うひょ〜、少し片付けてから撮ればよかった^^;
本当に、こんな真っすぐな目を向けてくれるようになりました。
ホントにホントにチャーリーママさんに感謝!です。
http://charlie1210.blog113.fc2.com/
「名前を呼んでオヤツ」やって良かった。
以前は、まずアイコンタクトをして来ることがなかった。
余程の要求吠えの時とか…でしょうか。
でも、こんな真っすぐな明るい目ではなかった。
友人が撮ってくれた写真です。
09年の1月の日付があります。
リードも常にこの張り張りの状態。
このまま二足歩行すらしていました。
多分、カメラを向けられて、視線をはずしつつ、
この場から逃れようとしているのだと思います。
この先にお友だちがいるとか、気になるものがある、
ということではなかったと思います。
生気がないというか、ボンヤリした感じ。
でも、必死。
心が閉じている感じ。
コチラのコトバや働きかけを拒絶している。
そんな感じはしていました。
ああ、こうして見ると、横を向いてカーミングシグナルを出しつつ、
耳だけはカメラマンに向いてますね。
とはいえ、特にトラブルはないので、
「このコは、ナナちゃんほど賢くはないのだろう」くらいな気持ちでいました。
5ヶ月まで、ペットショップにいたから、
発達すべき知能が発達しなかったのだろう…というような。
確かにそうだったかもしれないけれど、
私自身、この時はそのことをあまり気にしていませんでした。
同じ日、kappaさん家のピョン吉くんと。
http://ameblo.jp/kappa-ebipyon/
なるほど、レオってばちゃんとカーミングシグナル出していたんですね。
私のリードは相変わらず張り張りですが^^;
ピョンさんは、保護犬さんで、
想像するしかないのですが、
保護される前はちょっと辛いこともあったらしく、
ガウガウさんだったそうです。
ピョンさんも、この頃は他犬に対してガウガウの可能性があった。
でも、レオとは初対面から大丈夫で、
お互いに吠えますが、相手に向かって吠えるのではなく、
同じモノに向かって協力し合って吠えたりしてます。
で、どちらかが先に吠えると
「じゃ、俺は黙っとくわ」みたいな感じで休んだりしてます。
気が合うのでしょうか^^;
とにかく、対犬、対人で、レオは問題がなかったので、
私はあまり気にしていませんでした。
実際には、問題が外に向かって出ていなかっただけで、
レオは辛い気持ちであっただろうと思います。
それが表情に出るのだろうな、と今更思います。
これが1月。
6月に手作り食を始めて、
9月にフリースラインドハーネスと3メートルリードを始めたのでした。
http://shop-charlie.ocnk.net/product-list/85
http://shop-charlie.ocnk.net/product-list/104
そういえば、3メートルリードの使い方をまだ知らない
犬のトレーナーさんもあるようですね。
だら〜っと伸ばしたまま使うと思っているらしいです。
違います。
グラさんの記事
http://blog.livedoor.jp/nanakailua/archives/51052130.html
チャーリーママさんも、グラさんも、基本的には同じだと思います。
「ルーガス方式」なのかな?
私は、チャーリーママさんのブログで覚えました。
最初から、3メートルリードでした。
最初は、張らないように…といっても、どんどん引っ張ってくれるので、
張らないなんて無理!と諦めかけました。
だって、本当に三歩進んでは止まる、という感じで^^;
ちっとも前へ進めないし、レオも私もイライラするし…
この時の、失敗の原因は、最初からゆっくり(私のペース)で歩くのだ、
と思い込んでいたのです。
「脚側行進」ってヤツの影響ですね。
犬を犬の行きたい方へ行かせてはイケナイ、というような気持ちがあったようです。
まだ、若いし、走りたいし…
特に、散歩に出た時の興奮状態ではね…
そうしたらね、走っていいんですって^^
そう思っただけで気が楽になりました。
とにかく、最初レオに合わせて走る。
走りながらも張らないように走る。
すると、走りつつ、手元で緩めることが出来るようになりました。
同時にやったのは「木になる」。
http://charlie1210.blog113.fc2.com/?q=%CC%DA%A4%CB%A4%CA%A4%EB
このあたりなのですが^^;
http://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-entry-863.html
この動画は「悪い例」もあってとても分かり易いです。
グラさんの表現だと「リードをしっかり固定して立ち止まる」かな。
最初は常に、上手に出来なかったので、
1メートルくらいにリードをたぐっておいて使い、
