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    2009年もありがとうございました

    • 2009.12.30 Wednesday
    • 23:17
    JUGEMテーマ:わんこ
    JUGEMテーマ:ポメラニアン
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    一年の締めくくりなので、ちょっと大仰なことを書いてもいいかな^^;なんて。。。


    不惑の年に、きのこさんに「不惑になったとたんに惑いだしたよ」と言ったら、きのこさんは「惑うからこそ、惑わないように『不惑』なんじゃないですか?」と言ってくれましたっけ。

    キリスト教や仏教ってなんだろうと考えたり、ラボラトリー方式の体験学習に参加してみたり…

    そうして、不景気のこの数年を過ごして、何となく「これかな」というものが出来てきました。

    ただ、それも、ただただ固い自己認知枠組みにとらわれたものではなく、とりあえず、基点となる仮止めの待ち針のような…ちょっと違うかな、と思ったら、いつでも打ち変えてしまおう、とは思っているのですが、でもそんな仮止めが出来たようです。

    そういうものの一つの応用型が「犬との付き合い方」に現れたのだと思います。

    私は、やはり「正しいこと」と「一つの真実」には懐疑的です。

    正しいことというのは案外主観的で、人それぞれなのだと思います。

    さっき、福田和子の逃亡劇をやっていましたが、彼女は人を殺しても、殺したのは私が悪いからではない、とずっと思っていたのではないでしょうか?
    つまり、彼女にとって「殺して逃げたのは仕方のない」は「正しい」こと。
    服役中に心境の変化があったのか否かは知りませんが、
    罪を反省しない死刑囚もあると聞きます。
    それは主観的な言い分かもしれませんが、本人にとっては絶対の正しさがあるのでしょう。

    そのように「正しさ」とは客観的な絶対ではないと感じます。
    だからこそ、なかなか「一つの真実」には辿り着かない。

    ただ、だからと言って、自分の中でその探索を諦めるべきではない。
    自分にとっての「真実」探しは常にするべきだと思うのです。
    なぜなら、「探す」ことが「人生」なんじゃないかと。
    …えへへ、なんか大仰でカッコいいですね^^;

    悔いのない人生…といいますが、何かを達成することではないんじゃないか?
    達成なんで出来ないんじゃないか?
    最後まで惑うのではないか?って思うんです。
    だって、生きている間に悟りなんて開けないんですよ。
    仏教では、悟りを開くことが現世での仕事なワケですが、悟りには普通は至らないでしょう。
    でも、悟りに向かって努力することが「今生の目標」「人生」なんじゃないかな〜と。

    つまり、「幸せに満足して暮らすこと」が「ゴール」なのではなく、
    どんな環境の中にいても、その「今」をじっくり味わうことが「人生」なんじゃないか、と。

    …人生なんていうと大仰ですがね^^;

    ワンコは幸せにしてあげたいです。
    その為には「これがワンコの幸せ」と決めて、毎日のルーティーンにするのではなく、日々起こる色々なことを一緒に味わい、最善を常に探る…これが、幸せなワンコの日々なんじゃないか、と思うのです。

    そんなことしたら「失敗」することもあるんじゃないか?
    あると思います。
    きっと常に失敗続きで、成功の方が少ないかもしれない。
    失敗はあるんですよ。それは、生物が必ず死ぬということと同じ。
    生きる為に酸素を吸うけれど、哺乳類の一生分の呼吸の回数は決まっているし、
    酸素を取り入れると、死のタイマーとも言える活性酸素も生まれる。
    生きることは失敗することと思ったっていい。

    そう肚を括って、その上で最善を探す。

    そうして、探りながら、自分で見つけた成功こそが人生のゴールなんじゃないでしょうか。
    その小さな積み重ねを一杯持って、肉体が滅びる時を迎えたら、それが良い人生だった、幸せだった、ということなのではないでしょうか。
    それは、きっと犬も人間も同じ。。。

    逆に言えば、悩みの無い人、悩まないで生きている人、悩まないで生きようとしている人は、生きてないな、と思います。

    生きながらに成仏したら、ニルヴァーナの世界で昼寝三昧の日々らしいですけど、それって「お前はすでに死んでいる」ってことじゃないのかな。

    と、悩み多き自分の人生を励ましたりしてみます^^;
    負け惜しみだっていいじゃないですか!
    レオはわんわんわんわん言いますけど、さてどうしたものか?と、チャーリーママさんのブログを覗いてみたり…それは、実はとても充実した時間なんだと思います。

