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    思い出の犬 トラを食べちゃったシェパード

    • 2010.10.11 Monday
    • 12:22
    評価:
    鈴木 国博
    ぶんか社
    ---
    (2004-03)


    思い出の犬…というか、猫のことなのかな。。

    シェパードには会った事がなくて、聞いた話です。

    なぜ、カラテの本が出ているのか?
    このチャンピオンの飼っていたシェパードの話しを聞いた時、
    田舎のシェパードと状況が良く似ているような気がしたのです。



    田舎には、婆ちゃんが可愛がっている猫がいました。トラ。

    私が会った時、既に10才とかだったのだと思います。
    それが…私の中で猫と認識できる大きさより遥かにでかい!
    太っているとかではなくて、全体にデカイ。
    一抱えもあるタヌキみたい。

    庭に繋がれている犬には真っ先に挨拶に行った私が、
    夕方、近所の巡回から戻って来たトラが座敷に上がると、
    こそこそと家の中を逃げ回りました。
    猫を怖いと思ったのはさすがに初めて、最初で最後ですね^^;
    でも、怖がっていると思われたくなくて、
    トラから迂回して家具の陰に隠れて、そこから様子を伺っていました。
    目は放せないワケですよ。
    見てない間にコッチに来ると怖いから^^;

    そうしたら、婆ちゃんがやってきて、
    妹とトラを挟んで話し始めました。
    おや?妹が触っている。

    それで、やっと勇気を出して近くに寄ってみました。
    実は怖かったんだ、と白状しました。

    でも、一撫で、でしたね。

    『綿の国星』のお母さんが、チビ猫を「ひとなで」、あの感じ。

    「怖い」という「不信感」は一気に消えて、
    私が勝手に一方的に抱いていた妄想であったことが分かりました。
    トラは全く私に脅威を与える気はない。
    黙って背中をいくらでも撫でさせてくれました。

    翌日には縁側でぼーーーっとしながら、
    トラの背中を撫でつつ、手櫛で毛をいっぱい抜きました。
    当時、猫にブラッシングなんかしませんから^^;
    撫でると下毛がぞろぞろ抜ける。
    ずーーーっとやってました。

    そうしたら、その晩、トラが私の布団に入って来ました。
    もう、従姉妹達とひしめき合って寝ていました。
    田舎だから、他にも部屋はあるのに、
    年長の姉ちゃんの部屋がいい!と皆が集合してしまう訳で^^;
    布団一枚分も十分には確保できない状態で、
    膝を立てるような感じで寝ていました。
    そこへトラがやってきたので、
    私は膝を曲げて「くの字」になってそのまま寝ました。
    私の膝の「く」の所でトラは寝ていました。

    朝、トラが部屋を出て行く時、
    姉ちゃんが「え?トラがいる??」と驚きました。
    私が一緒に寝ていた、というと、
    トラは普段はこの部屋に入って来ないし、
    婆ちゃんとくらいしか、一緒に寝ない、というのです。

    えええ!?そうなの?
    そうですよね、まして、夏休みの暑い時期…
    人と寝たがらない筈…

    手櫛で梳いてやったことを話したら「トラの恩返しかな?」なんて言われました。
    トラが一緒に寝たのはその一度きりでした。

    毎日、トラと遊んでいました。
    トラの武勇伝も一杯聞きました。

    水槽で泳いでいる大きな金魚は、
    実は、田んぼの用水路から穫って来たのを、
    トラかが救出して現在に至る、とか。
    足りないタンパク質は自分で補給している、とか。
    …40年くらい昔のことですからね。。。
    ちょっと『動物のお医者さん』のミケに似てます。
    うん、スケバンなところも似てるかも。
    そうなんだ、ミケも門柱の上から犬と勝負してましたね。。。



    私がいる間にも、ネズミと雀を穫って来ました。
    それを、なぜか見ている…ということは、
    トラは一度、茶の間に持って来るのかな?くわえて。
    それとも、たまたま仏間で見つけたのかな?
    食べるのは決まって誰もいない仏間。
    広い畳の真ん中で…暗闇の中でカシカシと食べている。
    真ん中なのは、豆電球だけつけた照明のせいだろうか?
    猫なら暗闇でも食事は出来るだろうか??


