予想外の事にtoshikoさんが驚いている。

    いろいろ自発的な行動がとれるようになった…という事は、
    より良い大きな芽を伸ばす時って事なんだろうな。

    自発的な行動が少ない…状態は、まだまだ芽が出て来ない時なんだよね。
    せいぜい双葉か…
    その段階で「さあ!犬が我家に来た!トレーニングよ!」ってやったら、
    しかもそれが「叱り」だったら…
    弱い双葉はあっという間に摘まれちゃうよね。。。

    なんて思う。

    さて…私はクリッカーが下手なのか…レオに上手く使えていない。

    「●●をさせよう」と身構えてしまうのだろうか?
    お友達のワンコさんには上手に出来るんだけどな…
    …なんてブツブツ思うけれど、まあレオに無理強いして良い事はないから敢えてはしない。
    でもタンタンマーク♪はレオの中に必需品になっていて、
    散歩で使わない事を考えられない。

    レオはソリ犬みたいに「右」と言えば右に進路を変える事も出来る。
    これはタンタンマーク♪で散歩しながらやってきたことなんだよね。

    「さあ始めよう!」というトレはしてこなかったけれど、
    レオとはこういう使い方で良いのかもしれない。



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    犬のお散歩用シューズ

    • 2014.09.20 Saturday
    • 04:25

    毎日、一日数回犬の散歩に出ていると、結構歩く。靴も減る。

    短いものでは半年も持たなかった。

    底が堅くて重いものは歩いていて辛かった。

    最初はそういう事もあまり気にならなかったが、

    偶然買った靴が非常に歩きやすく、しかも壊れにくく非常に気に入ってしまった。

    底が薄いのでいくらも保たないだろうと思っていたのに。。。
    もう1年半以上履いてしまった。
    意外にも靴底はちょっとすり減った程度。
    とはいえ、色んな部分が、流石に限界に近づいている。


    似たような靴を探したがなぜか見つからない。

    そうだ!とネットで調べてみたら「フットサル用シューズ」だった。

    フットサルなんて全くご縁が無いし私には分からなかった。

    しかし、そう気付いてみると…
    あらららら? 公園で出会う小学生のほとんどが履いている!
    我々おばさん達のような底の分厚いジョギングシューズばかり…と思い込んでいたが、
    駆け回っている男の子はサッカーシューズが多い。
    そうなのか。。。


    なぜフットサルシューズが歩きやすいと感じるのか、考えてみたが、
    やはり「柔らかくて薄い底」にあると思う。
    足…指が踏ん張れるし、地面を感じる事すら出来る。

    足の衝撃を考えて厚い底…みたいな傾向と、
    逆に、わらじで超長距離マラソンを走る人もいるし…

    『わらじで走るということ。』
    http://hisao14.blogspot.jp/2012/11/blog-post_2.html

    空手をやっていたからだろうか?
    ひどく納得する。
    とはいえ、私の足指はほとんど動かず頼りないのだが…

    だから、この靴には憧れる。


    ちょっと高い^^;

    地下足袋も考えた。
    真剣に考えた。
    でも犬の散歩には……ちょっと勇気がいる。


    …とするとフットサルシューズは、私の中でかなりの条件を満たしている。

    お散歩歴8年、やっと自分が靴に求めているものが分かった。。。







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    16歳からのポメラニアンの社会化トレーニング

    • 2014.09.01 Monday
    • 11:50
    お友達ポメのタイ子さん、16歳。

    春先に発作を起こしたらしく…多分、脳梗塞のようなものじゃないかな〜と私は思っているのですが、それ以後、手足が不自由になり立って歩けなくなりました。

    でも、片手片足、頭は動く。

    若い頃から食べる事が大好きで、発作後もその食欲は全く落ちていない。
    投薬の力もある。
    目は大分見えなくなっているようだけど、
    歯は丈夫。顎も丈夫。

    ヘタするとレオが諦めてしまう固さのモノもバリバリ食べちゃう。

    これがタイ子さんの生命力だと思う。

    手足の麻痺があるから、
    そんなに動かないだろう…と油断していたら、
    ちょっと目を離した隙に隣りの部屋まで移動していたらしい^^;

    タイ子さんはずっとパパとフタリ暮らしだったのだけれど、
    倒れた後頃から、ママが出来た♡

    タイちゃんママとはレオが子犬の頃からのお付き合い。
    タイちゃんともレオは子犬の頃からのお付き合いなんだけど…
    レオはタイちゃんによく怒られてる。
    未だにタイちゃんには遠慮している。


