旧約聖書〈1〉創世記 第1巻
藤原 カムイ
こんなマンガもあります。
2.楽園創造の最初に
「我々にかたどり我々に似せて人を造ろう
そして海の魚 空の鳥 地の獣 家畜
すべてを支配させよう」
とありました。
さて、今の時点で、私の頭の中にあることを、
断片的にですが、並べてみようと思います。
2005年11月のCBSの調べでは、アメリカ国民の55%が「神が人を創造した」と考えている。
1925年から度々、創造論に関わる裁判が起されている。
1982年、オヴァートン判事によって、創造論は科学ではない、とする判決が下る。
この判決文は、科学の定義に関する優れた論文として『サイエンス』に掲載される。
現在は「創造論」から宗教的な表現を取り除いた「インテリジェンス・デザイン」ID論がある。これは、神を「偉大な知性」としている。生命を造ったのは偶然ではなく、偉大な知性のデザインによる、としている。
ブッシュ現大統領はこれを支持。
ダーウィン、自然選択説は「争い」「悪」と誤解された時代があった。
アリストテレスは、生命の起源について紀元前400年頃、『動物誌』などに、自然発生説を説いている。
うなぎは泥から生まれた、など。
アダムも土から生まれている。アダムとは「土の人」?
アリストテレスの学説が、中世まで固く信じられていて、科学の発展を妨げた、という考え方がある。
錬金術、ホムンクルスとは。。。。
私は、アリストテレスの説には「宗教」の影響を感じないのが面白いと思います。
この後、キリスト教がアリストテレスを、どう取り入れたのか、そのことが科学の発展を妨げたような気がします。
アリストテレス自体の発想の仕方は、至極科学的な気がします。仮説の間違いをその都度修正していけば、科学の発展に大いに役立ったはずでしょうに、などと感じましたが、いかがなのでしょうか。。。。
もう一人、スピノザについても調べてみたいと思います。
ユダヤ人、西洋人でありながら、神=自然の働き、と考えたのですよね。
アニミズムの臭いがするのですが。。。