犬を買って(飼って)犬に癒されよう!…ということには真っ向から対立しちゃいたい私なのですが…こんな時間を一緒に過ごしていると、きっと私は癒されているんだろうな、と思います。
まだまだ懺悔が残っていました。
リードショックのこと「強く」書いていますが、私だって半年前には肯定していたのでした。
昨年の今頃でしょうか、いつもの公園でビーグル君が訓練士さんに訓練されていました。
脚側歩行の練習をしているんだな〜というのは我々素人にも分かって、皆で興味津々でそっと見ていました。
皆、それなりに「しつけ」に自信を持ちきれず、パピー教室に通う人があったり、どこかに訓練士さんいないかしら?という人もありました。
まだ、犬が1歳とか2歳、3歳の子はその集まった中にはいなかったかな?
「パピー教室」で効果があった、という人はそこにはいませんでした。
お教室で興奮して吠えてしまう、家でもそういう状況で、そんな時ワンコを持て余してしまうので、対応を知りたい…というつもりで通うのだけれど「じゃあ、○ちゃんは落ち着くまで衝立ての向こうで見学」ということになってしまって、行っても行っても見学…オヤツをご褒美にするけど、オヤツがどんどん美味で高級高価なものになってしまう、と嘆く方がありました。
これは、お教室の先生と飼い主さんの間でのコンセンサスが取れていないな〜と感じました。
良い方法を指導されているのかもしれませんが、飼い主さんは先生に自分の気持ちを理解してもらえてない不信感がある。だから「良い方法」も伝わらないだろうなあ〜と。。。う〜む、ここでも「犬のしつけの問題」ではなく、「人間同士のコミュニケーションの問題」だな、と感じました。
さて、公園での脚側歩行。
訓練の邪魔にならないように遠巻きに見守っていました。
実は、高齢、70代かな?と思われる方が、ビーグルの仔犬に引きずられるように歩いているところを見かけてはいたのです。私も「なんで?ペットショプはこんな無茶な商売を?」と思ったことがあったのです。
どうも、そのビーグルちゃん、とうとうおばあちゃまを引っ張って引きずり倒しちゃったらしいんです。おばあちゃまは怪我をされて。。。
それでご家族が検討して「訓練を」ということになったようです。
訓練が進むと、我々のいる方へ歩いてきてすれ違ったり、犬と会っても静かにしていられるように、という段階に入ったようでした。
そんな時に訓練士さんお話できました。
犬の好きな優しい方だと思いました。
ただ、訓練方法は「警察犬訓練」が基本で、つまりリードショックを使う方法でした。
私はこの時「リードショック」を肯定していました。
犬の訓練というのは「警察犬訓練」のような訓練しかない、と思っていたからです。
訓練するとなったら、この方法しかないのだ、と思っていました。
正しい歩き方とは静かに脚側歩行をするものだ、とも思っていました。
特にビーグルちゃんのご家庭では、おばあちゃまがお散歩することも多いらしく、おばあちゃまが持て余してしまうと…飼育困難になりかねないのか?と。
ビーグルちゃんは、とっても良い子なんです。
興奮するといっても、若い犬なら当然のはしゃぎ方に思え、むしろ全身で「人が好き〜」という社交的で明るい子で、本当に健康的な若い少年でした。
ただ、ビーグルですから、臭いを嗅ぎたくて前で行きたがるし、人が好きだから遊んでくれそうな人を見つけると全力で前へ出て飛びつきます。かわいい〜♪
…のですが、それがこのご家族には仇になっちゃったようで。。。
では、うちの犬は訓練するかしないか?
我慢して前へ出ないように歩くビーグルちゃんを見ていて、脚側歩行をするようになったら「つまらないな」と私は感じていたので、わんわん言っても訓練はいらないな、と考えていました。
もう一つは、先代のワンコに近所の獣医さんに勧められて、2〜3日やったことがあります。私より前へ出たら首輪をピン!と引いて。。。
なんか、どんどん「何かが」悪くなるような気がして止めた、ということがあります。
ある時、まだレオが仔犬の頃、ワンワン言っていて、いきなり「その犬はまだしつけが入っていないのね」と言われて、超ムカついたこともありました。
(その時はあまりに悔しかったので、その方の前で、「うちはしつけなんて入ってなくていいんです!」と言い放ってから、レオにオスワリから待てをさせて、「位置について・ヨーイ・ドン!」のかけ声で走る!というワザで走り去りました!)
ビーグルちゃんの訓練は一ヶ月とか二ヶ月続いたような気がします。
ある時、公園にやって来るコーギーちゃんが訓練を受けたそうです。
訓練といっても、無料のお試しサービスみたいな…。
このコーギーちゃんは、この頃「もっとお散歩したい」と言って、公園の出口に向かおうとすると動かなくなりママを大変困らせていました。
公園に2時間いても3時間いても「帰らない」のだそうです。
ママはとても優しい方で、時間があればあるだけコーギーちゃんの気が済むまで付き合ってあげたい、と考えるような方でした。
それを見かねて訓練士さんが声をかけたのですが。。。
その噂を聞いて、コーギーちゃんのママに「どうでしたか?」と伺ってみたところ…
「私は、○○の「キャン」という声が可哀想で、もうあの訓練は結構です」とおっしゃいました。
この時の私は「犬に甘すぎるのではないか?」とも思っていました。
でも、ずっとこの方の言葉は耳に残っていて…
ではウチのワンコが、簡単に抱き上げて強引になんとかできる小型軽量非力なポメでなく、ビーグルやコーギーだったら、私は「可哀想だけど仕方ない」と、あの訓練を受けさせるのだろうか?と考えるようになりました。
それが、リードショックを反対する始まりでした。
*言うことの聞くおりこうさんになる犬のしつけ講座を案内しております。
宜しければ、一度サイトをご覧ください。
酷い宣伝の仕方ですねえ〜
心の欠片もこもっていない!
私のブログのほんの隅っこも読まずにスパムだけを飛ばしている。
こんな心の無い方に犬を預けるでしょうか?
たった2秒で犬の心を壊す方法なんて私の人生に必要ありません!
「しつけが入ってなくてもいい」なんて、それこそ甘えです
もし自分の犬が他の人に不快な思いをさせたらどうするんです?それだけならまだしも、人を傷つけるようになったら?
人間だって「しつけられて」常識を学びます。その方法は多種多様なように、犬にも「勉強」が必要です。
「不快な思いをさせたらどうするのか」
「傷付けたらどうするのか」
と「名無し」で、
スポンサーサイトが出るようなブログに書き込む。
しかも、名無しで書き込む人に共通する「ろくに読んでいない」。
そういう名無しの行為は誰も傷付けていないというのか?
「しつけられて学ぶべき」なのは誰のどういう行為なのか…
我々は常に考えなければならない。
*中庭にも時々、オジャマしてます♪
もう5年も前の記事なんですね。まだまだ変わってないんだなぁ〜(そうだよねぇ〜)なんて、ビックリしちゃいました^^;
大きい子も、小さい子も、私たち人間が種の違う犬に向き合う姿勢は変わらない。変えてはいけない。
そうですよね^^
『ヒトはイヌのおかげで人間になった』という言葉が、(そう。本のタイトルです)ようやく意味が分かるようになったなぁ…と感じております。
レオは元気ですか?♪
また、どこが会えたら嬉しいです(ここで書くことか?^^;)