    タイちゃんママは子供の頃から犬好きで…
    でもね、古いタイプの犬飼いさん特有の…
    「噛んだらゲンコツ突っ込むと良いのよね!」
    なんて言う人だったんだ。

    私はず〜〜〜と、チャーリーママさんはね…
    っていう話しをしていた。
    話しをしていた…というか、
    私が覚えた事を聞いてもらって、話す機会を貰う事で私自身が整理していたような感じ。

    だからよく意見が対立したね。

    「え〜そうは言ってもサ〜」みたいな。

    でも、レオの変化を一番良く見ている一人でもある。
    子犬の頃の虚ろなレオも知っているから。



    正直言ってタイちゃんが倒れた時に、
    私はもう何もすることは無いだろうと思っていた。
    16歳だし…後は、好きなモノを一杯食べさせて、
    身体の苦痛の無いように…


    ただ、一般的な犬の話しとして、
    「ハズバンダリートレーニングというのがあってね…」
    「こういうトレをしていないとね、
    イザ、老犬になった時に、飼主さんの抱っこが嫌とか、
    ここは触られたく無いとか…そういう関係だと、
    いくらコチラが痛みや不快感を取って上げようとお世話したくても、
    触らせてくれない、唸ったり噛んだり…
    いざ老犬になった時にそういう関係って哀しいよね」


    なんて話してはいたのです。

    実は、このタイちゃんがまさにこういう状態で…
    抱っこされたり、触られるのを嫌がる。
    だからパパとフタリ暮らしだった頃は、
    ブラッシングもした事がない、
    トリミングサロンにも行った事がない。
    パパにとってはブラシは必要の無い事…だったのだと思います。
    勿論、パパはもの凄くタイちゃんを大事にしているのです。
    だからこそ「タイちゃんの嫌がるブラシはしない」という事に…。

    ↑こういう誤った愛情のカタチってあると思う。。。


    だから、私の知っているタイちゃんはキツく織り込んだ絨毯のような毛皮をしていました。
    毛が全て絡み合ってしまっているので、
    いくらかき分けても地肌は見えません。

    …ああ、パパの抱っこは拒否るタイちゃんでしたが、
    私は一瞬唸るものの、いいコね〜で抱き上げていました。
    …そう、つまりそういうコなんですよね。



    タイちゃんが倒れて暫くして遊びに行ったら……
    なんと! タイちゃんの毛がサラサラに梳かされていました!
    「顔の回りはまだなんだけどね…」とママ。

    多分、保護犬さんだったら、一度バリカンする状態でしょうね。

    ママは少しづつ時間を掛けて、やってあげたのだと思います。
    「オヤツで釣ったんだけどさ〜」とママは言いますが、
    タイちゃんは今ではママの手を拒みません。
    ママなりの工夫が、
    間違った「オヤツで釣る」方法ではなく、
    ハズバンダリーになっていたのだと思います。

    目が見えないので、オヤツを上げる時もタイちゃんに分かる距離や角度タイミングがあるようです。
    茹でたお肉を上げた指をそのタイミングで口元に持って行くと、
    指先を軽くパクっとくわえて見せます。
    そして「肉じゃない」という風に放すのですが…
    私は、これは指と承知しているように見えます。
    もしくは、指である事も可能性に入れてガシっと噛まないようにしているような…。

    目が見えていても、指ごと齧る犬はいますね。
    「さっさと放せ!」「俺様の口に指を入れるな!」と言わんばかりに遠慮なく齧る。
    まあ、穴があくわけでは無いですが^^;


    ママが「でも、顔はまだ触らせてもらえない」「だから涙ヤケや頬の毛は梳かせない」とのことでした。

    そこで「オヤツを口に入れる時に、ちょこっと歯を触ったり、口の回りを触るといいらしいよ」と言ってみました。
    あまり意図的にならないように「間違っちゃった〜」みたいな感じで…と言っておきました。


    すると…なんと、これも成功!
    ちょっとづつ触らせてくれているそうです。

    最初の頃は「なんで夜泣きするんだろう? ボケちゃったのかな?」という感じだったのですが、
    「同じ姿勢で身体の痛みや不快感があるのかもしれないよ」と伝えたら「なるほど、そういう事もあるのか!」と。
    もうタイちゃんは警戒吠えはしないみたい…耳も聞こえなくなっているのか。

