秋ヶ瀬のお散歩トレーニングに参加させて頂きました。
チャーリーママさん、皆さん、どうもありがとうございました。
私は社会化のドッグトレーナー・オンライントレーニング
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初めての場所だし、
初めましてのワンコさんも一杯だけれど、レオはもう「散トレ」って分かっているのですね。
最初から緊張する様子もなく楽しそうでした。
レオ好みの女子が多かったのも良かったかな?^^
いえいえいえ…それにしても…です。
この落ち着きっぷりには、本当にびっくりです。
いろんな場面で自分から座っていました。
自己紹介の時…あれ?抱っこしてたかな?
してたかもだけれど、自己紹介中ずっと抱っこではなかったですね。
チャーリーママさんのお話をすぐ後で聞く事も出来ました。
その周囲にはワンコさんが一杯いました。
かわいいGFに囲まれて大満足のレオの座学でした。
途中で「飽きた!帰る!アイツ気に食わないし!」みたいなのがあったのですが、グルッと広場の回りを回って、離れた日陰でアイスノンで涼んで…
そうこうするうちに広場を後にして皆で歩き出したら、もう落ち着いていました。
…でも名前を呼んでオヤツが出来ないんだよな。。
そう、前半はあまりオヤツは食べられませんでした。
もっとも、普段から午前中はあまりモノを食べない…というか、午前中は寝ているので。
皆さんからオヤツを頂くうちに勢いが着いたのか、持参のオヤツも食べてくれました。
他のワンコさんにあげていたら「レオは?」ってちょっとムッとしました。
それにしても、吠えまくって「ここにいたく無い!」と言っていたレオはドコに行ってしまったのだろう。。。
あまりにも、こうしているのが当り前な感じ。
「アンタ見ない顔ね、誰?」って女の子が寄って来てくれると、
シラ〜っとしながら身体の側面を見せて確認させてあげる。
なかなかなジェントルマンっぷりにびっくり。
男の子同士も…
大きいワンコさんは、私も距離が必要かな?って思ったので、あまり近くには行けなかったし、お話もクリオネが断片的になってしまったのですが。。。そんな中、一度ね、それはまあ、可愛らしい顔で私を見てくれたんですよ。
なんで初めて見る私にこんな笑顔で「はじめまして」ってしてくれるんだろう!って思いました。
飼主さんを信じているから、人を信じられる、だから幸せに生きている、そういうワンコには当り前の笑顔なんですよね。
あ、そうなんですよ。
「オヤツ」がね、面白い。
稲毛でも感じたのですが、
私の出すオヤツを「食べる」目的で寄ってくるのでは無い感じがします。
もちろん、食べるのですが。
近所の公園でオヤツの時は、
貰うコも「頂戴!」「美味しい!」「もっと食べる!」と、
「イベント」+「食べる」が目的な感じがするのですが…
稲毛でも秋ヶ瀬でも、なんていうか、
「お名刺頂けますか?」って感じがしたんです。
「美味しそうだから私にも頂戴!」…ではなく、
「アナタ誰? 初めてよね?」という感じ。
勿論、美味しそうに食べてくれるし、
美味しかったら「もっと」って待っているけれど、
食べる事によって「人間」を見ているというか…。
虫一郎がどういう提供の仕方をするのか、というか。。。
虫一郎を受け入れてもらえれば、
一緒にいるレオも受け入れられる…というのか。
なんていうのかな…そんな試すって程ではないのだけれど、
名刺交換みたいな感じかな…。
だから、オス同士であっても、特に好きでも嫌いでもなく、
その場にいる事を許し合えるような…
そういう感じがしました。
皆、オヤツの所によっては来るけれど、
「オシマイ」と言えばスーッと引くし、
あげると嬉しそうに食べてくれるけれど、
強請られる事も全くなく、面白いなあ〜っと思いました。
満たされているから、焦らないのですね。
オヤツで興奮するコがいませんでしたね。
本当に落ち着いていた。
そういうトレーニングの出来ているワンコさん達だから、
レオも落ち着ける。
↑やっと、この事が分かりました。
それでも、以前のレオはここにいたくない!と吠えまくっていた。
あれは、やっぱり私なんですよ。
私が何かさせようとしていたから。
何か…というのは、私の中には出来上がっている「理想像」にレオをはめようと企んでいた。
その企む心があるウチはレオは私を信頼してこの場にいる…って事は出来ない…ってことかな?
