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    誤った愛情の注ぎ方

    • 2013.01.31 Thursday
    • 19:20
    やっぱり、ちょっとそれぞれのタイプの弱点を書いておこうと思います。

    私が思うに…ですよ。
    当たるも八卦当たらぬも八卦みたいなモンです。念のため。


    ティーチャーについては色々書いていますが…
    とにかく上から見下ろすので、案外と下から生徒がどのように自分を見ているが気付きにくい。
    しかも、ティーチャーによく従うのは、これまたティーチャー気質だったりするので、キレイに序列を作ってしまう。ティーチャーが誰かに師事した時、スチューデントになると思う…というのは私の自説。

    だからティーチャーは自分の生徒達が「ティーチャー気質」であることに全く気付かなかったりします。
    先生に向かってティーチャーぶりを発揮することは全くないですから。
    先生から見たら、ものすごく素直な勉強家です。
    しかし、先生から絶対に見えないところで、先輩風を吹かせ易いものです。
    なぜならティーチャーだから。「自分の下」に対しては「ティーチャー」になってしまうから。

    上下関係に厳しく、序列に忠実な一面もある。


    体罰に向かい易いのはペアレンツの中でもファーザーだと思う。
    強い愛が理屈抜きに爆発してしまうのかもしれない。
    愛情を持って殴れば心は通じる…みたいな思い込みを持ち易いのかもしれない。
    愛が強ければ強い程、欠点が表われるとしたら、横暴になってしまうのかもしれない。

    マザーは、弱い優しさ。
    共感する優しさは利点だが、共感するあまり、守る為に、どこまでも一緒に落ちて行ってしまうのかもしれない。

    それぞれ愛情の注ぎ方には良い点、悪い点、ある。
    人によって、良い点が大きく出る人、悪い点が悪いタイミングで出てしまう人もあるだろう。
    その、特徴とか傾向を自分で把握して、自分でコントロールしていくことが大切だと思う。

    性別や職種とは全く関係ないです。
    個人の性格や行動パターンであって、男性のマザーもいるし、ナースもいる。
    女性のファーザーもいるし、教職についているからといってチィーチャーではない。
    ティーチャーは教師になりたがるけれど、実はあまり教師向きではなかったりする。
    看護士をしているティーチャーだっている。



    さて…ふと怖くなったのが「ナース」
    これは、看護士のナースのこと。そういう愛情の注ぎ方をするタイプということ。
    弱いモノ、弱っているモノを放っておけない、献身的に介護する愛情。

    弱い人、動物を保護して元気にして、元気になったら関心が薄くなるのがこのタイプ。
    次の弱っているモノが気になってしまう。
    強く元気で自力で生きられるモノへの関心は薄い。

    怖いのが…これが高じると「代理ミュンヒハウゼン症候群」に繋がるのではないか…
    http://ja.wikipedia.org/wiki/代理ミュンヒハウゼン症候群

    弱いモノを愛する→弱いモノしか愛せない→弱いままでいて欲しい

    手の掛かるコ程可愛い…のだが、手がかからないと…愛せなくなるから困るのだ。
    弱いモノを愛する事で、自分の愛の達成感がある。
    強いモノではダメ。
    だから「自立」や「成長」を認めない。
    いつまでも「弱い」モノでいてもらいたい。

    愛情が強く、それ故に何かが歪んでしまうと、
    自立や成長を認めず、「弱いモノ」「自立出来ないモノ」であり続けるようにしてしまうのかもしれない。


    我が子に依存してしまうのは、ナースの愛情かもしれない。


    それぞれ、良い所、悪い所があるし、
    そのどの部分がそれほど出てしまうかが問題であるから、
    ナースがダメってことじゃないですよ。
    ちょっとふと思ったので、忘れないうちに書き留めておくだけです。



    JUGEMテーマ:ポメラニアン

    犬に信頼される人に、自分を育て直す

    • 2013.01.31 Thursday
    • 14:35
    評価:
    テンプル・グランディン,キャサリン・ジョンソン
    NHK出版
    ¥ 2,310
    (2011-12-21)
    コメント:再読中!改めて頷きまくり!