    そのかわり要求吠えはしますね。

    私の警戒吠え対策を話したら、
    「タイちゃんが吠えた時にやったら余計吠えられた」とのことで、
    それは「要求吠え」だったんだよね。
    だから「違うよ!通じてない!」って余計吠えたんだろうね。

    ママを信頼して甘えているのでしょう。

    ママは「私はまるでばあやみたいで、タイちゃんは威張っている…」とちょっと凹んでいたのですが、
    「それがポメだよね。レオも威張ってる。弱虫なクセに俺様でさ…」なんて言ったら「あら?じゃあアタシタチと同じ?共感できるわ」なんて納得してた^^ 


    私も信じられないのだけれど、
    16歳で、倒れて身体の自由が効かなくなり、不快感や苦痛もある身体で…
    それでもタイちゃんはどんどん進化している。

    犬の社会化は何歳からでも出来る…というまさにその例だと思います。



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    逆バンジーする犬

    • 2014.07.23 Wednesday
    • 15:25
    評価:
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    コメント:これは…私は中古でお得に購入したのですが……「アタリ」です!オーソドックスですが、オペラアリア鑑賞入門編にはピッタリでした♪

    リードが張ってグッとなる…
    それは痛いとか苦しいとか「不快」なんだろうって思っていた…決めつけていたんだけど…

    会うといつも興奮するワンコっている。
    子犬や若い犬にはそういうコは多いし、
    右に左に行ったり来たり…
    リードが張って苦しかろうに…と思っていたのですが。。。




    子犬とは限らず、
    レオよりも年上でもこういうコもいる。
    飼主さんは共通して「人が好きだから」と言う。

    そうなのだ、ワンコは出会った人に撫でてもらおうと体をくねらせている。
    「自称・犬好き」が大好きなタイプだ。
    「自称・犬好き」が甲高い声を出して犬に話しかけつつどこまでも撫で続ける。
    犬は興奮しきっている。

    私はすっかり犬に自分から手を出さなくなっていた。
    ハッと気付いたら…私が手を出さないので、
    このコは不満そうにチロチロと私を見たり、私の体のアチコチを嗅いだり、もちろん立ち上がって両手でお願いとかもする…
    しまいにはわざとサラダバーを始めてしまった。
    飼主さんは「今日はどうして葉っぱばっかりなの〜??」って困っていた。
    私が思いっきり撫でてあげれば、このコはサラダバーはしなかったのかもしれない、と思った。。。



    でも、このコはオヤツを食べない。
    外では食べられないタイプだ。
    関心はあるし、多分、お土産にしたらお家で食べると思う。


    このコにとっては、
    オヤツよりも人に撫でられていると内的報酬が出るんだろうな〜と思った。


    逆バンジーもそうだ。
    リードがビン!と張るんだけど、張るという事を犬は承知している、と感じる。
    ここまでダッシュするとビン!となる…ひゃっほ〜!みたいな。
    バンジーがバンジーを呼んで、飼主さんの声は全く伝わらなくなる。

    飼主さんも甲高い声で名前を呼んだり「コラ!」「ダメ!」とか言いながら、
    リードをしっかり持ってバンジーに付き合うしかない。
    しかし、犬は飼主さんがしっかり持っている事を計算に入れて、
    そこに体を預けて逆バンジーしている。

    まさしく、人間がバンジージャンプを楽しむのと同じ感覚なのだと思う。
    バンジーを怖いと思う人には理解できないが、
    退屈というものは、人をバンジーやジェットコースターや、爆音が轟く巨大花火や…
    そういうものに走らせる。。。

    欲求階層で考えれば、
    命の保証がされているから、退屈になり、だから次の「喜び」を求めているのだと思う。






    脱線するが、オペラの歌唱法やそれに適した声質に「コロラトゥーラ」というのがある。
    多分、最も有名なのはモーツァルトの『魔笛』の夜の女王のアリアだと思う。
    映画『アマデウス』でも使われた。
    小鳥のさえずりのような歯切れの良い高音。
    音が上がれば上がる程、聞く者の興奮も上がっていく…そんな唱法。。。


    これが、自称・犬好きと飼主さんがピンチの時に出す声と同じなのだと思う。
    犬にはとても興奮を誘う声。

    本来は、楽しい安全な遊びを誘う時に使うと有効な声。




    さて……

    …もし、この逆バンジーするワンコの飼主さんが、
    リードが張らないタイミングで「ぱー」に出来れば、
    自発的な逆バンジーはなくなるのだろうと思う。

    実際、子犬の頃、似たような逆バンジーをしていたコ達…
    一人の飼主さんはリードを緩める事を頑張った。
    すると…このコは犬年齢相応の「大人犬」らしい態度になった。

