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    「問題行動があるからトレーニングするのではない」

    • 2014.07.12 Saturday
    • 16:40
    『ilove.cat』
    「キャットインストラクターが教える、猫との信頼関係の築き方」Edit&Text:Madoka Hattori
    http://ilove.cat/ja/12982

    坂崎清歌さん(http://happycat222.com)



    このインタビューの中で坂崎さんは、
    「信頼関係」の事をずっと言ってる。
    クリッカーが単なる芸ではない事。
    また、猫をコントロールする方法でもない事。

    コントロールという言葉も人により、時により、ニュアンスが違ってしまうのだけど…


    レオが怖くて吠えている時、
    吠えが迷惑なのではなく、
    吠えているレオの心情が可哀想で、
    それをナントカしてあげたい…と思っていた私。

    ↑この思いに関しては揺れた事は無かったのだけれど、
    でも、私がレオにしていた「方法」は、
    「私」が「ナントカ」させようとしていた。

    レオの為にと思ってしているのだけれど、
    レオ不在…というか。そういう事だったのだと思う。

    だから、レオは私のコントロールを受け入れなかった。

    その後、表面的に見えるやり方を変えたワケでは無い。
    なぜなら「方法」は間違っていなかったから。
    でも私の気持ち…というのか、そういうのが微妙にスライドしていくにつれて、レオの反応が変わっていった。
    文言は最初の思いと変わらないのだけれど、
    レオと向き合う時の私の立ち位置…というのか…が変わった。

    すると、レオが私の思いを受け入れてくれるようになったのだ。
    レオの反応が良くなる事で、
    私のした行動が「正しかった」のだと、レオから正解を貰う。

    その前は、私が「こうして欲しい」という「ゴール」を設定していたのだと思う。
    正解のモデルケースを設定してあって、それと同じようにレオが動くように…と。
    そういう事をさせようとすると、レオからは猛反発をくらった。



    坂崎さんがクリッカートレーニングで築いて欲しいと思っているのはこういう事なのだろう…というのは、そういう紆余曲折を経た今だから、分かるような気がする。

    でも「方法」というのは難しい。

    「クリッカーなら」「クリッカーだから」…優しい方法…というワケではないのだ。

    クリッカーを芸を教える為だけに使ってしまう人もあるだろうし、
    クリッカーを命令としてやってしまうかもしれない。
    報酬があれば優しいのか?
    叱りがなければ優しいのか?

    言う事を聞かせたい、
    自分の望んだ結果に持って行きたい、
    そういう思いで臨む限り、
    クリッカートレーニングでさえも支配的になってしまう。

    使う人、なのだ。
    学習理論に則った方法だから伝わりやすい。
    だからこそ、出来上がった「芸」という「結果」ではなく、
    作りあげていく過程で相互に繋がったコミュニケーションチャンネルを大事にしなければ。


    命令である限り、優しくは無いと、私は思う。
    レオは私が命令と思わなくても、
    レオが命令と思ったものは受け取ってくれなかった。
    こういう犬は私に「間違い」だとフィードバックを返してくれているのだから、実は有り難い。


    「命令」をされる事が苦でない犬もいる。
    いや、犬はむしろ苦にしない。
    だからこそ、クリッカーで芸を仕込んで満足!では勿体ない事だ。
    余計なお世話だが^^;


    クリッカーを命令を伝える道具にしてしまってはイケナイ。

    クリッカーで上手に指示を伝えられるようになったらそれで満足…では、大事なモノを見落としている。

    命令とコミュニケーションは違う。
    命令は一方通行だ。
    伝えた指示の結果しか見えていないと、指示が通っただけで
    「自分と相手はコミュニケーションが通じた」と勘違いしてしまうのかもしれない。

    それはコミュニケーションではなく、命令なのだ。



    コミュニケーションというのは相互に行き交うもの。

    コチラからの指示が伝わり、
    相手からの反応を確認する。

    相手からのフィードバックを受け、
    その上で、コチラの次の行動が起こり、
    それによって、また相手の行動が起る。。。

    インタビューの中の
    ―トレーニングをすることで得られる一番のよい点は?