    ということを書いてみたくなった2009年の年末でした。




    思い出の犬 ドーベルマン メリーさん

    • 2009.12.29 Tuesday
    • 22:42
    JUGEMテーマ:心理学
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    中学の時、友人の家で飼っていたワンコ。
    農家の広い庭先で放し飼いで、出会いました。
    友人が「メリーさんだよ」と言いました。

    なんだか、自分の家の飼い犬に「さん付け」なんて、その頃は絶対あり得ないことなので、ちょっとおかしかったです。
    でも私も「メリーさん、はじめまして」と。
    「さん」をつけて会話を始めると、なんか、丁寧になりますね。
    メリーさんは大人しくて愛想が良くて、すぐ好きになっちゃいました。

    でも、だんだん、私の知らなかった事実が…^^;

    私がメリーさんを撫でているとなりで友人が話します。

    …メリーさんはね、迷子でウチに来たのよ。だからね、きっと血統書があるハズの犬なんだけど、ないから、雑種ってことになってるの。
    本当なら耳とか切るんだよ〜ドーベルマンだから^^

    「へえ〜そうなんだ〜」…って!?えええ〜???この犬ってドーベルマンなのおおおお???

    当時、獰猛な犬の代表がドーベルマンとブルドッグでしたね。
    マンガで、悪い人が正義の主人公を追い払うために放つ犬はドーベルマン。
    いじめっ子が、大人しい主人公をいじめるために放つのがブルドッグでしたね。

    メリーさんの耳が三角に立っていたら、私も気付いたかもしれない。
    その頃は、多分断耳なんて知らなかったと思うのですが、
    垂れた耳のドーベルマンは、スマートで足の長いダックスフントみたいで可愛かったのです。
    とても、獰猛な犬・ドーベルマンとは思えませんでした。

    その後、大人になってから、ドーベルマンを泣く泣く手放したという人の話を聞きました。
    「洋犬は、和犬よりも人なつこいのよ。ドーベルマンって、怖そうに思われるけれど、本当は人によくなつく可愛い子なの。でもね、それで寂しがって、吠えるんだよね。それで軽井沢に知合いがいてね…」というお話でした。
    都会の真ん中の小さな庭の中で泣き続けるドーベルマンに、この方を心を痛め、軽井沢で暮らす方に飼っていただくことにしたそうです。

    とにかく、そういうワケで、私の中の「マンガで培われた既成概念」は完全に崩れました。

    その後、お散歩で出会うドーベルマンも皆懐っこくて^^
    「訓練の入ったお行儀が良い大型犬」というよりも、甘ったれの懐こい子達でした。





    私のハードルの低い理由

    • 2009.12.29 Tuesday
    • 21:42
    JUGEMテーマ:ダメ犬しつけ
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    http://www.photofunia.com/



    私ってつくづく、ハードルが低いなあ〜って思います。
    でもワンコにはそれでいいじゃん!って思うのです。

    幸いなことに、私が今いる環境が犬に優しいのかもしれません。
    そりゃあ、どこにも犬を嫌いな人はあるだろうし、同じ犬飼でも考え方はそれぞれだろうし…
    ただ、概ねおおらかな気がします。
    皆さん優しい。。。
    「レオちゃんの声がしたから、来てみたの〜あっちの方からも聞こえたのよ」って^^ありがとうございます。

    今日も、子供たちとゴミを拾って、その後、レオにオヤツをあげてもらったりして。
    レオはわんわん言うけど、楽しかった。

    で、考えてみたのです、私のハードルの低い理由。。。

    もしかして、老人ホームで働いていたから?

    あのですね、認知症の方が一杯いるフロアとかを担当したこともあるんです。
    これがね、絶対に、自分の思う通りにならないんですよ。
    色々、仕事のタイムスケジュールがあって、夜勤だと一人でそれをしなくちゃならないワケで、だから、お年寄りにも「大人しく」していていただきたいワケです。
    ところがね、これがね、絶対、思う通りにならないんですよ。
    やって欲しくない時に、もっともやって欲しくないことをしてくれたり、暴れちゃったり、何度も何度も「お財布が〜」って言って寝てくれなかったり。。。

    でもね、最初は、これは「認知症」のせいだと思っていたのです。
    「あの人達が認知症だから、こんなワケの分からないことになるんだ!」ってね。

    ところがですよ、先輩の夜勤明けの朝の申し送りには「異常なし」なんです。
    あれ?徘徊は?不眠は?ないの?なんで???

