まっちゃんママさんとお話ししていて…
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何気なくというか…私は、何と言うことも無く、思いついたままにコメントして…
「!」
大変なことに気付いてしまいました。
私の何が足りなかったのか!
ずっと、何かが足りない、何かが違う…そんな思いはあったのです。
まっちゃんママさんから、こんなコメントを頂いて…
まっちゃんは生後二ヶ月から三ヶ月のお散歩デビューまでの一ヶ月間、毎日家で名前への反応、アイコンタクト、呼び戻しやお座り、伏せ、立って、タッチ、などのトレーニングをしました。うちに来て一週間でもうパピークラスに通っていたので、そちらで習ったおやつを使って誘導する方法です。公園デビューのその日からオフリードにしましたが公園でも呼び戻しができました。なので10mリードを実際につかったことがありません。
そして、私は、こんなお返事を書いている。
はい^^まっちゃんの公園デビュー前のトレーニング、記事にもありますよね。
最初に拝見した時…「無理〜こんなの出来ない!っていうか、しないままデビューしちゃった^^;」でした。
あの時は「イギリスと日本は違うし…」と言い訳していました。。。
今読んでいて…もし、レオにこれをしてから外へ出たら、外をこんなに怖がらなかったかもしれない、と思いました。
今読んでいて…
もし、レオにこれをしてから外へ出たら、外をこんなに怖がらなかったかもしれない、と思いました。
↑これ、ここです。
私、本当に「名前を呼んでオヤツ」の意味が分かっていたのだろうか!?
って頭をがーーーーんん!って、自分でね、なっちゃいました。
怖いものから守ってあげるためにも、レオが私にアテンションを取れるように…
ということは分かっていたハズなんです。
呼び戻しとか、呼んだら私を見るって。。。
でも、どこか腰が座っていないというか…
やってるんだけど、やってるフリみたいな。
自分でも、何かが違うな〜って感じがしてました。
ワンコさんでね、犬を咬んでしまうコがいます。
そのコなりの理由はあると思うのですが、
こんなコトがあると、飼主さんはいたたまれなくて本当に辛い。
でも、ワンコの為に頑張って公園へ通うのです。歯を食いしばって。
でも、同じコトを繰り返せば、同じコトが起る。
これは、どこかで何かを変えなくてはいけない…まず、アテンションと呼び戻しはちゃんとしないと……って、咬むコの場合は、私もそう考えるのです。
でもね「レオは吠えるだけだから」って…どこかでそう思っていたんですね。
一声吠えてから撤収したので間に合うというかね。
アテンションが取れなくても、抱き上げて撤収できる…ってね。
それでいて咬んでしまうコの飼主さんに対して、
「でも、アナタの犬は咬むから、私よりも、もっとちゃんと出来ないとイケナイよ!」
なんて偉そうに言ってなかったですか!?アタシ。。。
…ということに気付きました。
だからね、名前を呼んでオヤツとか、色々のトレーニングも「ソコソコ」しかしてないんですよね。。。
だって、最初に比べたら、色々楽になって、
「こんなもんでいいかな〜吠えるけど」ってね^^;
でも……
今読んでいて…もし、レオにこれをしてから外へ出たら、外をこんなに怖がらなかったかもしれない、と思いました。
これ、これですよ。
やっと、やっとここに気付いた。
なぜ、犬にトレーニングをするの?ってことの答がこれじゃないですか!
「吠え」の何もかもが悪いとはいいません。
レオは私を遊びに誘う時も「要求吠え」です^^;
それはそれでかわいいもんだし、遊べる時は遊ぶし、
遊べない時は、最近は話して聞かせると分かってくれる。
このヤリトリも楽しい。
怖いものを減らしてあげたい。
スルーする為の強力な手がかりとして、
私へのアテンションがとれるように…
そうですね、お化け屋敷をお父さんやお母さんの手に縋ってなら歩けるよ…というような。
「吠え」をなんとかせねばならん!という宣言ではありません。
それぞれのペアで目標は違うと思うのです。
ただ、私の場合は身近なお友だちには、
「アナタは頂上を目指さなければならない。でも、私は、この裾野で十分」…なんていうことをしていたワケで。。。
まあ、それでもいいっちゃいいんですけど、
ワタシ的には「じゃあ、お友だちと一緒に登ってみようか」…なんて思ったワケです。
そうして、名前を呼んでオヤツの他に、コマンドを復活させました。
今こそ、コマンドが必要だと感じたので。
随分久しぶりなのに、ちゃんと覚えていて驚きました。
なつみさんにコマンドお休みして…と言ったのと、話しは重なります。
コマンドで緊張を呼んでしまうなら、自発的な動きを待った方がいい、と私は考えています。緊張がパニックのスイッチを入れ易くするので、常にリラックスした状態でいられるように、極力テンションを抑えることが出来るように。。。
そして、レオは自発的に座れる伏せられるようになったので、
「レオも、いい感じで自発的なオスワリやフセが出来るようになってきたし、そこに、そろそろ封印していたコマンドを被せてもいいかな〜」なんて思うこともあったし…
コマンドを聞いても緊張しない。
そして、怖いものと対峙した時に、コマンドに従うことによって、
座る姿勢を維持し、それがまた緊張を避けることになるように。
お化け屋敷の中でママが手を差し出した感じ。
そういう連鎖を呼ぶ為のコマンドとして使いたい。
同じ「オスワリ」のコマンドに従っていても、
形だけ座っていても、ソワソワと緊張に耐えている…けれど、命令だから頑張って従っている…という状態だと、怖いものは来るわ、その中で命令には従わなければならないわ…これはとてもシンドイと思うからです。
お化け屋敷の中を無理矢理に手を引かれて歩かされる感じ。
チョークチェーンのトレーニングでオスワリさせているのは、まさにこの状況ですよね。
形は同じに見えても、犬の心境が全く違う。
私たちはこのことに敏感でなければならない。
そう!コマンドはこうして使いたい…という自分の方向も、
まっちゃんママさんとのヤリトリで、こうしてよりハッキリ見えたのですね。
なので、最近はオスワリや待って、など、やっています。
名前を呼んでオヤツをしながら、気付いたのは、
名前を「おいで」のコマンドにしないことが重要ですね。
おいではおいでで「オイデ」と言った方がいい。
名前を呼んで来なかった時、名前が無視されてしまう…という気がしました。
そういう時は、私から行きます。
だから、「オイデ」で呼んで、来たら「レオ〜♪」と言いながらタンタンしてオヤツ。
これなら「名前」で失敗しないで済む^^
外でする時に色々気付くことがありました。
「今、コマンドが使えるか否か」これが見分けられるようになっていました。
失敗はしてしまいますが「そうだろうな、今は来れないよな…」って納得出来ます。
この見分けが着くことは地味〜に重要ですよね。
トレーニングに対して、やっと前向きというか…
そういうところに辿り着けた…ということなんじゃないの!?
と思いました。