    またうれしいメッセージを頂いちゃいました^^てへぺろ〜♪

    昨夜グランディンさんの本を読み返していたらイチイチ頷きまくりになって、
    まるで初めて読んだような感動^^;はははは。


    p65
    「かっとなる犬」

    怒りシステムは、体を束縛された経験から…

    そうなの、例えば「不審と思った人」とすれ違う時、リードが張らなければそのまま行き違うことが出来る。
    これが私から見るとあまり良い状況ではない。
    小走りで走り抜けようとするし、ターゲットの30-50センチ位まで近づいてしまう。
    下手をすると蹴られる距離。
    ソコへ行ってターゲットを見上げる。
    レオは確認しているのだ、自分を見ているかどうか?
    だから、あえて視界に入るために近づいてしまうんだと思う。
    走ってしまうのは逃げたいからだろう。
    これらは犬嫌いの人にとってかなり迷惑だ。
    これではイカン。

    と思ってターゲットに近づこうとした時にリードを止めると、その瞬間に「怒り」のスイッチが入る。わわわわわん!だ。

    止めるならもっと前だ。

    少し前は「怖くて吠えている」と思っていた。
    そういう時も今でもある。

    しかし「怒り」で吠えている時もある。
    体の拘束を感じた時は「怒り」スイッチが入るのだと思う。

    そのスイッチの対応が私に求められている。


    p67
    「危険をさける犬」

    はからずも欲求不満を我慢する訓練をたっぷりほどこしていた

    未だに「リーダー論」や「権勢症候群」と言われる方法に基づく体罰を使った犬のしつけ法がまかり通ってしまう理由にコレがあると思う。
    理論的にはリーダー論や権勢症候群なんて科学的根拠もなく破綻しているのだが、
    「訓練方法」として素人が行うと、適度な正しい訓練になってしまったりするのだ。
    これは、偶然のラッキーと、犬の忍耐強さのお陰だと思う。
    たまたま上手く行くケースがあるから、それが「リーダー論」や「権勢症候群」という破綻している理論を後から支えてしまう。

    この飼主さんは「犬のリーダーになるため」の「優位性」を自分が示す為の訓練をしていると思っていたのだが、実際には「正の強化」で犬の好ましい行動に報酬を与えるという優しい訓練をしていたのだ。
    リーダー論に基づく考え方だったから「淡々と」「毅然と」「リーダーらしく」振る舞ったのが、犬に不安を与えなかったのかもしれない。
    母の愛からの「優しい弱さ」は犬を不安にさせてしまう。


    私は1年も前にチャーリーママさんに「レオにはティーチャーとしての虫一郎が必要だ」とアドバイスを頂いている。
    でも、当時の私はまだ完全には踏み切れなかった。
    レオはその段階にいたのかもしれないが、私はまだ「母の愛」に辿り着いていなかった。そういう自信が無かった。

    お友達の王子様ママは「母の愛」の人だ。
    この方は、弱くない。強い優しさを持った母の愛だ。
    レオがいつもオヤツをいただいている。
    他のオヤツを選り好みしたり、あまり外では食べられないコにも、
    この方は上手に食べさせてしまう。
    美味しいモノを研究して一杯いろいろ持っている…というのもある。
    あるが、一杯色々持っている動悸は「食べさせてあげたい」という「母の愛」だ。

    柴のアラン君は、最近では私に唸る。
    「こんなモン食えるか!」とガウって言うTT
    そのくせ、焼きたての砂肝なんかを出すと「はじめからコッチを出せよ!」くらいの感じでタンタンと食べるorz
    もう、私には簡単には撫でさせてはくれないだろう。
    でも彼はいつも行くカフェのオネイさんにはデレデレなんだ。
    さらに、大好きシバージョの飼主さん一家、特にオネイさんにもデレデレで
    「オネイさん〜桃子さんとの交際を許していただけるように、お父さんにオネイさんからもよろしく言ってくださいね〜」とデレデレする。
    でも、アタシには撫でさせてくれないんだよ!ふん!