私が企む事をやめて、レオはどうしたいのか?ということを優先するようになったから、かな?
それに、レオが吠えても、その吠えに否定的では無くなった。
特に、否定してはいけなかったのが、レオが「オスとしての仕事」をしている場面の吠えだったのかもしれない。
数頭の犬が集まると、レオは働く。
SECOMするのは♂の仕事なのだ。
そのうち、上野樹里ちゃんからもお風呂場を守って頂きたい!という依頼が来るに違いない!
「働いているんだな〜」って思ったら私の心の中から、否定的な感情は無くなっていた。
否定的な感情で「もういいよ」というのと、
肯定的な感情で「もういいよ」というのは、
きっと根本的に違うのだろうな。。。
私の気持ちが切り替わっただけで、レオの振る舞いはまるで違ってしまった。
もちろん、私も中途半端にリードを張らせないように、そりゃあ気にはしていますよ。
でも、以前はそれだけでナントカしよう…ナントカさせようとしていた。
もちろん、あらゆる場面でのリード使いや、
インターセプト、自分と他犬との立ち位置、距離、進む方向の判断、……そういうのは疎かにしてはイケナイと思います。
帰りにね、ちょっと油断しちゃって、レオが近づき過ぎて、明らかな油断だったのだけど「ワン!」って言ってくれて、だから分かった!
これまで油断なくやっていた事は不要な事ではなく、それらをしていたから「ワン!」=「それ以上近づくな」と言わせないで済んでいたのだ、と。
もし、他の場面でも油断していたら、何度も「ワン!近づくな」を言わせなければならなかったでしょう。
でも、今日は、その本当の油断はたった一回だった。
つまり、他はちゃんと出来ていたよってカレに言ってもらえた気がしました。
クリオネの話しとかしたかったんだよ〜TT
クリオネは天使なんかじゃなく、悪魔のような口を持っているんだよ〜とかね〜^^;
お互い吠えが悩みのワンコママさんとも、レオの制御でお話も途中になってしまって…でも、そこは制御優先で許してもらう〜^^;すいません。
こんなブログを読んで下さっているとの事(そこはしっかり聞いている^^)ありがとうございます。
散トレって、そういう皆さんが場所を作ってくれている、
そういうワンコと飼主さんが迎えてくれるから、
レオは楽に歩けた、本当に楽しかったみたい。
帰りの電車は爆睡だし、表情が違う。
いつもの公園のお散歩だったら、知らないワンコが唐突に後からリード張り張りで突進して来たり…とか、
せめて、犬のコチラ側に立ってくれればな〜と、相手の飼主さんに抱いてはイケナイ期待を持ってしまったり。。。
つまり、毎日のお散歩というのが本当の意味での「路上の現実」で、
相手の飼主さんに全く頼る事、期待する事は出来ない、とてもハードルが高い……それが日常的な散歩なのだ。
それに比べて散トレは、周囲の飼主さんが「するべき事」を分かっていてやってくれる。
だから、私は何もしなくてもいい…じゃないですよ。
同じく、私も出来る限りの事をする。
互いが協力し合って犬にとって心地良い状態を作っているから、
当然私の負担も犬の負担は減って、犬は楽に歩ける。
…そういう事なんだよね。
それを、私は散トレで何かをさせようとか、
良いとこ見せようとか、
そんな事を目論んでいたんだね。
それではレオにとって散トレは苦痛の場だ。
私がそういうのを止めたら、
レオは散トレがとても楽しい場所になったらしい。
そういえば、今日、デモをやってみようとしました^^
出来るとか、させよう…では、全くなくて、
皆の真ん中に行ったらレオはどうするのかな?って思ったのです。
でもね、ずっと匂い嗅ぎをしていて顔を上げなかった。
あの時は「匂い嗅ぎのが大事なのか?」って思ったのだけど…
あれは「オレは行かない」っていうカーミングシグナルという意思表示だったのかも。。。
上手く言えませんが、
本当にご一緒していただいた皆さんに感謝です!
日常では出来ない体験、経験、これが本当にスゴイ。
皆さん、お一人お一人がいなかったら、作れない「場」。
そこに参加させていただいた事、本当にありがとうございます。
次は…夏休みになってしまうかな…
でも、月一くらいでどこかに参加したい。。。
コンディショニング…っていうのかな。
私には、散トレはそんな感じがしました。
どうもありがとうございました。