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    犬のプロデューサー!?

    • 2014.03.28 Friday
    • 12:08
    あさイチ見てたら、秋元康が出てた。
    おニャン子もAKBにもさして興味の無い私だから、
    秋元康は知ってるけど…今では太巻のモデル程度の意識しか無く……

    それが、オープニングからその話題だからむしろ食いついた^^;

    プロデューサーとして最初に出てたら見てなかったかも^^;


    私が「プロデューサー」の認識を間違えていたんだね、きっと。
    プロデューサーって「創る」人だと思ってた。
    それには「完成」のビジョンがあって、そこにむかってスタッフをまとめていく人なんだと思っていた。

    でも、秋元さんは…
    オーディションで選ばれる人の話しをしていて、
    自分の良い所を知っている人は面白く無いって言ってた。
    例えば、アムロちゃんに憧れて、アムロちゃんにソコソコ似てるコも、
    隣にアムロちゃんが来たら負けちゃうんだからダメだよね…って。
    ああ〜成る程『あまちゃん』の中で、
    有村架純ちゃん演ずる若き春子がオーディションに落ち続けたのはそういうワケだったのだ。

    「0.1を育てるのだ」って言ってた。
    「予定調和はダメだ」って言ってた。

    予定調和で安心するのはある。
    例えば『水戸黄門』『サザエさん』や『相棒』を代表とするテレビのサスペンスドラマ。
    これらは予定調和で見る人をホッと安心させる。

    ここら辺で、私の「プロデューサー観」が「あれ?」となった。

    私のイメージする「完成」を目指しているのがプロデューサーであるならば、
    「予定調和」が最も好ましい筈だ。

    人々を動かす時に「こうしたら、こう動くだろう」位の先を呼んで「人を動かす」みたいなのがプロデューサーだと思っていた。

    でも…違うんだ。

    「人生はチョコレートキャンディー。開けてみるまで何が出るか分からない」…だ。
    フォレスト・ガンプだ。
    http://quotations.livedoor.biz/archives/50535760.html


    「0.1を育てるのだ」
    0.1って…「芽」が出てるのだろうか?
    0じゃないけど、どんな「芽」かすら分からないのではないか?

    「仕掛人」って言葉が浮かんだ。
    芽はあるけど、どこにどう伸びるか、育つか分からない芽を、
    良い土壌だけ用意して、そこにポン!と放り出す。
    あとは、全力で、出させる!伸ばす!育てる!……って感じかな。

    とにかく、伸びて来た芽を育てる。
    そういう事なんだと思う。

    「悪い芽は早く摘まないと」みたいな事を言うけれど、
    本当にそれが「悪い芽」なのだろうか?
    表面的に見えているモノが「悪い」モノに見えても、
    その芽の伸びて行く方向全てが悪いのか?
    その芽を摘もうとしたことで、
    伸びる方向を失って荒れてしまうのではないのか?




    子育て=仔犬育てだ…って思った。

    幼体は全ての可能性を持っている。
    私はそんな風に思っている。
    どれだけ「可能性を伸ばせるか」
    それが「育てる」という事なのではないか?

    悪い芽を摘む事に躍起にならずとも、
    良い芽を育てるだけで、必要の無い芽は自然に枯れていくのではないか?

    そもそも、それが「悪い芽」であるという判断が正しく出来ているのか?





    犬の話しになるが、
    「甘噛み」や「引っ張りっこ遊び」「オヤツ大好き!」……みたいな、
    犬なら当然の行動に眉をしかめる人がある。
    これらを「悪い芽」と判断して「早目に摘むように」「厳しく」「指導」する訓練士も未だに一杯いる。

    それは本当に悪い芽なのか?
    単に、犬の可能性を切り取って小さく小さくしているだけではないのか?
    吠えても咬んでも……アクションが小さければ抑え込める。
    そういう侮りが「小型犬なら扱い易いだろう」という判断になるのだろうけれど…。
    強制訓練でエネルギーの少ない、生命力の小さな犬にしてしまえば、
    抵抗も反抗もしても小さい(ちょっと上目遣いする程度とか…)から
    「良くなった」という事なのではないのか?