    ところがだ、王子様ママにはオヤツをもらってなでなでされている。
    デレデレはしていないんだけど、「ま、奥さんにはいつも世話になってますから、触ってもいいっすよ」って感じ。デレデレだからではなく、信頼してますからって感じ。

    正しい「母の愛」だな〜って思う。



    母の愛を目指しつつ、私もちょろっとティーチャーを始めた。
    それが「タンタンのトレーニング」
    鼻タッチからの変形で、オテで指差されたモノを触るトレーニング。
    これがレオには意外にも苦手で触れないものがあることが分かって面白かった。
    一つ一つ克服していくのも楽しい。
    クイズを解いたような達成感をレオが味わっているのも感じる。
    目がキラキラしてイキイキして来る。
    「やろう!」と誘われることもある。

    思えば、レオは最初から「麻薬捜査犬ごっこ」=宝探しとか好きだったし、
    達成感を味わいたい、結構努力家なんだよね。
    適度な課題を与えてあげる必要はあるんだよね。
    こういうクイズ系ももっとやってあげないと…だわ。


    p78
    「自分でつけをおぼえた犬」

    優秀な訓練士、動物心理学者、動物行動学者は口をそろえて、犬を扱う人は自分自身の感情のコントロールがとても大切だと語るだろう。

    私が「ティーチャー」の良い部分を発揮するには、「母の愛」を経る必要があったと思っている。
    ティーチャーとしての私は共感性が低過ぎる。
    上から指示し、フィードバックはダメ出し中心だ。
    こういう自分をコントロール出来なくては、レオを導く事は難しい。

    レオを導くつもりが、ダメ出しで否定し、正しい行動を押しつけ、レオが混乱したら、良いコになれないレオに自分が追いつめられてしまうだろう。


    …事実「アナタのせいでレオが吠える」と言われた時は追いつめられた。追いつめられると、結局荒れた気持ちはレオに向かうことになってしまう…のが分かった。分かって良かった。自分が追いつめられた事に先に気付いたからしばらくレオに必要以上に近づかないようにして気持ちの体勢を調え直した。
    これこそがネガティブフィードバックで、同じ言葉を別な人から言われるのであれば、それhアドバイスともなる。しかし、ネガティブフィードバックの目的は、相手を凹ませる事にある。だから相手に伝えるタイミングも重要なのだ。
    今言ったら凹むタイミングで言う。

    もし、真からのアドバイスであれば、相手が凹むタイミングでは言わない。
    何かの間違いで相手が凹んでしまったら、それが真意ではないから必死で救うだろう。。。

    だからネガティブフィードバックはしてはイケナイ。
    ネガティブフィードバックをよくするのは…ティーチャーだったりする。
    ティーチャーは体罰にはあまり向かわないと思う。
    その分、相手を我に返す為に使う「衝撃」として「心に響く言葉」を探す。
    体罰を肯定する人は、体罰によって「ハッとする」ことがあるから。
    体罰の衝撃で我に返ることがあるから。

    ティーチャーは体罰は否定しても、自分の方に気持ちを強く向けさせたい時の「衝撃」として「言葉」を使う。
    それが感動的な良い言葉よりも、時には体罰のようにネガティブフィードバックの方が衝撃が強かったりする。傷つけられた人間が、傷つけた相手の足元にひれ伏す事は珍しくない。
    ティーチャーが無意識に持っている「上下関係」の作り方だ。。。

    「アナタがそんなだからダメなのよ」
    これは、洗脳やマインドコントロール、新興宗教の勧誘の場面ではよく使われる。
    多くの人は、自己肯定感を持っては生きていないから、
    ドキっとして引きずられてしまう。


    ええ〜と脱線しました。
    ああ〜「褒める」もティーチャーには落とし穴があって…

    「賛辞」は、上に向かって褒める時ですが、
    ティーチャーが褒める時、自分が上であることを誇示する為にすることがあります。
    これは「褒め」の形を借りた「評価」ですね。
    評価する限り「上」なんです。
    だから「後輩」と思っている人に「先輩、上手ですね」なんて言われるとうれしくないどころかカチンと来たりする。
    賛辞は下から見上げて…ですが。