少し、広めの場所に着いたら、
「木になる」練習をしてコツを掴み、
それを歩きながら取り入れるようにしました。
そうしながら、リードをこまめに伸ばしたり、
たぐったりしながら歩けるようになりました。
グラさんは「ストレスマネジメント」とよくおっしゃいます。
レオは散歩の自由度が上がって、ずっとストレスから解放されたと思います。
レオも楽しくなっただろうし、私も散歩が楽しくなりました。
「楽しい散歩」というコトバはチャーリーママさんに教えていただいたっけ。。。
それまで、散歩は私には義務、楽しくない義務でしかなかった。。。
こうして、ストレスを軽減して、楽しみが増えて…
ということや、
名前で叱責しない、
名前を呼んでオヤツ、
生態的なニーズに応える、
身体に苦痛を与えない
(ハーネスにも極力テンションをかけない)、
常時、室内フリー
そういったこと全てがあって、
レオの目に輝きが宿ったのだと思います。
ナナちゃんは、私がアルファロールとかして傷つけてしまったけれど、
それでも、それを止めたらキラキラした目をしてくれました。
「かわいい」と言われるのが大好きで、
カメラを向けると、頼まなくてもオスワリしてカメラ目線。
おかげで同じような写真ばかり^^;
ナナちゃんは、結構気持ちが強いコだったのだと思います。
犬の群れなら上位の個体。
だから、コチラが厳しくあたっても、
ちょっとのことではへこたれなかった。
レオは、下位の個体なのだと思います。
遠慮すること、閉じることで生き伸びてきたのだろうな、と思います。
で、最近のレオ。
驚いた事があります。
公園を散歩していた時。
外周に出たら、公園に面する道路をトラックが来ました。
すかさずワワワワン!と激吠え突進するレオ。
思わず「レオ」と声を掛ける私。
「何?」と振り向くレオ。
ええええ?
びっくりです。
外周に出た時に私は油断していて、
トラックが来る事に全く気づいていませんでした。
というか、結構スピードが出ていて、
ガーーっと走ってきたのです。
このタコメーターがグウウンと上がるようなギア低めの、
アクセルの踏み込んだ感じのエンジン音が一番ダメなので、
当然レオは突進します。
ガッと突進しちゃったから、捕まえられなくて、
私も思わず木になりつつ「レオ」と言ったのだと思います。
でも「レオ!」じゃなくて、どちらかと言えば「レオ♪」でした。
これは、もう習慣になっているのかもしれない。
突進から「何?」まで、3秒かからないでしょ?
1秒ぐらいかも。
私が「レオ」と言ったのも驚きましたが、
「何?」はもっとびっくりしました。
何しろ、咄嗟だったので。
もっと、私が落ち着いている時の声掛けで出来る時もありますが、
完全ではないし、出来る時もある、という程度。
それが、こんなに咄嗟の時に聞いてもらえるなんて、
本当に驚きました。
もちろん、激褒め^^
あとは、玄関で物音がして吠えに行った時。
まいったな…と思いつつ、
とりあえず「レオ」と言ってみたら、
戻ってきてびっくり!
こういう時は、戻ってきませんから、
玄関に行って「大丈夫だよ」と諭す必要があるのですが、
かなりの確率で戻って来るようになりました。
『名前を呼んでオヤツ』の成果です。
でも、でもね、オヤツあげてないんですよ。
ホントのこと言うと。
なぜなら、レオが食いしん坊じゃないから。
せっかくあげても
「あ、チーズ?う〜ん、でも今はイラナイや」
みたいな、もうホントがっかりしちゃうリアクションで^^;
それで、名前を呼んで振り向いたら、とにかく褒めました。
「良い子だね〜、エラいね〜お利口だね〜」と。
私の声のトーンも大事だし、
表情も大事ですね。
私が笑顔を作るとレオも笑顔を作る。
作るといっても作り笑顔ではなくて、
赤ちゃんが、お母さんの笑顔を見て、真似するような感じ。
そういうタイミングでレオも笑うようになりました。
食いしん坊な方が、楽かと思っていたのですが、
もしかしたら、確実に褒めれば、オヤツ食べないコでもこれでいいのかも。
私としては、笑うだけでいいので、とてもらくちんです^^
ただ、オヤツを使っていないというだけで、
「名前を呼んでオヤツ」の精神は全く一緒だと思います。
むしろ、オヤツを使えない分、
褒めのタイミングとか…褒める意味かな?
「我に返す」とか、それをキチンとコチラが先に把握する必要があったと思います。
もし、オヤツが使えたら「我に返る」タイミングが分からなくても、
なんとかなる、というか、互いに通じやすいのだと感じます。
「オヤツ」に込められた思いが伝わり、
やがてオヤツがなくても思いが伝わるようになる。
だから、オヤツが使えない分、
思いが伝わるような工夫をしたので、耳がコチラを向いただけでも褒める、
ということに気づく事が出来たのだと思います。
レオにとっては食べたくないオヤツをもらうよりも、
単純に褒められた方が嬉しくなったようで、それは私も嬉しい事でした。