    バンジーするコは未だに子犬のようだ。

    どちらが良いのか…私には分からないが。。。



    私は、レオの不要な興奮状態は無い方が良いと思って来た。
    自分でもワケが分からない興奮状態に陥る事が危険に思えたからだ。
    …まあ、レオの場合、人に撫でられたくて興奮する…のではなく、
    興奮は異常な吠えに直結していたし。。。



    レオと色々やっていて、
    私がリードを手繰りながら長さを変えつつもっていても、
    レオは今「リードはどこで張るか」を把握している、と感じていた。





    子供が親の手にぶら下がって駄々を捏ねる時、
    親に自分の体を預けきっているのに似ている。

    ただ、ニュアンスとして、パーは、この親への信頼を裏切るものではない。
    「カックン」と、いつなるか分からないからリードを張らせなくなる…というのではない。
    リードはつっかえ棒じゃないんだよ、飼主さんはキミの体を強制的に拘束しないよ…を伝えるものだと思う。
    不思議だが、外見上全く同じに見えるテクニックをしていても、
    この心情の持ち方がバッチリ犬に伝わる。
    「カックン」で寄っかかるといつ身を引いて支えてくれなくなるか分からない人…と思われるのと、
    自立を自制を支えてくれる…と、全く違うモノが伝わる。
    本当に不思議だ。。。




    犬が逆バンジーしているのは正しくない依存状態なのだと思う。
    その状態に慣れて、その中に歓びを見出した結果というか…。



    人に興奮する犬も…何かに似ているな〜と思ったら、
    ……「追っかけ」だね。

    一昔前なら「杉様〜」みたいな。
    ワイルドな杉ちゃんじゃない方だけど^^;
     
    ジャニーズや、宝塚や…
    追っかけって追っかけるだけで興奮する。
    そのハイテンションが非日常の刺激で愉しい。

    追っかけをしている人は、追っかけている対象が好きだから…というけれど、
    好きでも追っかける人と追っかけない人がいるのは、
    追っかける人は「追っかける」時のハイテンションそのものが愉しいのだ。
    追っかける時のハイテンションで内的報酬が出るのだ。

    飼主以外の人に撫でられるために散歩に出る犬って、こんな感じかな?と思った。


    犬も人も「退屈」って怖いんだよね。
    動物園の動物達が命の危険が無い檻の中で、今度は退屈と戦っている。。。

    脳は、適度な刺激、心地良いストレスを欲している。
    飼育員や飼主さんが適切な遊びを提供出来ないと、
    動物達や犬は自ら危険な遊びを始めてしまうのかもしれない。。。


    男は退屈より電気ショックを選ぶ:研究結果
    http://wired.jp/2014/07/07/men-would-rather-give-themselves-electric-shocks/ 
    @wired_jpさんから




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    犬のPTSDやパニック障害

    • 2014.07.16 Wednesday
    • 09:46
    評価:
    グレゴリー バーンズ,野中 香方子
    日本放送出版協会
    ---
    (2006-07)
    コメント:これは日本語、共著だ!

    評価:
    ---
    Premier
    ¥ 1,500
    ()
    コメント:これ!イジー君が使ってた…難しそうなのだ!





    花火を怖がる犬のために飼い主ができること : ライフハッカー[日本版] http://www.lifehacker.jp/2014/07/140715_dogs_and_fireworks.html @lifehackerjapanさんから


    この記事で…

    =====引用します=======

    想像ですが、そういう時の(イヌの)反応は、ヒトの心的外傷後ストレス障害(PTSD)のようなもので、治療はすごく難しいはずです。ヒトの場合はまだ、ある種の認知行動療法によって、勝手に始まってしまう不安反応をメンタルの力で克服できる可能性がありますが、それは大変な作業です。まして、イヌはそこまで高度な認知制御ができません。自分の不安に向き合って、合理的に説明する能力がないので、強い恐怖をむき出しの形で感じてしまうのでしょう。(Gregory Berns氏)

    =====引用ここまで=======


    とあって…

    犬のPTSDについて堂々と書いてあります!