    「悪い芽」と認定された芽も摘まれて伸びないが、
    「良い芽」も伸びないだろうな。。。

    または「悪い芽」と思って摘んだ為に、伸びる方向が強制的に曲げられて、
    かえって「荒れる」という事もあると思う。

    「ヤメて」のカーミングシグナルを理解しない飼主さんが、
    シグナルを出している犬を叱ってしまう…とかね。

    せっかく犬が顔を背けたりしているのに、
    チョーク引いて顔をグイっと上げさせたりね。

    唸ると「ダメ!」ってリード引かれてっていうのも多いよね。
    無知な飼主さんは唸ったら次は咬む事になるから、
    唸っちゃダメって思って未然に防いだつもりかもしれないけれど、
    「唸る事」を止められた……というか、唸ったらリードがピンと張った犬は、
    次には唸らずに「咬む」にいってしまったり…。。。

    「悪い芽」か否かを判断するには、ちゃんと犬という動物を理解していないと難しい。

    子供の頃、雑草を取るように言われたけれど、
    雑草の芽も野菜の芽も、まだ小さな双葉で、私には全く見分けがつかなかった。
    2〜3個慎重に抜いたら全部野菜の芽だったorz
    オジサンは「もういいよ」って呆れてた。

    そんな飼主さんは多い。。。

    叱るのは難しい。

    それだったら、とにかく褒めたらいいじゃん!って思う。
    どんどん芽を出させる。
    全部の芽は育たないから、成長につれて伸ばした芽だけ残る。
    これが「好ましい行動を強化する」って事だと思う。

    全ての芽に可能性があると信じて愛おしむ事が、
    「育てる」って事じゃないのかな。

    「悪いコにならないように」と剪定バサミを持って追いかけるような…
    そういうのは……ねえ。。。


    だから、飼主さんが全力で用意するのは、
    犬が育つための「良い土壌」。
    これには「犬という動物」をキチンと理解しなければならない。
    ポエジーでファンタジーな愛の世界も良いけれど、
    具体的な犬育てでは、それは一旦忘れた方が良いと思う。
    そういう犬の理想像を持ってしまうと、現実は生々し過ぎる。
    「夢に描いたワンコライフ」は大体実現しない。
    かわいい洋服でドッグカフェで通る人に「可愛いわね〜」と撫でられ、
    でも食べ物は欲しがらず足元でニコニコ笑って待っている。
    ……そういう犬もいるけれど、そういう犬に自分の犬を育てるには、
    自分がまず「そういう犬を育てられる人」になってからじゃないと無理だ。
    「勝手にイイコ」の犬もいるけれど、
    それは倍率こそ違えど、宝くじを買うようなものだ。
    と、私は思う。


    最初のオーディションの話しに戻るけれど、
    「アムロちゃんに似ている」というように、
    「ドッグカフェで大人しく座って待っている犬」というような、
    自分の「好み」があるなら、
    むしろ「0.1の芽」という仔犬ではなく、
    枝がしっかり育って「花」を咲かせている「成犬」を求めた方が良い。

    仔犬から育てないと面白く無い…という人は、
    「0.1の芽」を育てる事、どんな風に育つか分からない…というびっくり箱を楽しめる人でないと犬を苦しめる。

    既に「花」が咲いている犬だって、
    コチラがちゃんと心を込めれば、
    新たな土地にだって根を下ろす。
    犬ってそういう生き物なんだよね。
    「花」からだって、どんな「実」がなるか、
    腕によりをかけて育てる楽しみだってあると思う。

    …というのがドッグアクチュアリーのこの記事かな。
    どこから始める?犬との生活 (1) | 
    dog actually produced by GREEN DOG - 犬を感じるブログメディア
    http://www.dogactually.net/blog/2009/10/post-7267.html 
    @dogactuallyさんから


    検索してたら、こんな記事も見つけた!
    「犬との折り合いの付け方」私に土ストライクだ!

    犬と暮らしてなにがしたいのか? | 
    dog actually produced by GREEN DOG - 犬を感じるブログメディア
    http://www.dogactually.net/blog/2014/03/post-511.html 
    @dogactuallyさんから




    動物としての犬を理解したら、
    どんな土壌が必要なのか自ずと見えてくる。

    どうやら、秋元康というプロデューサーは、
    そういう0.1の芽を集めて、とにかく「育てた」みたいだ。

    「悪い芽を早目に摘む」なんて事をしたら、
    今の指原莉乃ちゃんはいなかっただろうな。。。

    私でも指原莉乃ちゃん位は知っている。
    私でも知る程に育ててしまうのだから…やっぱり太巻は大物プロデューサーなんだな〜。。。





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    JUGEMテーマ:ポメラニアン

    ストライクゾーンが狭い!

