ポチたまを見ました。
う〜ん…ちょっとショックですね。
ショックにショックなんです。
駄洒落じゃないんですよ。
4歳の女の子が、ゴールデンレトリーバーの子犬に思いっきりチョークチェーンでショックを掛けている。
お母さんがトレーナーから教わった、と、4歳の娘に「思いっきりこうやりなさい!」と犬をつり上げてみせる。。。
こんなの放送して良いのでしょうか?
子供の成長の為に犬(などの動物)を飼いたい…という話は良く聞くような気がします。
言葉の通じない、人間とは違う生き物と暮らすことで、他者を思いやるために…ということの為に生き物を飼いたい…となるのだと私は思っていたのですが。。。
子犬は甘噛みをします。
なぜ、噛むと言わず、甘噛みと言うのか?
甘噛みと噛むこととは全く違うことだからです。
犬は、嫌いな人や警戒をしている人に対して甘噛みなんがしませんよ。
甘噛みをしている子犬の気持ちを思いやることが第一歩のハズ…。
それが、いきなりマズルを掴まれ「キャワン」と泣くまで。
この時の子犬の気持ちは?
そもそも幼児に犬の世話など無理。
せめて、小学校上がってからでないと、犬も子供も気の毒で。。。
室内で飼ったらオシッコしますよ。新築の床も掘ります。
お菓子があれば取ります。
あ、でも、この場面だけは良かった。
餌をまいて、そのスキにお菓子をとりあげる!ナイスです!
猫に魚を盗られたくなかったら、猫に取れない場所に置け!
と、私は人生の大先輩から教わりました。
人間の都合に合わないと、犬が悪い、猫が悪いというのはねえ。。。
ゴンという犬は流石ゴールデンというべきか、従順で我慢強いですね。
4歳の女の子は、この経験で「他者を力でコントロールする方法」を学んでしまったと思います。
そもそも、私は「自分をコントロール」する必要はあると思いますが、「他者をコントロール」する…したい、という欲求は、抑えるべきだと思っています。自分をコントロールすることで、その欲求を抑えるべきだと思います。その為に「他者を知る」必要があるのです。他者を知ることで、思いやることが出来るのだと考えています。
4歳の女の子が犬にショックをかける…それを、親が迷わず教える…恐ろしい虐待シーンです。