    そして…記事本文に…

    =====引用します=======

    エモリー大学の神経科学者で『How Dogs Love Us(イヌは人間をどう愛するか)』という著書もあるGregory Berns氏は近年、イヌを麻酔や拘束なしでfMRI(機能的磁気共鳴画像)装置にかけて、イヌと人間との複雑な関係を解明しようとしています。イヌにとって花火がつらい理由を、Berns氏に想像してもらいました。

    =====引用ここまで=======

    と、ありました!
    ああ、後述しますが、私はこのMRIの動画を既に見ていました!





    私は、レオの気が狂ったようにクルクル回って吠え続ける、その上、コチラの目も見ない…という様子は、絶対に人間だったらPTSDとかパニック障害とか、そういう名前が付いて、心療内科テキな治療が行われるべきモノだと思っていました。

    でも、当時…もう5年も前でしょうか…「犬のトレーニング」で、そういう事を扱っているモノは見つけられなかった。
    犬のトレーニングと言えば、チョークで釣り上げるモノばかりだった。

    それでも、犬に優しいトレーナーさんはいた!

    その一人がチャーリーママさんだったのですが、
    中でもチャーリーママさんだけが、心療内科というか…犬に対しても、そういう視点を持っていることが分かりました。

    優しいトレーニングや犬語を勧めるトレーナーさんもいたけれど、
    「治療を必要とする心の問題」という視点は持っておられなかった。


    どんなに犬に優しい気持ちで接しても、
    治療の必要な犬と、教育によって伸びる犬とは立ち位置が違う。
    心の傷は教育では治らない。

    ましてや、パニックを起こす程の恐怖を起こしている犬を叱るとか、
    更に驚かせる事で黙らせる天罰法なんてアリエナイ!!!





    私の記事ですが…

    心理学を駆使した犬のトレーニング http://bard.jugem.jp/?eid=1390

    ↑チャーリーママさんを通して教えて頂いた、犬への心療内科テキな取り組みの事。







    レスポンデント反応とは http://bard.jugem.jp/?eid=824

    ↑この記事のコメント欄です。ず〜〜〜っと下の方に…↓

    =====あ6699さんから頂いたコメントを引用させていただきます。=======

    >>学習性レスポンデント反応によって、
    パニック障害の説明も出来ますか?

    レオの場合、
    郵便屋さんや新聞配達のバイクなどで、パニックになります。
    パニックと決めてしまうべきではないかもしれませんが、
    激しく吠える…というよりも、
    音がすると反射的に吠えざるを得ない状態と私は思っているので。


    つまり
    郵便屋さんのバイク=US
    激しく吠える=UR>>

    残念ながら、学習性・生得性共にレスポンデント反応では、パニック障害の説明は一切できません。
    そもそも“パニック障害”という病気だとするのであれば、これは獣医さんに診てもらうべき案件でしょう。
    ただ、状況説明を拝見すると、
    郵便屋さんのバイク接近→吠える→バイク去る
    という随伴性(専門的には「負の強化随伴性」といいます。)で強化されたパターンになります。



    >>チャーリーママさんの
    「名前を呼んでオヤツ」は、条件刺激?>>

    正解です!!

    =====引用ここまで=======


    ↑パニック障害の説明は出来ないのですorz

    でも、私はしつこく……

    「レスポンデントの手続きを踏んでいる」を考える http://bard.jugem.jp/?eid=840

    ↑この記事は、行動分析学でもPTSDやパニック障害は取り扱わない…という事を承知で、こんな事を書かせて頂きました。


    きっと、
    パニック障害とかPTSDとか適応生涯とか、●●恐怖症とか…
    こういうことなんじゃないかな…なんて素人考えで思うワケです。
    PTSDなんて、一瞬で完成してしまう「レスポンデント反応」なんじゃないのかな?
    チェーンショックとか…ねえ。
    学問的、医学的な見解ではないですよ。
    多分、学問的には間違っていると思います。
    私が勝手に思うだけです。
    私はそもそも、メンタル面での問題も、
    軽い症状であれば行動療法が有効かな〜なんて思うタイプなので。


    そして、脳科学者であるGregory Berns氏グレゴリー・バーンズ教授は…
    想像ですが…と前置きしつつも……

    =====引用します=======

    想像ですが、そういう時の(イヌの)反応は、ヒトの心的外傷後ストレス障害(PTSD)のようなもので、治療はすごく難しいはずです。

    =====引用ここまで=======

    と書いている!