    • 2014.03.25 Tuesday
    • 11:56
    イメージなんですが、
    レオのストライクゾーンは狭い。

    最近、本当に色々歩き易くなっていて…
    先日の稲毛の散トレ後は、激変と言っても良い感じです。

    ずっと以前からレオを見ていて下さっているお友達ワンコママさんは、年単位の変化と、
    散トレ後の激変にやっぱり驚いています。

    既に、大体は吠えないわけじゃないけど、
    まあ、こんなモンかな…レベルにはなっていたのですが。
    だから、知らない人が見たら、
    そんなに「激変」とは思わないでしょうが。
    どうしても引っかかっていた部分がスルッととれたような、
    そんな感じがします。

    私の「憑物」が落ちたという感じです。

    今までだったら「あ、危ないかも…」という警戒心が、
    リードを止める…ほどじゃないんですが…
    僅かに手に力が入るような…
    自分では握るという自覚もないような…
    そんな私のアクションがレオに伝わってしまっていたような気がするのです。
    ホント、もう「気がする」レベル。

    でも、確証があるのは、
    以前に雨の日用に小さくなって古いハーネスを使っていた時、
    小さいと言っても0号と1号で、
    レオ自体はどちらでも良いようなサイズだと思ったのですが。
    レオとしては0号ではキツかったらしい。
    …というのも、雨の日はより一層吠えが酷くなる。
    ちょっと止めた瞬間に火が点く。
    雨の日だからか?
    すれ違う人が多いからか?

    と思っていたら、
    雨の日に1号のハーネスで出掛けたら、
    いつも程には吠えなかった…という事がって、
    ハーネスがキツかったのか…と気付いたのでした。

    とにかく、リードが張ると吠えた。
    今思えばそういう事だったんですよね。
    私も「止めなくては」と思うからリード止めまくっていたし。
    でも、自分では「止めまくっていた」自覚はナシ。
    レオを保護する気持ちで一杯だったし。。。

    そうだ…それで、確かペコ母さんだったかな〜
    お話していて、
    夜の大通りで吠えるという事から、
    ガッチャエクササイズの応用のような事を始めたんだ。

    ガッチャエクササイズ
    http://charliemama.weblog.to/archives/cat_29886.html
    http://charliemama.weblog.to/search?q=ガッチャエクササイズ


    その時、レオは既にタンタンマークが二次強化子になっていたから、
    リードが張る度にタンタン♪ということにしたのでした。
    今でも続けていますが、これは凄かった!
    実際、このお陰で歩けるようになったのだ。
    だって、どんなに頑張ったってリードを絶対張らせないで歩くなんて出来ないですもん。
    張ってもタンタン♪でイヤな気持ちが起らなければ怒らない。

    ハーネスをキツく無いものにして、
    ガッチャエクササイズで物理的にリードが張らせなければならない場面でも、
    その事自体に不快感をもたせないように二次強化子を提示し、
    「右だよ」「左だよ」「無理」「ストップ」「戻って」「戻ろう」…
    レオに伝わる共通言語=コマンド、キュー を作り、
    レオの回りを動くように…

    とか、本当に細かく色々やってきたんですよ。アタシなりに^^;

    でもツメが甘いというか…
    どこか盲滅法にやってる、って感じでした。
    そんな感じはしていたんですが。
    だから「危ないかも…」という自分の中での「自信の無さ」「不安感」が、
    リードを握る手に力が入るとか、変な臭いを出すとか…
    そういう事をしていたのかもしれない。
    そして、それに敏感に反応するのがレオ…という犬なのではないか、と思うのです。

    その「敏感」加減が「ストライクゾーン」。

    だってさ〜公園行くと、皆グイグイ引っ張ってますよ。
    「ホラ行くよ!」ってぐ〜いぐ〜い引っ張って、
    結局ワンコはオリコウに着いて行く。
    飼主さんはそれが当り前だと思っている。
    私は「あ〜なんて心の広い犬を飼っている人なんだろう」って思います。

