スポンサーサイト

  • 2017.03.27 Monday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    犬のしつけ教室

    • 2010.04.10 Saturday
    • 21:38
    今度ですねえ〜「犬のしつけ教室」があるんですって。

    私は、いまでは、フルチョークはもとより、
    ハーフチョークもカラー(首輪)の使用も反対です。

    その理由は、犬に与える想像以上のストレスと、カーミングシグナルの阻害です。

    リードが及ぼす犬のコミュニケーションへの影響 (1)
    http://dogactually.nifty.com/blog/2010/02/post-1f04.html

    リードが及ぼす犬のコミュニケーションへの影響 (2)
    http://dogactually.nifty.com/blog/2010/02/2-5ffd.html


    せっかく、ワンコが下を向いて臭いを嗅ぐようにしながら歩く、
    というカーミングシグナルを出しているのに、
    服従訓練で行う脚側歩行で、カラーでリードを引いて顔を上げさせて…

    せっかくワンコが下を向いて敵意はない、というカーミングシグナルを出しているのに、
    飼い主さんが首輪とリードで顔を上げさせ、
    「ケンカジョウトウ!」の仕草をさせてしまうなんて。。。

    脚側歩行やドッグショーの姿勢は人間には美しく見える、
    都合の良いものかもしれないけれど、
    犬には不自然なワケですよね。
    そういえば、ミッキーさんちのプルートだって、いつも頭を下げて臭いを嗅いでますね^^

    そうそう、だからドッグショーで「理想的なポーズ」をとれるチャンピオン犬の血筋の子って勝ち気な子が多いのかな、と思ったりしました。

    とにかく「犬のしつけ教室」がある、というので、その団体を調べてみました。

    特定非営利活動(NPO)法人日本同伴犬協会
    http://www.dogside.org/html/jcda.html

    ワンポイントLesson
    http://www.dogside.org/html/lesson.html

    …ダメだ。まずチョークチェーンは
    「失敗しないように導くために役立つ用具」とありますorz

    http://www.dogside.org/pnf01/pnf01_00.html

    こことかね〜なんだかとっても素敵な記事なんですけどね〜
    文章が美しい。心もこもっている。
    つまり、本気で犬を愛しているのでしょう。そういう文章です。

    でもね、その方法が服従訓練なんですね。

    たとえば極端な例ですが、
    オウムのすることが正しいと心から信じている文章力のある人が書くと、
    こういう文章も書けます。
    だから、未だにそれらを読んだり勧誘されたりして信者となる人もあるのです。

    そこにあるのは私は「無私の心」であろうと思います。
    無私の心は美しい…
    しかし、何を対象にその精神が発揮されるのかで、起こる出来事は全く違う。。。

    映画『犬と猫と人間と』の中で、
    戦時中の日本で、毛皮や食料として、ペットの犬の供出を求める新聞記事が出て来ました。
    犬がそういう対象とされたことは知っていましたが、
    その新聞記事の甘美なこと。。。
    「私たちは、勝つために犬の特別攻撃隊を作って
    敵に体当たりさせて立派な忠犬にしてやりましょう」
    現代の我々ならば「えええ?」ですが、
    「そうだ!忠犬にしてやろう!」と思った人もあったでしょう。
    「お国のため」「勝つために」と煽られたら、
    供出したくない、と思った人も
    隣近所の犬を飼っていない家からの冷たい視線に耐えられなかったのではないでしょうか。

    この同伴犬協会の文章に私がひや〜っとするのは、
    とても美しい文章だからです。
    これは、「良い飼い主であろう」とする人の心にぐさっときます。
    上手な文章です。

    これを読むと、
    「良い飼い主として、『しつけ』を、しなければならないのではないか?」と
    心が波立つ感じがするのです。
    …というか、実際、私は随分前にこのサイトを見ています。
    そして、その時は「しなければイケナイ」と思ったのです。

    しかし、その後、チャーリーママさんのサイトを知り、
    いろいろいろいろ考えた結果、辿り着いたのは、
    「犬には優しいハーネスとロングリードでゆるゆる散歩」です。
    そうして、軸となる自分の考えが纏まってみて、
    このサイトを読むと…えええ〜???と言う感じです。

    ハッキリ言います。
    このような犬の「しつけ」法は、時代遅れです。
    もう、犬好きのヨーロッパではやっていないでしょう。

    「専門家」の言う「使い方を間違わなければ犬に負担になることもなく、しつけが入り易い」この言葉…本当ですか?
    自分で自分のワンコを見てもそう思いますか?
    「しつけ」が入り易い?
    その「しつけ」って入れなくてはイケナイしつけ??
    チョークチェーン使わないと入らないしつけ???