    根っこを育てないとキレイな花は咲かない…犬も。。。 http://bard.jugem.jp/?eid=1375

    チャーリーママさんの取り組みには、ちゃんとそういうのがあって、
    だから私はやってこれたし、レオも「良く」なったのです。

    もう吠えても以前のような「我を忘れた」吠えではないです。
    びぃさんが「大丈夫よ〜」、チャーリーママさんも頷いてらっしゃった。。。


    チャーリーママさんの取り組みは、
    難しいだろう…という治療も可能なのだと思います。
    認知行動療法と行動分析学と犬向きに組み合わせて取り組みます。

    レオにPTSDがあるのか? パニック障害だったのか?
    まず、その診断が無いので、言えない事ですが、
    私は、そうであったと思うし、今はそうでは無くなったと感じています。




    古典的条件付けの実験で有名な、
    ベルの音を聞くとヨダレを垂らす犬……
    唾液腺に直接容器を取り付けられて……


    私は、行動分析学と脳科学は絶対に繋がる!って思っていました。

    (脳内物質に関しては、
    やなおさんのブログhttp://mimihana3387.blog90.fc2.com/の影響は大きい^^)


    現代ならば、
    ヨダレを受け止める容器を、
    脳内物質を測るモノに変える事が出来るのではないか!

    そんな風に思っていました。


    そして、少し前にMRIを受ける犬の動画を見ました。

    Dog fMRI Music Video: 
    http://youtu.be/-DTqbLwSwVU?list=PL0A86D981D0E639CB
     @YouTubeさんから


    MRIは人間でもじっとしているのが辛い装置だそうです。
    だから、犬が診察でMRIを受けるとしても全身麻酔だそうです。

    でもグレゴリー・バーンズ教授は、
    犬の普通の状態の時のMRIを調べたかったのです。
    だから麻酔で眠ってしまっては意味が無いのです。

    そこで、教授は2年掛けて犬のトレーニングをするのですね。

    それが!
    クリッカートレーニングです

    犬とは最初に契約書を交わしたそうです。
    酷い事はしない、
    イヤになったらいつ止めても良い、

    教授が「良い人」という事も勿論あるでしょうが…

    そもそも、叱られて我慢してMRIにかかっては普通の状態の犬の脳は観察出来ないわけですから、古くさい犬を叱る訓練では全く意味が無いのです。


    クリッカーはスゴイなあ〜。
    MRIは究極のハズバンダリートレーニングかも〜♪

    沢山ある動画を見ていてちょっと面白いのは、
    教授の時のトレはワンコさんにこやかなのですが、
    黒いメガネの無表情な女性の無言のトレの時は、ワンコさん難しい顔をしています^^

    でも、嫌がって台から降りてしまっても誰も何も言わず、犬を見送る。
    「やっぱ無理!」と降りて行く犬を微笑ましく見ていられるのも強制が無いからですね。



    皆、ブリーダーとは名ばかりの、繁殖屋=パピーミル(仔犬工場)で繁殖され、
    ペットショップに陳列(生体販売)される事で、
    犬達がどんなに心を傷付けられてから、各家庭に買われて行くか……

    こういう研究でどんどん明らかになっていくと思います。


    そして、そういう心に傷を受けてしまった犬のトレーニングは、
    叱るのはどんな犬にもダメですが、
    「教育」目的のトレーニングは、更に心に負担を掛けるだけだと思います。
    まずは治療……ケア、なのだと思います。

    だから、チャーリーママさんは「まず犬に安心される人になって下さい」と。
    犬が飼主さんとその一家、その家庭を安心出来る場所だと受止め、
    自発的に行動出来て初めて「教育」テキなトレーニングが出来るのです。


    私は社会化のドッグトレーナー
    http://charlie1210.blog113.fc2.com/



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    一般論と個別の案件

    • 2014.07.15 Tuesday
    • 14:36
    ネットはいろんな情報が飛び交っていて…
    でも、概ね、ネットのお陰で今までだったら絶対辿り着けなかった情報にサクサクと辿り着けるのであり難い部分の方が多いのです。


    でも、時々、ネガティブというか…
    これは今の私を萎えさせるな〜という情報にも出会います。
    今は比較的落ち着いているので、こんな風に書けますが、
    そうでない時は、ちょっとの事で心が揺れてしまうし、
    揺れた自分が辛いし…という事もありました。