    ええ〜と脱線脱線…脱線転覆トリオってあったな^^;


    ええ〜そういうワケで、私のティーチャーの悪い部分を封印して…上手い事コントロールしてレオと付き合いたかったのです。


    数日前にふとつぶやいたのですが…

    「犬を何とかしてるんじゃなくて、私は私を育て直しているから時間がかかるんだ…知ってた気はするけど、ちゃんと言葉に出来たのは初めてな気がするので書いておく。」


    多分、これだと思います。

    犬に信頼される人になるために、自分を育て直す必要がある。
    それはトレーニングと平行して行って行くうちに自分自身も自制を学んで、気付いた時には、犬の笑顔と自分の笑顔を重なる時が来るんだと思う。

    私は、ちょっとレオに待ってもらう時間が長いけど^^;はははは



    JUGEMテーマ:愛犬のいる暮らし
    JUGEMテーマ:わんこ

    弱い優しさ

    • 2013.01.31 Thursday
    • 03:09
    共感の大切さ…
    「分かったよ」が最初に無いと、いきなり「それは要らない」はショックだよね。
    だからレオに共感してあげること、私も気付いているけれど危険な音ではないよ、危険な人ではないよ…と伝えるのは「聞こえたよ」「イヤな音だね」という共感があってこそだと思う。

    思うが…今日お友達と話していて分かりました。

    例によってレオ様が駆け回る子供に吠える…ワケですが。
    今日は、駆け回る子供が多くて難易度が高かったワケです。

    その時にお友達がレオの吠えに共感してくださったのです。
    この「共感」は、レオの感情をなぞるもの。
    「怖いわよね」「かわいそうに」と。

    そう、私も以前は「怖いよね」「かわいそうに」と思っていました。
    いえ、ソレ以前は逆に「なんでこんなものを怖がる?」「弱過ぎる」「バカバカしい」としか思えなかったものを、レオを理解するために気持ちを切り替えて、レオの目線で捉えてみようと努力して「怖い」のだ、と理解したのでした。


    お友達は、その時の私の説明をちゃんと覚えていて下さって、
    レオに共感して下さっていたのでした…が、
    それを聞いて、だからこそ「あ!これが弱い優しさだ!」って思いました。
    ずっと自分がそうしてきて、お友達にもそう説明してきたのに…
    私、無碍にも「可哀想の時期は過ぎました!」宣言をしてしまいました。

    この共感は「弱い優しさ」。
    前述の「聞こえたよ」「見えたよ」とは違う「共感」ですね。



    私は、結構スパルタのティーチャーなので、教壇から見下ろすタイプだと自分を思っています。だからこそ、レオの目線になることがまず必要だと思いました。
    レオと一緒にレオの敵を見てみる。
    一緒に敵から逃げる。抱っこで守る。
    この「弱い優しさ」は、「ペアレンツ」の「マザー」、母の愛だと思います。
    共感の愛。
    マザーの愛情は絶対必要。悪いモノではないです。
    ただ、どんなモノにも良い所悪い所はある…。
    その欠点をどう補っていくか…。

    それぞれ、ティーチャーにはティーチャーの良いところ悪いところがあり、ペアレンツにもナースにもある。
    私は自分がティーチャーであると思うから、自分の為にティーチャーを掘り下げますが…

    敢えてそれぞれの欠点を書けば…

    ペアレンツの中でもマザーは「弱い優しさ」
    ファーザーは体罰に向かい易い。
    ナースは自分の愛を注ぐ対象として弱いモノを求めてしまう…等ありますね。


    マザーの弱い優しさを経由して…それによって、ティーチャーの悪い部分を封印出来ると思うのですが…いよいよティーチャーの良い部分を発揮させたいな…と思う今日この頃^^;


    せっかくお友達が共感して下さったのですが、
    今年は共感から、導く…がテーマかな。。。

    ほとんどスタートラインですが^^;



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