光が丘公園にお散歩会してきました。
日が空いたので急遽お誘いしてみたところオッケーを頂いたので、
ベルナール君とジェローデル様と^^
思えば、7月8月とほとんどお友だちと会えなかった今年の夏。
9月10月は、本当にシンドイ状況でした。
公園で全てのモノに反応してしまう。
その上、トドメのように私のトラウマが甦り。。。
トラウマをトラウマと自分で認知出来た時に大方の問題は解決したのだ…と自分では思っていました。
でも、トラウマってそんな生易しいものじゃないんですね。
何を言われたのでもない、ただ甦っただけで、もう私は追いつめられてしまいました。
私が追いつめられるということは、レオに影響が行くということです。
9月以降の不調に拍車が掛かりました。
シンドカッタ。
しかも、この時はまだトラウマが甦ったことに気付いていなかった。
だから、技術とか自分のダメなところとか、レオが…とか、
そういう悪い方向へ思考が向かってしまって更に悪循環。。。
でも、コツコツと初心に帰り、ここまで出来たのに…とか考えず、
自分がなぜトレーニングしているのか、とか本当の最初の最初に戻って気持ちを立て直しました。
皆さんのところでぼやかせてもらったり…そういうところで気持ちをチャージして、なんとか毎日のお散歩をしていました。
そうするうちに、お友だちにチョコチョコ会えるようになり、
更に、ちょっと上手く行っていた時に「この程度なら」と雑になっていた部分を見直したので、
何となく上手く行っていた事が、具体的な方法として身につきました。
回復していって初めて自分の「トラウマ」に気付きました。
思ったよりも根深いものであること。
今回どうにか乗り越えたけど、またあるかもしれない…と思っておいた方が良いなって思いました。
トラウマの原因には絶対近づかない、誓いを新たにしました。
さて、具体的には……
1つには、リードを張らせてはダメ。
これは私には「張っていない」レベルでもレオには十分「張っている」状態だということ。
グッパーで言えば、グーは私はじゃんけんのグー位拳を握っていたけれど、
レオと私の関係では、それでは握り過ぎみたいだ。
指に力を入れない。ピアノを弾く?卵を持つ?そんな感じ。
危なそうだ…と私が思った時に気持ちが「構える」ことで自分ではリードを止めるとか張るとかいうレベルまではしていないつもりだったが、十分にレオの体に具体的な衝撃があったのだと思う。
あくまでも負荷を掛けない…!
安全を確保しつつ、危なそうな人の近くを通るのは本当に難しい。
でも、吠えなければ十分に行き違える距離はあるのだから…と自分に言い聞かせる。
すると「危ない」と思った人に向かって案の定レオがダッシュしても、吠えずに通り過ぎるようになった。
相手の人がレオを見ない、私がスイッチを入れない…ならば、レオは吠えない。
これを数日繰り返したら、ほとんどの人に対して特に関心を持たなくなった。
2つ目は、お散歩開始、歩き始めを慎重に。
オヤツが口に入れられない、気になりそうなモノがある時は無理せず抱っこ。
抱っこは大分レオの安全地帯になって来たから、とりあえずオマタドーンが出来るようになるまでは使う。
スタートはどうしてもダッシュ気味になるので、ダッシュにならない程度に走る。
ポンピングブレーキを使いつつ走る。
他の場面でも「走る」を入れる。
単調に歩くだけでなく、時折走ったりすることもガス抜きになるらしい。
また「一緒に走る」は基礎トレのオテとかと同じ様な感じだ。
一緒に走るとレオが私を意識するようになる。
家に居る時の吠えにも丁寧に対応する。
最も良い反応なのは「何?」と聞く事だ。
すると必ず私を見て黙る。
何か言いたいことがあって「何?」と聞かれたかったのだろう。
警戒吠えの時は「あれは●●」と言うだけで落ち着くこともある。
要求吠えの時は対応出来ればする。出来ない時はその旨を伝える。
それだけで良い。
これだけで済むようになったのは、これまでの積み重ねだと思う。
いきなり、これだけでは最初はムリだった。
寝グズリにも対応。
寝グズリは面倒だ…と思っていたが、これは丁度良いリラックストレーニングになる。
今、私は2355の伊東ゆかりさんの『ツボ押しの歌』を歌いつつ、レオにマッサージする。
歌もマッサージも「つもり」に過ぎないモノだが、レオはすぐに寝付いてくれる。
伊東ゆかりさんの歌を歌うのは、歌詞とテンポと発声が良いのだ。
「何?」と同様に、どの「言葉」を使うかは、レオの為ではなく「私」の為だ。
私にとって「言葉」には「意味」があるから、どの言葉を選ぶから、心情が自然に乗ってしまうのだ。だから、レオの求める心情に応えられる言葉を選ばなくてはいけない。
『ツボ押しの歌』はその点も良いみたいだ。
そして伊東ゆかりさんの素晴らしい胸声を自然に真似する事になるのでこの歌はいい。
自分でも眠くなるテンポもいい。
レオは脱力して口をクチュクチュする。
これは相当気持ちが良い、寝付く直前に犬も猫も赤ん坊もする。
このクチュクチュしてる時の気分がレスポンデント反応を生むだろうと思う。
お散歩の時はジーザスクライストスーパースターのマグダラのマリアの歌だったりする。
「苦しむのはおよしなさい」って。
「頭が痛むなら薬差し上げましょう〜」って^^
これも、レオをなだめたい私の気分にピッタリの歌詞だ。
というような…もちろん今までもやって来たこともあるけど、
いい加減になっていたことや、改めで丁寧にしたり、無意識のことをちゃんと考えてみたり…
で、最近お友だちの会えるようになって色々以前よりも手応えを感じるようになった。
そして…今日、お散歩。
ああ…続きはまたにします^^;