直観型というのは「閃く(ひらめく)」人です。
まず、答が閃くので、それを採用する場合が多いようです。
一つ閃くと、それを答にします。
昼食を食べようとした時に、
「今日はラーメン」と閃いたら、それを採用します。
そのように閃いたときは、その後、あまり迷いません。
現実型は、データを収集します。
答を導き出すまでに、それに関わるデータをなるべく収集しようとします。
昼食にラーメンが良いか、カレーが良いか、
自分の空腹の具合、店までの距離、料金、好み等、
考え得るデータを挙げて検討します。
直観型は、あまり考え込まないので、答の理由を聞いても、
「よく分からないけど、なんとなくそう思った」というような返事が返ってきます。
確かに閃きに理由などありません。
図形の問題を解く時など、直観的に面積の差を把握して、
そこから計算をしていく等の数学的なセンスのある人もあるようです。
現実型は、データを収集するので慎重になります。
子供の頃は、経験が少ない為に直観的であった人でも、
成長と共に現実型になる場合も少なくありません。
失敗の経験が、次に同じ失敗をしない為に慎重になり、
直観に頼って行動する前に、様子を見るようになる為と思われます。
直観型のセンスは貴重です。
しかし、はずれる時もあります。
根拠が無くても不安に思わないので、占いを信じます。
当たる時もあれば、はずれる時もあるという事です。
現実型はデータを集めるので、
過去に失敗に対して、正しい分析と解決策を見出していれば
失敗は少なくなるかもしれません。
しかし、データを集めるまで、そこに留まるので、
迅速な行動はしにくくなります。
迷いも生ずるかもしれません。