    で、先輩の夜勤を実際に覗きにいくと、静かなんですねえ^^;なんで??

    稀に、誰か起きてくる。
    「お財布が…」「ああ、そうなの、困ったわね…あ、お茶飲む?」
    そんな感じで、皆でお茶を飲む。静かにお話をする。一緒にいられる仕事は続ける。
    暫くして「もう、遅いから、今日は横になった方がいいわよ」とお部屋へ誘導。。。

    私には、最初から「この時間には部屋のベッドに入っている」という目標があって、そうしていて欲しかったのです。だから、焦って強引にベッドへ誘導したりして、でも、納得いかないお年寄りは余計に不安をつのらせて、再度、ベッドを抜けて出て来る。私は色々しなくちゃいけないのに、私を追いかけ回すので、困って、どんどん口調もキツくなる。お年寄りは増々混乱して不安になる。。。という悪循環。

    私の対応が悪かったんだorz


    もちろん、関係が出来るまで戸惑う場合もあります。
    でも、私の都合に合わせるのではなくて、その人がベッドへ入りたくなる「状況」を探す。
    その状況の再現を心がける。
    認知症と診断されても…いえ、認知症だからこそ、こちらの心情には敏感な気がします。
    言葉にならないコチラの何かを敏感に読み取ってしまう。
    だから、記憶として「私」を認識してくれなくても、常に安心な空気のある人…というのは見分けているような、その継続で、記憶は繋がらなくても関係が積み上がっていくような手応えは感じていました。

    その対応の中で、最もイケナイのは無理をさせることでした。

    お年寄りですから、現状維持で十分なんですよね。

    無理をすると、少しずつ積み上げたモノが、一回の無理で全て崩れてしまったりします。
    せっかく、信用してくれたのに、失った信頼だけはハッキリと記憶に残るようです。
    いえ、私は最初を除いてはそういう大きなヘマはなかったと思うのですが、時々やってくる管理職の方は、「あちゃ〜」ってことがあったように思いますよ^^;

    無理はしない、高望みはしない、自分の都合(やって欲しいこと)を求めない…そんなクセがついたようです。

    これはワンコには良かったかな、と思います。
    ワンコに対してハードルを低く出来るのは、この経験のためかもしれない、と思い至ったのでした。
    「ハードルを低く」というのは「目標を低く設定する」ということではなくて…「目標は設定しない」くらい大胆なものかもしれないです。
    ワンコが出来ることを探して、褒める…ああ、チャーリーママさんの記事に繋がった気がします^^
    いえ、認知症の方に無理をさせない為にも、同じようにしていたと思うんですよ。

    ただね、普通は無理ですよね。
    自分が高齢な方なら、「今日を維持すること=向上した」と認められるでしょうが、普通は現状維持は向上とは思えないですものね。
    高齢だと、機能低下も若干であれば、思ったより落ちなかった…という意味で向上とも捉えられる。
    もっと出来るハズ!なんて思ってしまうと、焦りも出て来る。なんで出来ないのか?って。。。
    素敵なドッグライフの設計図を持ってしまった人と、身内を介護している方は、ハードルを下げるのは難しいかもしれないですね。
    私も、自分の両親の機能低下を受け入れられるか…不安です。

    あと、子育てと犬育ての大きな違いは、子供さんの成長でしょうか。
    犬も成長するとは思うのですが、子供さんは最終目標として、親からの独立がありますから、親御さんもそれを念頭においていると思うんですよね。
    だから、子供さんは少しずつ目標をあげて導いていくのも、親のつとめなのかもしれない。
    そうして、親もとを独立すると、今度は自分で自分に目標を課して人は成長するのかもしれない。

    でも、犬は最後まで子供なんだと思います。


    自分が「目標」を持ってしまっていないか?焦った時は考えるようにしています。

    目標を持つから「出来ない」ということになる。
    犬に「私の目標」を、押し付けているんですよね。

    始めから目標がなければ、一回でも褒められれば犬は「向上」したことになるさ♪って。


    ただねえ〜、私個人(ワンコ除く)に対しては、もう少し、人生に明確な目標を持たないとイカンかな〜って、最近は焦ってますけどね^^;自分にもハードル低いんですわ。。。


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