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    犬を「叱らない」という哲学

    • 2011.11.09 Wednesday
    • 11:48
    評価:
    夏目 真利子
    文芸社
    ¥ 1,155
    (2011-08-01)
    コメント:犬飼い必見の犬の哲学書

    そう「しつけ本」じゃないんですよ。
    「哲学書」なの。

    哲学書って何も小難しい文言で書いた難解なものではなく、
    「考える」っていうことでいいでしょ?

    私のこのブログでず〜〜〜と前ですけど、
    「虫一郎さんは哲学をしているのですね」と言って下さった方がありました。
    私よりも学問のある方がそう言って下さって私はもの凄くビックリしました。
    「哲学」って「哲学者」とかがするものだと思っていたんですもん^^;

    でもね、哲学って…今は、誰もがしている、するべきことだと思います。
    マイケルサンデルは、それを人々に語りかけている。
    「話し合おうじゃないか」って。

    「哲学」に何の力もない。人間はこの2000年、哲学では「戦争」を解決出来なかった、と言われたことがあります。

    本当にそうでしょうか?
    私たちは「哲学」をちゃんと使えて来たのでしょうか?


    「宗教」と「哲学」の区別がつかない人は多い。
    実際、かぶる部分もあるんだと思う。

    私は、宗教と哲学の明確な違いは「拝む」こと「祈る」ことだと思います。
    哲学は、拝まない、祈らない。
    初期の仏教は哲学であったと思いますが、後に宗教になったのだと思います。
    ユダヤ教は哲学であるのかな…と思います。私に断言できる程の理解はありません。
    キリスト教は、発生の時から宗教であったと思います。
    …というか、ユダヤ教だけでは足りなかった宗教の部分だけを切り取って、
    宗教としての確立を目指したものではなかったでしょうか?

    むむむむ↑この辺…日本の宗教としての仏教…「南無阿弥陀仏」親鸞の念仏を唱えれば成仏出来る…と同じ???


    日本人は戦後「宗教」を胡散臭いものとして遠ざけてしまったから、
    純粋な祈りや、自然を神として畏敬の念を持つことも忘れてしまったのかもしれない。

    胡散臭い宗教というのは、人の心を操るもののこと。
    これを各人が明確に弁別することが大事。
    同じ道具や方法が、使う目的によって、便利は道具にもなるし、凶器ともなる。
    純粋な神への祈りを狂気にしてしまうのは人を操りたいという「人間」の「問題」。

    そのためにも、人はそれぞれの心の中に自分の哲学を持つべきだと私は思う。

    自分の哲学を確立していない人が、誰かの強い意見、大きな声で発せられる意見に流されやすい。



    犬に対して「叱らない」という視点から、犬を考える哲学。
    それがチャーリーママさんのしていることなんじゃないか?
    って、最近の私は思うワケです。

    人から見えやすいのは「犬のトレーニング」なのでしょうけど…。


    「叱らない」という哲学。

    私、ほんと、まっちゃんママさんとの「刀」のヤリトリのところですね。

    まっちゃんママさんが、私より先を見ているのは、なんとなく分かっていたんです。
    私の見えていないものを見ながら…前方の頂の先を指先ながら、私に何かを伝えようとしている…そんな感じはするけれど、私が立っているところからは、どうも見えない。それよりも私はまだ足元をガサゴソと探っていたい…というような、そんな感じがしていました。
    それが「叱らない」「叱るを完璧に封印」という気持ちにバッサリと!そうバッサリと立ってから、見えるものがガラッと変わりました。

    やっと、チャーリーママさんの哲学が見えて来たのかな〜なんて思います。

    たとえばね、エソロジー(動物学)。
    これをチャーリーママさんが取り上げるのは「犬という生き物へのリスペクト」を基本に置いてくださいね、ということ。
    けして、動物学→犬とは吠える生き物だから、吠えるのは仕方ないんです。…ということのために取り上げるのではないのですね。
    犬が吠える生きものであるということを知り、その気持ちを尊重すること。
    犬の犬らしい行動を尊重する=「犬」を「リスペクト」する。
    まず、その為にエソロジー(動物学)も知っておいてくださいね、ということだと思います。