    でも、それがレオの個性で、
    その警戒心と吠えるという実行力があるから、
    女子からの信頼もあるのだな〜と思ったら、
    かえって誇らしくなりました^^
    ↑この「誇らしい」がレオに通じたのかもしれない。
    今思った。そう言う事かも。


    私も最初の頃は、グイグイ引いて歩いていたんだけど、
    そんなやり方してたらとてもじゃないけど歩いてくれなかったな。
    歩くと言うか回ってた^^;高速で。。。


    だから、コチラの技術は鍛えられたと思う。
    その狭いストライクゾーンに入れる為に、
    コチラの精度もあげないとならない。

    トレーニングは「犬をナントカ」するものじゃない。
    犬は「審判」だ。
    コチラの技術の判定結果を出すだけ。
    コチラがちゃんと犬の気持ちを理解して、
    上手に導く事が出来れば、犬はニコニコしている。
    面白いのは「上手に導く」の中には、
    犬に「それは違うよ」を伝える事も入っているということ。
    なんでも犬の好きにやらせ放題な人が犬に好かれるのではない。
    適宜介入して、人間社会での振る舞い=対人のみでなく、
    人社会における対犬の振る舞いに関しても、
    「こうだよ」と理不尽でなく・アンフェアでなく導ける人が、
    犬に好かれ、犬から信頼される。


    うん、なんかそんな風に思う。

    だから、ストライクゾーンの狭いレオ様に鍛えられた事は、
    やっぱり私の自信に繋がっている。

    泣きたい気持ちで大通りをレオを抱いて歩いた事もあったけどさ。。。




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    JUGEMテーマ:わんこ

    犬の暮らす環境……管理とトレーニングの違い

    • 2014.03.24 Monday
    • 12:47
    「犬のしつけ」について、
    「管理」と「訓練」がごっちゃになっているなあ〜と最近分かった。
    明確に区別出来ていなかった。


    私がレオにした「管理」は、外への警戒吠えを抑えるために、
    窓を閉める、カーテンを引く等。

    お散歩で、吠えそうな道を歩かない、も管理だ。
    挨拶出来そうに無い犬には近づかない、も管理だ。
    「食べ物を手の届かない場所にしまう」は、
    動物を飼うにあたっての最も代表的初歩的な管理だと思う。

    「管理」は犬の努力は全く無い。
    全て人間がする事だ。
    だから、人間にも犬にも訓練は基本的には要らない。

    食べ物は戸棚にしまえば良いだけの事だ。

    しかし「管理」だけでは、大きな問題点が2つあると、私は思う。



    1つは、

    「管理」はすればする程、その犬の生きる世界を狭くする。
    車が苦手だからと、車の通らない道や時間を選んでいると、
    「歩ける道」はどんどん少なくなる。
    しまいには「車の無い環境」を探して引っ越さなければならないだろう。

    食べ物を戸棚にしまい…
    食べ物だけなら良いが、犬が手当たり次第に生活用品や家具、
    絨毯やスリッパや…しまう事が出来ないモノに、
    犬が過度な興味や興奮をしてしまうようになると、
    「管理」は「モノを片付ける」よりも、
    「犬を片付ける」方が早くなってしまう。

    だから「ケージ」暮らしの犬が後を経たないのだろう。

    狼の素穴は、3LD位あるそうですよ。ドイツの保護施設では4畳半位の広さがあるし…
    畳2帖分位の最大級のケージを使っても…狭いだろうな。
    そんな狭いケージでほとんどの時間を過ごす…なんて、
    まるで牢獄だな…と私は思う。



    犬に出会わないのは無理。
    先に見つけて迂回するウチに「散歩」出来る場所はどんどん狭まる。
    苦手な犬は避け続けるともっと苦手になる。
    平気でいられる距離は逆にどんどん必要になる。
    …というのが、レオと苦手な犬を避けていた時の実感。
    更に「避ける」をし続けると、
    苦手でなかった犬まで苦手になることだってある。
    多分、今思えば「レオが自信を失っていった」のだろうと思う。

    バリバリのキャリアウーマンだった人でも、
    子育ての為に数年仕事に就く事をヤメていたら、
    「なんか社会復帰が怖いわ〜」なんて気持ちになるのと同じじゃないだろうか。