    この質問への坂崎さんの答えがそうですね。
    相互に行ったり来たり。
    つい主観になってしまうのは、誰しも仕方の無い事なのだけれど、
    コミュニケーションは「私」の思惑だけで成り立つものではない。
    相手が人に限らず、犬でも猫でも。




    私は前の記事で、
    罰とは…
    「行動の後の嫌な事←つまり、これが罰です。」

    と書いた。
    行動が減っていったら、それが罰なのです。


    坂崎さんのインタビューでサラッと「褒め」について書かれています。
    行動分析学を齧っていないと、サラッと通り過ぎてしまいそうです。
    なぜなら「自分は褒め方を知らない」と思っている人は、まずいないだろうと思うからです。
    自分が褒め方を知らない…と悩んでいる人であれば「!」となるかもしれない。


    坂崎さんのインタビューには、
    トレーニングでいう“褒める”というのは、行動を増やすこと。とあります。


    そうです。罰は行動を減らす事。
    行動が減ってしまったら「叱った」という事なのです。
    自分は叱っていません、という人は一杯いますが、
    叱ったか否かは、ワガコが教えてくれます。
    ドッグイズミラーですね。


    褒めは行動が増える事。
    上手に「褒め」が伝わっていたら、
    褒めの前にしていた行動が増えるのです。
    褒めもちゃんと出来ていたか否かはワガコが教えてくれる。
    これもドッグイズミラーですね^^


    クリッカートレーニングを支配的な意識でしたら、
    多分「褒めポイント」を見つけられないと思います。

    坂崎さんがカメラの事をおっしゃってますが…
    絶妙な瞬間を切り取るには、技術だけはない、被写体への愛情がないと細かい観察は出来ない。。。



    私の尊敬するカメラマンの方は、空手の試合写真を撮る時に連写を使っていませんでした。
    聞くと、その瞬間を確実に撮る為には連写では難しい。
    狙ったところとズレてしまう、というのです。
    こんな早い動きの中からその瞬間を抽出して、たった一瞬のシャッターを切る…のですね。
    この方は自分でも空手をする人だったので、
    「その瞬間」を良く知っているのです。
    だから、出来上がった写真はまさに技が決まる瞬間のものばかりでした。

    指導の上手な先生の「そう!」というタイミング。
    自分では気付かない瞬間を掴まえて「出来てるよ!」と言ってくれる、その時は自分では分からないのに、その感覚を頼りにしていくと、どんどん掴めてくる。
    「そう!」を上手に言ってくれる先生の時間はコッチも楽しい。

    逆に「ダメ」ばっかりの先生もいて…
    一時間で全てを辞めてしまいたくなりました。


    …そんな事を思い出しました。

    「そう!」というタイミングを掴まえる練習。
    「褒め」を伝える練習。
    相手の反応を見る練習。
    知る練習。理解する練習。。。

    クリッカートレーニングで、犬や猫をトレーニングしていると思ったら大間違いですね。
    人間が見たり褒めたり…そういう事を学ぶトレーニングですね。



    支配性をどこかに持ってトレーニングしたら、
    こういう細かい事をすっ飛ばして、ガーッと「正解」と自分が思っている「結果」としての「芸」を押し付けちゃうんだろうな。




    実は私、レオが最初に来た時に、3日目位で「オスワリ!」ってやったんのです。お尻をちょっと押したらレオはすぐに座ったので「褒め」ました。
    ……その時のレオがどよ〜〜〜んとしてたんですよ。
    そもそも私の目すら見ないのが通常だったのですが、
    それが、より以上にどよ〜〜〜としてしまった。

    「私に褒められても嬉しく無いんだな」と思いました。

    一応食餌の前にはオスワリとかさせるべきだ…みたいな気持ちがあったので、させてはいたものの…暫くしてヤメました。どよ〜〜んが私にも辛かったから^^;

    だからオスワリという行動は強化されたのですが、今思えば、好子消失阻止の為のオスワリだったのか…


    私はレオにとって「褒めてもらって嬉しい」そういう存在ではなかった、のですね。




    そういう関係の作り方が、坂崎さんがおっしゃるクリッカートレーニングなのだと思います。

    結果として芸を教える事ではない、
    トレーニングの過程で絆を作り、互いのコミュニケーションツールを磨いて、意思の疎通を滑らかにする。

    その為にするのがクリッカートレーニングである。。。


    問題行動があるからトレーニングをするのではなく、猫が楽しんでくれるから一緒にトレーニングを楽しむ。その結果、人間から見た時に問題だと思われていた行動も改善されていく。それが私の目指すトレーニングなのです(インタビュー記事より)







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