    でも、これじゃあ、結局何も変わらない。
    「じゃあ、それにはどうしたらいいんですか?」に応えるために「方法」がある。

    大声で吠え続けてもらうと一緒に暮らせない…という問題をどう解決するか…という方法をチャーリーママさん流で教えてくれる。

    時には、クリッカーであったり、リラックストレーニングであったり、行動分析学であったり…
    私は、その「方法」はなんでもいいと思う。犬を精神的&肉体的に苦しませるものでなければ。「誰それ流」という括りをつける方が危険だと思う。
    その方法を発案したのは「人」に過ぎない。
    その方法だけで完結することはないと思う。
    学問の体系も人間にとっては、その学問を理解するということの前では重要な流れかもしれないけれど、
    自然の前では、何の意味もないことだ。
    自然というのは、広大な山河とかの「大自然」というワケではなくて、
    私のような、ごくごく普通のなんの変哲もない平凡な人間の「日常」「生活」…そう「生活者」だ。

    私のような「普通」が生きて行く…ということが、既に自然の一部だ。
    「権威による箔付け」なんか要らない。
    欲しいのは「犬が笑ったかどうか」それだけだ。

    お友だちの凛ちゃんママは、チャーリーママさんに出会うずっと前、凛ちゃんがお家に来た時から、凛ちゃんを叱るようなことはしなかったワケです。
    かかりつけの獣医さんでは「陽性強化」の方法を教えてもらったりしている。
    いろんなしつけ情報も持っていた。
    その中から、凛ちゃんママの哲学に合う方法をチョイスして凛ちゃんと向きあっていた。
    時には「叱り」を教えるトレーナーさんにも出会ったかもしれないけれど、凛ちゃんママはしなかった。

    だから、チャーリーママさんのお話は思いっきりスンナリ届いたのだと思う。
    あとは、当然チャーリーママさんの方が「引き出し」は多いから、自分で試行錯誤するよりも「引き出し」を見せてもらえば良い。
    それが、チャーリーママさんの「ブログ」。
    いろんな方法がある。時には「真逆」のこともある。
    でも、それは犬によって違うから。ケーススタディだと当然そうなる。
    ケースが違うのに、同じ方法しか提示しない方がオカシイ。

    犬と人の暮らしを支えるトレーナーさんに私が求めるのは、
    そのトレーナーさんの「哲学」なんだと思う今日この頃。。。





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    • 11:48
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      コメント
      いやぁ~自分のことが書かれていると、恥ずかしいですね~f(^^;

      うん、そうなんですよ・・・
      チャーリーママさんの言葉を聞いて、自分のやり方や、凛に対する気持ちが、着地?したような気がします。
      んーー…なんて言ったらいいのかな??
      この気持ちでいいんだなって、思いました。

      凛の悲しい顔は見たくないですね。
      私のそばで安心していてほしいです。
      私が守るから「まあ安心して、吠えてなさーい」ですよ!(笑)
      必死に吠えている、真剣な凛の顔みてると、「一生懸命で可愛い☆」って思ってしまうのですが、
      「いかんいかん!回りの人にご迷惑だわ!」って、宥めます・・・
      本当は好きなだけ、吠えさせてあげたいけど、そうもいきませんね。

      吠えるバカ犬を連れている『ダメでかわいそうな飼い主』ではなく、
      吠えて危険を教えてくれる、ステキ犬を連れている『恵まれた飼い主』です!
      凛のお陰で日々安心して暮らせます(^-^)v
      凛はチワワだけど『番犬』になれそうです!

      わが子に対する思いは、みんな同じですよね~(*^^*)
      ワンコもママも、いつも笑顔がいいね♪♪
      • ロンチー凛
      • 2011/11/09 10:33 PM
      書き忘れました・・・
      これをいつも伝えたいと思っていましたが、何となく照れ臭くて、なかなか伝えられず・・・
      虫一郎さんのワンコを見る『優しい目差し』が、とても好きです。
      いつも目を細めた優しい笑顔で、ワンコさんを見つめてます。
      凛はそんな虫一郎さんが大好きです!
      (あっ私もね!)
      虫一郎さんのブログは、いつも優しさに溢れています。
      一見誤解されやすい人だと思いますが、実はとても可愛らしい女(ヒト)だと思います。
      何がいいたいのかというと、私にもよく分からないのですが、伝えたくて・・・
      キャーーキャーー☆
      なんか告白してるみたいで、恥ずかしいーー(//∇//)
      しかもこんな誰でも見られるコメント欄に・・・(サクジョキンシデスヨ!)
      以上デス(`◇´)ゞ
      • ロンチー凛
      • 2011/11/09 11:07 PM
      今日、うのままさんとお会いして、虫一郎さんの刀の話をしていたんです!