    そうして振返って見ると…

    心がザワツク情報って「一般論」だったりしますね。

    「コレじゃダメなんじゃないか…」という気持ちで読むと、
    当てはまっちゃったりする。

    でも「個別の案件」に「一般論」を当てはめちゃダメなのよね。




    気になっているのは「過保護」というキーワード。

    過保護って悪いイメージの言葉だよね。
    「過保護ですね」って言われて「うれしい」って人はいない。
    「過保護」という言葉自体に否定的意味が含まれている。
    こんなのがマキビシのように散らばっているところは気を確かにもって進まないと…^^;

    レオへの働きかけをしている時、
    それは古典的条件付けを意識してやっている事だから、
    自分のやっている事に対して神経質にもなります。
    一生懸命取り組んでいる時に言われたくないのが「過保護」という言葉だったりもしますね。
    一生懸命取り組むのがイケナイって言われてしまったら、どうしたらいいの?って。

    過保護って犬や子供に意識して働きかけている人なら、
    誰でもドキっとする言葉ですよ。
    実際に過保護でなくても、意識して働きかけているのだから、
    やり過ぎてはいないか…って気をつけているのですから。

    トレーニングしていると当然気になる。
    何かを頑張っている人に、
    筋トレやりすぎ、だから腰が痛いのよ、とか、
    勉強やり過ぎ、だからかえって成績が頭打ちなのよ、とか、
    頑張ってやってる人には大体当てはまる。

    でも、本当にヤリスギなのか否かは個別の案件だから、
    ケースごとに精査しなくちゃ分からないんだよね。
    「過保護」って他人からかけられる、無責任な言葉の代表かもね。
    頑張っているライバルの歩を止めるには最適な文言ではある。




    一般論として「そういう場合、過保護が原因かもしれません」という言葉は成立するけれど、
    それが「今の自分」に該当するワケではない。
    むしろ「過保護」と言われてドキっとする人は「過保護にならないように気をつけている人」の方だと思います。
    …ということは「過保護」という言葉でドキッとした人は、過保護でない可能性の方が高いと…私は思います。


    私も、そういう言葉で振り回されました。
    そして、レオが最も不安定になるのが、

    結局、そういう言葉に私が振り回されている時でした。
    何のことは無い、私は大丈夫!って明るく前向きな時の方がレオもスッキリ前向きだった。
    本当にレオの事を思ってくれる人は、
    私を不安にさせるような事は言わなかった。



    否定的な意味を言外に含む言葉を使うという行動……
    考えさせられました。
    私だって聖人君子でもない、お悟りを開いたワケでもマリア様でもないから、気付いてしまったのだからいろいろ考えないと…だね^^;





    自分の問題は常に個別の案件です。
    一般論には当てはまるものもあるし、当てはまらないものもある。
    ドキッとするのは当てはまるものではなく、
    「もしそうだったら嫌だな」というレーダーが反応しただけ。

    むしろ、その人は一般論でなぜ人を不安にさせようとしているのか?
    その目的を考えた方がいい。








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    罰的手法を見分ける方法。

    • 2014.07.15 Tuesday
    • 13:18
    私はチャーリーママさんのブログを読んでずっとやって来たのですが…

    http://charlie1210.blog113.fc2.com/
    私は社会化のドッグトレーナー

    ただまあ…基本、通信教育なワケで、
    読み違えたりもするワケですね。

    それは誰が誰のモノを読んでも起こりうる事。


    特に活字になってしまったモノを読む時は、
    書いた人の声でなく、
    「私」の声での読み上げになる。

    役者がたった一つの台詞を全く違った心情にして言う事が出来るように、
    書き手の心情と全く違う思いで自分は読んでしまうのかもしれない。
    それが「活字」ですよね。
    手書きならまだ、書き手の何かが現れているのですが、
    活字は「中性刺激」ですね。
    そこに自分が何を対提示しているのか…ですね。



    お仲間さんやアンチさんや…そういう方のブログ等を見る時…あれ?これって私の読み方と違うのかな?
    という事があります。
    まず、自分がドキっとしますよね。
    間違えてたかな?って。
    それで軌道修正出来る事もあるし。


    チャーリーママさんを読んでいても「犬を変えたい」という気持ちが根底から抜けて無い人もいるのだろと思います。
    私がそうだったし、そういう気持ちで読んでいると、
    「犬を動かす手法」ばかり読みあさっていたりしますね。
    そんなつもりはなかったんだけど、
    今思えば、上手くいっていない時ってそうでした。