    私、どううやって食べるのか見ていたりしました。
    トラも見ている事で怒ったり、
    行動が変わったりはしませんでした。
    実に、上手に無駄無く解体しながら食べていました。
    詳述するとスプラッタになりそうなのでヤメますが^^;
    でも、スプラッタな感じじゃなかったのです。
    とても上手にキレイに食べるので、見事とういか、
    気持ち悪い感じは全くしませんでした。

    毎回見ていた訳じゃないので、最初の頃は、
    食べ終わった頃、後片付けをしようと思って、
    行ってみるのですが…
    何も落ちていない。
    雀の時だけ、小さな羽が数枚落ちていただけで、
    畳も汚れていないし、何の痕跡もないのです。
    見事なものだな〜と思いました。

    鶏肉の骨をあげた事もあります。
    私も危険とか、知らなかったし、
    誰も、鶏の骨をあげてはイケナイ、とは言わなかったですね。

    鶏のもも肉を食べていたんです。
    食べ終わって「トラに骨あげていい?」と聞いたら、
    「食べるならいいよ」みたいな。

    待ち構えていたトラは、私から骨を受け取ると仏間へ。。。
    正直いって、この時、私は、こんな太い骨は、しゃぶる程度だろうと思っていました。
    軟骨とか、肉の欠片のついたところとちょっと齧って…
    だから、トラが戻って来た時、骨を片付けに行きました。
    …ところが……欠片もありませんでした^^;
    骨を砕く力があること、しゃぶるだけでなく、髄だけでなく、
    骨ごとたべちゃうこと…驚きました〜。

    庭には、柴?雑種?の和犬がいました。
    男の子。先代のメスワンコの子供です。
    前に来た時は、そのお母さんワンコだったけれど、
    代替わりしていました。
    若い男の子で、とてもなつっこい。
    縁側で目が合うと「あそぼ〜〜〜」と待っている。
    といっても繋がってますから、近くへいって撫でるとか、
    おしゃべりするくらいなんですが、
    ずっと、ヒトリで退屈で寂しいのでしょうね。

    ある日、犬と遊んでいたら、
    10メートルくらい向こうで、トラが「にゃー」と。
    あきらかにコチラを見て呼ぶのです。
    犬からしたら、トラは先住の先輩。
    トラが私を呼ぶのを見て、しょぼんと「きゅーーーん」と言います。
    トラは「にゃーー!」ちょっと強め^^;
    ありゃりゃ、板挟みだな〜と思いました。
    トラは自分で自由に動けるし、家の中にいるといくらでも遊べるけど、
    犬は、私が外に出ないと遊べない、その貴重な時間なワケで^^;

    でも、トラにも悪いから、トラのところへ行って、
    ちょっと撫でて、犬のところへ戻った…ような気がします。

    そんな、楽しい夏休みでした。

    それから10年近く経ったのだろうか…

    田舎にも行ってなくて、
    従姉妹が来た時だったか、いろんな話しのついでに、
    トラは元気か?という話題になって。。。

    トラはこの冬に亡くなったという。

    あの若いオスワンコが亡くなり、
    田舎ということもあって番犬は必須で、
    そうしたところに、成犬のシェパードを引き受けてくれないか?
    ということになり、シェパードを飼うことになったらしい。

    しかし、これが、まったく懐かない。
    散歩はおろか、餌やりにも苦労する始末だと言う。
    しかし、番犬にはこれ以上に心強いものはないが…という、
    よくあるような、あってはならない悲しい状況。。。

    そんな中での悲劇。

    確かにトラも高齢ではあったハズ。
    でも、それまでは犬との距離を上手にとっていたハズだった。

    「私たちも、本当のことは分からなくて、想像なんだけど…」と従姉妹、
    どうも、トラは犬の鎖の範囲内に入ってしまったらしい。
    トラはそんなヘマはこれまで一度もしたことがなかったハズなのに。。。

    ある朝、シェパードの朝ご飯を持って行くと、
    雪の陰にトラの足だけがあったという。
    「トラはアイツに食われちまったのかな〜」

    トラも可哀想だけど…
    シェパードも可哀想だな。。。
    一体どこから、どういう事情でやって来たコだったのだろう。
    そんなに心を荒らしたまま、前半の犬生は分からないけれど、
    後半の犬生は送ったワケで…可哀想だな。。。


    JUGEMテーマ:わんこ


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