      刀、いらないですよね!

      犬を狭い場所でがうがうさせないですれ違う方法を探すより、
      狭い場所ですれ違わないこと、の方が大事です。

      犬は狭い場所で鼻を突き合わせればがうがうする動物です。

      距離さえ保てれば平和が保てるのです。

      それがエソロジーを学ぼう、ということかな。

      狭い場所で鼻を突き合わせなければならないから、公共の乗り物でマズル義務づけられている国がある。
      これは犬のエソロジーにかなっているのであって、残酷でも強制でもない。

      イギリスではあまり犬を人間の都合で連れて歩かないので、連れ歩くのに制限もない。これも犬のエソロジーにかなっていますよね。

      犬や猫は室内のケージに閉じ込めて飼う必要のない動物です。うさぎやおさるさんはトイレのしつけができないので、ケージやおむつが必要なのです。
      トイレのしつけというのは室内でトイレをさせることではなく、トイレに行きたくなったらお外に出してくださいと、知らせることができるようになることで、知らされる前にお散歩に行けばそれですむことです。
      これも犬のエソロジーにかなっていますよね。

      犬が犬らしくあるために。。。チャーリーママさんのおっしゃる通りですね。

      • まっちゃんママ
      • 2011/11/10 2:41 AM
      ロンチー凛様^^
      凛ちゃんは、本当に優秀な番犬ですね!
      凛ちゃんの言いたいことはよ〜く分かるよ!って言いたくなります。

      いやあ〜「告白」されちゃった♪
      照れますねえ〜でも!皆さん、ココシッカリ読んでおくように^^ほほほ♪
      いえ、私たちはたまたまブログがあったので、こうして褒め合えますが、本当に皆さん、優しいですよね。ワンコがどんどん良いコになっていく。

      ああ、でも「誤解」はきっと「誤解」じゃないと思います^^;
      困ったもんです。
      どうぞ、こんな私ですが、よろしくお願い致します。…フォローとか^^;ははは。

      サクジョ??絶対しません!一番上に飾っておきたいくらい^0^♪



      まっちゃんママさん♪

      昨年の今頃は…まだまだ、孤独な闘いをしていたように思います。
      でも、ブログでまっちゃんママさんや皆さんが支えてくれました。
      まっちゃんの成長を待つように、私にも要所要所で声をかけながら、待ってくださる。
      まだまだ、エソロジーから始めなくてはならないことに、今回も気付かされてしまいましたが^^;
      「分かっている気で」いましたね〜。この記事かいている時点でも。
      で、コメントいただいて…分かっていないですね。悔しいけど。勉強不足です。
      でもね、負け惜しみみたいですけど、これが「イギリス」と「日本」のレベルの差のような気がします。
      日本で犬を飼う人が置かれてしまう状況は、イギリスとはこんなにも違うのだ…という感じです。
      下手をすると、既に何頭も犬を飼っている人でも、ハマってしまう罠がある。
      「屋内で排泄出来ない」ことを「しつけ不足」と言われてしまう日本の現状。。。

      「フェア」ということも、ずっと書きたいと思っています。
      フェアっていうと日本では「対等」と置き換えてしまう気がします。
      犬が人間と対等なんて…と。
      対等とフェアは違うな。そして、対等ではなく、フェアということこそが重要だと納得しました。
      紳士の国ってそういうことなんだな〜と思いました。

      光が丘公園へ行く時に、マズルガードで乗れればな〜って思いました。
      バッグの中にすっぽりと詰め込まなくてはいけないから、小さくて視界を遮りたいコにはそれで良いですが、10キロを越えるようなコで、普通に出来るコには、この「決り」ってどうなんだろう?って思います。
      夏は冷房が効いていても袋詰めでは暑すぎます。