    私は、自主的な通信だし、認定もやってないし、
    基本的に採点も評価もいただいていませんから、
    どれだけ自分が理解出来ているか分からないです。
    それが不安であった時もありましたが、
    「あ、虫一郎を採点するのはレオか…」と気付いてからは気が楽になりました。
    最初は「レオが吠えているからダメなんだ」、
    つまり「レオの吠えが止められたら、私はちゃんと読み込めて実践できたという証明なのだ」…みたいに考えいていたのです。
    「アナタがそんなだから!」に振り回されていたのですね。
    「吠えているからダメ」というのは「レオからの採点」ではないですね。
    吠え止ませる事が目的ではないのですから。

    自制が効かない位に吠えているのを止める…というのは、笑顔で幸せに過ごす…ということへの途中経過に過ぎない。
    そこをゴールと思うと、全ての道を誤ってしまう。
    …そんな感じがします。

    レオが笑顔でいること、これが採点。
    …と思ったら、上手く言えませんが、自分がレオに押し付けていたものが段々分かって、押し付けなくなりました。

    すると、自然にレオとの会話がスムーズになって、
    いろんな事が楽になりました。





    ああ…そんな事じゃなくて^^;


    一生懸命読んでいても読み違える事ってあるし、
    自分の無意識のフィルターで読もうとするし…

    それが「アンチ」だったら、もう初めから否定する所を探しているようなものですからね。
    「読み違え」のオンパレードと言っても良い。

    でも、私はなるべくそういう方のは発言は見ないようにして来ました。
    一つには悪意に満ちた発言は見るだけでシンドイ。
    …これは最近分かった事ですが「罰的」なんですね。
    悪意の発言は届いた先の人の行動を弱化させたいワケですから。
    罰的手法に基づく文言に満ちている。。。


    それでは、そういうのを避けては情報の集め方が片寄るのではないか?
    そういう脅し文句も聞こえます。

    情報の取捨選択…これが大事です。
    要らない情報…不要というだけではなく、
    毒物も混じっているのが情報です。特にネットは。。。
    「犬を3分でナントカしちゃう」情報なんて毒以外のナニモノでもないです。
    でも「良く効く」と言われて使ってしまう。
    ところが、あれは効かない上に毒で家族全員…
    アリの巣コロリみたいにやられちゃいますよ。
    そういうあってはならない情報もあるのです。
    何でも手に取れば良いというものではない。
    情報の目利きにならないと…。

    私の基準に大きく加わったのが「行動分析学」ですね。
    「罰的手法」を使っていたら、これはもう絶対NG。
    行動分析学の目利きフィルターは一家に一つ、
    これからは必需品ですよ^^



    私は基本的にチャーリーママさんの方法を気に入っています。
    犬を否定しない。
    お陰でレオは元気一杯ワガママ^^あんなに怖がりで表情もなかったのに。

    そこに軸を置いて、
    「罰的」な方法を使わない方々の情報を集めます。

    自称・犬に優しいトレーナーさんの中にも、
    「罰的な方法」の認識が違えば、
    体罰こそは使わないものの、情報の中に罰的な方法が紛れ込んでいる。


    行動分析学を知ることで、
    そういうモノを見分ける目を養って来たと思います。



    そして、アンチさんでも、読み方が違う人でも…
    とにかく、そういうモノに触れた時に…
    こんなに避けてても触れちゃうものです。
    散歩で苦手な犬をスルーしてても鉢合わせしちゃう時はある…みたいなものですね^^;

    とにかく、そういうモノに触れた時に、
    「どこを読み違えているんだろう?」と思う事が、
    今にして思えば、私にとって勉強になっていますね。

    実際の議論をする力は私にはありませんが、
    妄想議論というか^^;
    一人で架空の議論をしてみる…
    反論を作っていくうちに、自分の理解が深まる。

    一つ前のマインドコントロール等はその最たるもので、
    私自身が「古典的条件付けを使ったらレオをマインドコントロールしてしまうのではないか」と抱いていた不安を、
    根本から「犬の心に触れるということ」をキチンと自覚させてくれました。


    悪用したら、世間が言う悪い意味のマインドコントロールです。

    私とレオはそうはなっていない。断言出来ます。


    上手く行かなかったとき、私はどこか読み違えていた。
    それらを修正してくれたのは、
    お仲間さんの何気ない発言だったりしました。
    そういうヒントやお手本に素直に耳を傾ける方法も身に付けられたのだと思います。
    最初は、やっぱり頑固だった。
    どこか頑なだった。

    そういう自分の事をトレーニングしてきたのかな…。





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