    2つには……

    「管理」だけでは「逃げ切れない」

    例えば「苦手な犬に近づかない」というのは実は簡単ではない。
    犬に出会わない保証はないので、
    犬より先に苦手な犬を見つけて、
    犬が難なく離れられる距離で誘導をして…という必要がある。
    しかし、これは大変に難しい。
    犬と綱引きになってしまうのは必至だ。
    「綱引き」にならない為には、
    「綱引き」しないで犬を誘導する技術が必要だ。

    確かに「管理」だけで十分な犬もいるだろうが、
    多くは「管理」だけで犬と暮らすのは大変になってしまうこともある。
    という事だと思う。



    しかし……
    犬の一生が狭い「世界」の中で終わってしまう事を気にしない飼主さんには関係の無い話だろう。
    人間にとっての問題行動さえなければ、
    犬の不安や十分でない幸福感に注意を払わない人にも関係の無い話だ。


    そうではない、
    犬の一生を出来る限り豊かなモノにしてあげたい飼主さんには、「訓練」が必要なのだ。

    「管理」を減らせば、犬の世界は広くなる。
    でも、苦手な犬を上手にスルーしたり、
    外の音に必要以上に吠え続けなくても「分かったよ」で通じ合える為に、
    「犬と人間」が繋がるための訓練=トレーニングは必要なのだ。

    そう「犬と人間」が「繋がる」為なのだ。

    だから「管理」だけで「平和」に暮らせている犬でも、
    人とより良く「繋がる」には互いの訓練が必要なのだ。
    それは「犬をナントカする」ものじゃない。
    犬と飼主さんの双方が通じる為のモノ。
    犬だけが人のする事を知ったり覚えたり我慢したりするのではなく、
    人も犬語を知ったり、犬に伝わり易い方法を身につけたりする事……

    私は「犬と人が互いにバイリンガル」になる事だと思う。

    だから「強制訓練」(チョークチェーンでジャークして行動を制御する等)は、そういう意味でも否定する。
    犬だけが痛い思いをして人に合わせるなんてアリエナイ。
    まるで奴隷だ。

    人と犬の双方が納得出来る「落としどころ」は、
    多分、その家庭、ペアによって違う。
    同じ家庭でも、犬が変われば変わってくるだろう。

    その「落としどころ」を探す為にも、
    一方通行ではダメだ。
    犬だけに人の注文を理解させる強制訓練はダメだ。

    人も犬を理解して、
    犬の希望を叶えつつ、
    人の暮らしの譲れない部分には「NO」を伝え、
    でも、その「NO」が犬にとって苦痛にならない方法、
    受入れられる、納得できる方法で伝える為に、
    人も自分を訓練しなくてはならない。


    オヤツもそうだ。
    お散歩していると「オヤツ禁止」のコがゴロゴロいる。
    多くは「一度貰うと、オヤツ欲しさに興奮するようになるから」

    確かに、そういう事になる犬は多い。
    でも、不思議とそれは「禁止」されているコばかりだ。
    散歩の途中にオヤツを普通に貰えるコは、
    少し欲しがっても「オシマイ」とか「今なないよ」といった、
    人間からの態度でスンナリと大人しくなる。

    「満たされている」からだろうし、
    オヤツのある場面でどういう振る舞いが正解なのか、
    日常的に訓練しているからだ。

    家庭で家族の食事の時に「絶対貰えない」という事しかされていないと、
    客が来たり、
    外や、カフェなどの食べ物がある等、日常と違う場面では、
    「貰えるかもしれない」と興奮してしまう。
    飼主も犬も、その興奮の治め方の訓練をしていないから、
    そういう場面では手も足も出ない。
    だから「そういう場面」になる場所を避ける=管理で、
    犬と飼主さんの暮らす世界は、また狭くなる。。。


    犬の一生を豊かなモノにしてあげたかったら、
    犬の自由は大きい方がいい。

    つまり、管理は最低限の方が良い。
    それでなくても、日本ではノーリードには出来ない。
    もうそれだけで一生のほとんどの自由を奪われ得ていると言っても過言ではない。

    だから、そのリードは張りっぱなしにならないように、
    せめて緩めて歩けるように、
    飼主には犬を理解する事と、テクニックが必要なのだ。




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