      決りを作ったヒトは犬のエソロジーなんて何にも知らないんだろうな〜。フェアじゃないな…と。

      フェアについて書きたいな〜って思っています。

      犬が犬らしく生きられない…同時に思うのは…人も人らしく生きられているのでしょうか?
      • 虫一郎
      • 2011/11/11 1:12 AM
      犬ってこんなもんなんですよ、っていう共通感覚がイギリス人にはあって、もちろんそれ以上にできる犬、できない犬もいる、その共通認識というか共通感覚というものをもって、犬にとってフェアかどうかを常に考える人がけっこういる、という感じです。
      犬が犬らしくすごしていないと、他人から積極的に注意を受けるのでなかなか大変です。抱っこしていると嫌みをいわれるし(なまけもの、立場が逆、など)、洋服を着せてもそう(犬はコートを最初から着てる)、道で犬がストライキすれば「叛乱か!」とおじいさんに声をかけられる、といった感じ。
      バスに乗る時はシートに座らせないでね、といわれたこともあります。

      鼻に触りながらはなす人が100%嘘をついているわけではないように、狭いところですれ違えば必ず犬はがうがうする訳ではありませんが、がうがうするかもしれない、と知っていることは犬のトレーニングには重要ですよね。

      エソロジーといえばわたしはデズモンドモリスのマンウォッチング初版の熱心な愛読者でした。(おませな小学生)http://www.amazon.co.jp/マンウォッチング―人間の行動学-デズモンド・モリス/dp/4096930067
      • まっちゃんママ
      • 2011/11/11 5:19 AM
      >>犬ってこんなもんなんですよ、っていう共通感覚>>

      これが、どうも日本の場合はズレているというか。
      「●●が出来ない。それでは厳しくしつけないと」という方向に行くのがイカンですね。

      私もすれ違う度に「なんで抱いているんだ」って言うおじいさんに良く会います。日本にもいます^^;
      服は…このあたりでは、小型犬では着ていない方が少ないくらいで。だから、あまり言う人はいないけど…おしゃれで着ている、と思う人はまだまだ多いですね。これも年配の方が多いかな。
      若い方はおしゃれで着せてたりしますから、何とも思わないようですが、年配の方だとひけ目を感じるのかもしれないです。
      ストライキしていて、通りかかる人に笑われてしまう飼主さんもいます。
      この時「笑われる」って、コチラでは、通りかかる人は「微笑ましい」くらいの気持ちのようですが、飼主さんは結構どーんと凹んだりするんですよね。
      飼主さん自身も「犬が私の指示に従わない。それを笑われた」と感じるのでしょうか?

      …なんだろう…似たような出来事は起っているけど、どうも、イギリスと日本では、それぞれの心に起ることが違う感じがします。

      ああ〜また魅力的な本を…^^;私読書家じゃないのに…気になるじゃないですか!^^ははは。

      そうなんです。
      >>鼻に触りながらはなす人が100%嘘をついているわけではないように、狭いところですれ違えば必ず犬はがうがうする訳ではありませんが、がうがうするかもしれない、と知っていることは犬のトレーニングには重要ですよね。>>

      これこれ!
      「型ハメ」に使ってはイケナイんですよね。
      「可能性」というか、該当しない場合もあるが…という「手がかり」という使い方をすると、とても力になると思います。

      リーダー論にしても、どこかであまりにも簡略化され過ぎて「型ハメ」に使われることで誤った方向へ向かう。。。

      方向性や大雑把な括り、手がかりなどとして活用し、その先は個体差を見なければならない。

      さらに、その結論を、どう使うか…はその人の「生き方」によって違う。
      この「価値観」を他者に強要してはイケナイ。

      公立校に行く人、私立をお受験する人、スポーツで金メダルを目指す人…それそれで良いのですよね。。。

      私は、チャーリー組は……「自由学園」とか「シュタイナー学校」かな〜なんて思います。
      いえ、もちろん、私がシュタイナー学校をどこまで知っているか…というと、本で読んだだけですけど。
      自由学園は、昔一緒に働いていた人がそうでした。
      デネブという牛を飼育していて、後輩がちゃんとソーセージにして食べちゃったそうです。(牛の名前を…私覚えていましたね!びっくり!)
      だから、妻夫木さんが主演した実話の映画「ブタがいた教室」http://ja.wikipedia.org/wiki/ブタがいた教室
      は、目新しくは感じませんでした。

      あああ〜脱線しすぎました^^;ははは。
      • 虫一郎
      • 2011/11/11 5:24 PM
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