    こちらを是非読んでいただきたいです。

    「チョークチェーン肯定論を斬る」
    http://blog.livedoor.jp/nanakailua/archives/50930014.html


    私は、チャーリーママさんのブログに書かれている方法で、
    レオと毎日楽しいお散歩をしています。

    私は社会化のドッグトレーナー
    http://charlie1210.blog113.fc2.com/


    引っ張りの矯正のINDEX
    http://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-category-7.html

    飼い主さんを意識させる
    http://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-entry-615.html

    ストレスを感じさせない歩行トレーニング
    http://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-entry-958.html

    亮子さんの記事の転載をさせていただきます
    http://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-entry-911.html

    ↑この中の亮子さんのまとめてくださった文章↓は、
    私もプロフィール欄にのせさせていただいています。
    これは、時々思い出して読まないとイケマセン^^

    ==============================
    ●犬が快適に安心して過ごせる環境を整える。不要なストレスを取り除く。
    ●犬の社会化(すべての物事に慣れさせる)ことを終生続ける。
    ●犬本来の行動を否定しない(吠える・噛む・排尿排便する)
    ●行動を禁止(してはいけない)するのではなく、行動を制止(やめさせる)できることを目標にする。
    ●興奮させすぎない。興奮しすぎたら、鎮めることを考える。
    ●犬に伝わる方法で意志を伝える。犬語(カーミングシグナル、ボディランゲージ)を学ぶ。
    ●飼い主は犬にとって絶対的な安心の存在になる。飼い主さんの声を聞く、存在を意識することで条件反射的に「我に返る」ようにトレーニングする。
    ●大声を出したり、感情の高低をつけすぎず、淡々と、一貫した静かな、毅然とした態度を心がける。時には気迫も必要。
    ●犬の正当な要求、必要としていることに目を向け、耳を傾け、心を配る。

    ==============================

    というワケで、私、この「しつけ教室」に参加する気は当然ありません。
    でも、見学には行きたいと思います。

    公園事務所の方には(わざわざ出て来て下さったので)
    「この方法での犬の訓練は犬のストレスを増す危険がある」ということはお伝えしました。
    というのも、お役所主導で行われる「しつけ教室」なので、
    地域のお散歩仲間さんが、率先してこの方法を取り入れると、
    レオに危険が及ぶ可能性が^^;

    ちょっと若くて元気なだけのワンコを、
    本物の咬み犬にしてしまうことがありませんように。。。






    JUGEMテーマ:健康

    スポンサーサイト

    • 2017.03.27 Monday
    • 21:38
    • 0
      • -
      • -
      • -
      コメント
      チャーリーママさんの方法は、
      犬を選びます。ただ飼い主さんを選びません。
      同伴犬教会さんの方法は、
      犬を選びません。ただ飼い主さんを選びます。

      やんちゃな愛玩犬程度ならママさんがいいでしょう。
      処分寸前の問題犬などは、ママさん、うまく言って逃げます。。

      愛犬を知るならママさん。
      犬を知るなら同伴犬ですよ。



      • ども。
      • 2017/05/09 4:35 AM
      同伴犬協会のやっている事は体罰です。
      • 虫一郎
      • 2017/05/18 4:03 PM
      体罰・暴言で子どもの脳が「萎縮」「変形」 厚労省研究班が注意喚起 https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/taibatsu-brain?utm_term=.vuYmmpblZ @amanojerkさんから
      • 虫一郎
      • 2017/05/19 3:41 AM
      コメントする








          
      この記事のトラックバックURL
      トラックバック

      PR

      calendar

      S M T W T F S
           12
      3456789
      10111213141516
      17181920212223
      24252627282930
      31      
      << March 2024 >>

      twitter

      ペットショップに行く前に

      ブログラム

      グリムス

      FC2カウンター

      selected entries

      categories

      archives

      recent comment

      recent trackback

      recommend

      私は社会化のドッグトレーナー もう、バカ犬なんて言わせない
      私は社会化のドッグトレーナー もう、バカ犬なんて言わせない (JUGEMレビュー »)
      夏目 真利子
      犬との向かい合い方を知れば、問題行動なんて無いも同然!って思いますよ、アタシは^^

      recommend

      recommend

      recommend

      recommend

      recommend

      recommend

      recommend

      recommend

      recommend

      recommend

      recommend

       (JUGEMレビュー »)

      著者の体験を通して、
      社会心理学の授業を分かり易く著す。

      recommend

      NANA的恋愛成長マニュアル
      NANA的恋愛成長マニュアル (JUGEMレビュー »)
      真田 尚美, TEAM大魔王
      登場人物を通して性格分析を
      分かり易く説明。

      recommend

      赤毛のアン
      赤毛のアン (JUGEMレビュー »)
      村岡 花子,モンゴメリ
      最もポピュラーと思われる
      村岡花子さんによる翻訳本。

      links

      profile

      search this site.

      others

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM