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  • 2017.03.27 Monday

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    変な汗をかく時はどうしたらいいの?

    • 2014.06.24 Tuesday
    • 12:39
    私はパーソナリティテストとか、
    自己啓発とかから心理学を自分に利用するようになったので、
    認知の枠組みを変えるとか、内観テキなものが…なんというか好きだし、得意なのだと思います。

    自己分析…みたいなのが好きなんですよね。
    行動分析学で言い換えると、
    「あ!そうか」みたいな「アハ体験」というのかな?
    それが「強化子」となっている…というような。



    そして、そのような方法は、
    現在の心療内科等では標準的な方法なのだと思います。

    それをカウンセラーの助けを借りて行い、
    悪い方へ考えてしまう自分の考え方のクセを変えていくのが認知行動療法ですよね。


    『認知行動療法とは』
    http://www.ncnp.go.jp/cbt/about.html



    …でもね、心療内科、専門家といっても…まあ、相手も人ですから…
    ウツを患う友人が悪化してたりして…
    勿論、投薬等のバランスとか色々あるのでしょうが、
    友人の告白で印象的だったのは、
    「分析された事で『そうなのか!』と思ったけれど、
    その事によって、余計に怖くなった」とかね。
    分析して問題と直面して、それじゃあダメだから考え方を変えよう…みたいな事だから、
    カウンセラーによって、クライアントが耐えられると判断されたの現実に曝される事になるのですが、
    カウンセラーのその判断は果たして適切なのか?

    少なくとも、私の友人の最初のカウンセラーは友人には負荷を掛けてしまった。
    そして、友人は病院を変えたのですが…。

    フィードバックは心が健康な時でも受け取るのは簡単な事ではないものです。

    むしろ、人を傷付けるのには、こんなに力強い凶器はありません。
    バブル時代に流行った金銭目的の自己啓発セミナーは、この手法を使います。
    ネガティブ・フィードバックで参加者を徹底的に挫いて虜にするのです。

    新興宗教や、怒りっぽいカリスマが中心となった何かの集まりも概ね、この手法ですね。




    人の心を挫く事は簡単です。
    反対に壊れかかった心を丁寧に丁寧に修復していくのは本当に難しい事だと思います。
    心が健康を損なっている時に更に傷口と向かい合うには専門家の繊細なフォローアップが必要なんだろうな〜と想像します。






    ちょっと話しが飛びますが…

    私、タバコを吸っていました。
    もうず〜〜〜〜っと昔ですが。
    一日に一箱くらいを5年程。
    禁煙したんです。

    自力でタバコを辞めた私は意思が強いわ…なんて思ってたんですけどね。。。

    禁煙にあたって作戦を立てました。
    愛煙家だって一日中吸っているわけではない。
    ただ一日に何度か「無性に吸いたくなる時がある」。
    だから、とにかく無性に吸いたくなる時に神経を集中して耐えよう…って思いました。

    それは主に食後ですね。
    今思うとなぜ食後の一服が美味しいのか全く理解できませんが^^;
    愛煙家だった時は食後の一服の為に食事する…位な感じでした。

    そこで、食後、万が一吸いたくても5分は我慢する…とルールを作りました。
    と同時に、タバコを吸っていて不味かった時の事も思いだすようにしました。
    いくら愛煙家でも吐き気をもよおすような経験もあるのです。
    それはタバコを吸い始めた頃の味とか…
    (最初はマズいのにそれでも吸い続けるうちに美味しくなっちゃうんだよね。)
    吸い過ぎたりして気持ち悪くなった時の味とか…
    一番キョーレツだったのは、ジタンというタバコの事を思いだす事でした。

    長さは4センチ位、太さは直径1センチ位のタバコで確かフィルターの無い両切りだったと思います。

    友人と呑みながら吸ったら…これがいつものタバコの百倍位の濃い味で流石に一口で気持ちが悪くなりました。
    オマケに呑んでいたし、悪酔いしました。

    禁煙を始めてから、何かの拍子にタバコが吸いたくなると、この時の味を具体的に思いだしました。

    そうして、私の禁煙は成功し、今は最先端を行く嫌煙家と自負しています^^

    私はずっとこの方法を「認知行動療法」的な手法を使ったのだと思っていました。
    「タバコは美味しい」と思っていた自分を、
    「タバコはマズい」と気持ちを切り替えさせた。
    自分の強い意思で頑張ったのだ…と。

    ところが、最近、確かに認知行動療法で「タバコが不味い」と認識を変えようとしたのですが、実際の手法は応用行動分析学だったのではないか、と気付いたのです。


    行動分析学の本でも、ダイエットや禁煙がなぜ成功しないのかという事がよく取り上げられていて…

    ダイエットは食事を我慢しても30秒以内に体重が減るわけではないから強化されない…とかね。

    タバコも健康に害がある…ということを十分に承知していても、害があるのは数年後…なので弱化子が作用しない…とかね。


    でも、私はタバコの直後、それこそ0.5秒以内に作用する弱化子(嫌子)を自分に用意する事に成功していたのです。
    そうです、マズいジタンorz

    タバコの箱を見ただけでジタンの吐き気を意識して思いだす。
    それを繰り返したのです。

    「嫌子出現阻止による行動の弱化」で禁煙に成功したのです。

    でも、この場合、嫌子は自動的には出現しないので、自分の意思をコントロールして出現させる必要があり、それは認知行動療法でした。




    私は素人ですが…

    ああ、今びっくり「しろうと」を変換しようとしたら、
    「知ろうと」になった。
    素人って知ろうとしている人なのかも^^


    私は素人ですが、
    こうして、認知行動療法と行動分析学をちょこっとずつ見ていて、
    これらはどちらも一つだけでは欠けている部分があるように思えます。特に自分に使う時はどちらも必要な気がします。



    認知行動療法の欠点は時にクライアントを追いつめてしまう、ということ。
    自己概念の崩壊を迫るわけですから、
    その向こうに新たな生き易い概念が絶対にあるよ…と言われても崩壊しかけた概念の中に閉じこもって前にも進めず、後へも下がれない…そういう状態に追い込んでしまう…かもしれない。
    なぜなら、行動分析学の方達が声高に言っているように、これが「医療モデル」「循環論」だからですね。

    応用行動分析学が難しいのは「自分に使う時」のように感じます。
    他者に使う場合の事例や成功例は一杯目にするのですが…
    どうも、ダイエットや禁煙に自分で使えないのが難点ですね。

    ただし、行動分析学は「行動を変えるってことに関しては、行動分析学は行きついちゃってる」んですよ。
    http://ameblo.jp/dogluck-1678/entry-10401469150.html

    …まあ、私はそんなにちゃんと理解してないですけど^^;

    だから行動分析学が使わないテはない。

    しかも、人の場合だって、恐怖の反射まで言ってしまったら認知行動療法だけでは難しい。

    球技が苦手でボールが飛んでくると目をつぶってしまう人に、
    鬼コーチが「目をつぶったらボールが見えるわけがないじゃないか!頑張ってしっかり目を開けろ!」と。。。

    これ…ムリです。
    怖いから…じゃなくて、反射までイッチャッテルから。

    昨日の私の「レオの吠え声と私の感情が想起される関係」も…
    固まるとか、立ちすくむとか、「悪い汗をかく」とか…
    これは慣用句ではなく、実際にじっとりと汗をかいてしまうような人に「頑張って動いて!」「平気なそぶりをして…」は、無理なんですよね。反射だから。

    こういう場合は応用行動分析学で一番小さな刺激からコツコツと脱感作して…とかじゃないのかな。。。


    私はソフトボールの時は、自分が安心出来るグローブで、
    ゆる〜いキャッチボールから始めたのでした。
    ボールが補給出来るようになれば自然に目をつぶる必要が無くなっていた。
    「目を開けろ!」が先じゃないんですよね。

    認知行動療法=医療モデルだと「目を開けろ」が先だったりしますけど。。。



    なんか、また何も纏まっていませんが^^;





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    レオの吠えに一番ハマっていた頃のこと。。。

    • 2014.06.23 Monday
    • 19:53
    評価:
    青木 愛弓
    誠文堂新光社
    ¥ 1,728
    (2008-10)
    コメント:インコだけじゃなく、というか、むしろ犬のトレーニングに良いらしいよ。。。


    レオ様……爆睡中。。。


    何? いえ…歯が出てたんで^^;


    zzzzz……



    レオの為に行動分析学の事を知ろうとして、
    古典的条件付けって何か…とか少しづつ分かってきて…
    あれ? それって自分だったら…? みたいな事を考えていたら…

    レオの吠えも、レオが怖いと思うモノに古典的条件付けされてしまって、
    「怖い」と思ったらすぐスイッチが入ってしまうようなものなのかな。
    そのレオのスイッチが入る前に自分に出来る事は何かないのか?
    みたいな対応をしていたのですね。
    その頃は犬はむしろスタンダードのブルドッグでも
    ピットブルでも挨拶してましたよ。
    私が変な先入観でビビらなければ大丈夫!みたいな根拠の無い自信^^;

    レオが苦手にしていたのはバイク、車、雨の日の人、猫、鳩…など。。。

    とても興奮して吠えるので、興奮し易い犬なんだとも思ってましたね。
    後で、むしろ何も無ければはしゃだりしないテンションがとても低いタイプだと思うようになりましたが。




    最初は、
    怖いと思うモノに近づかないように、とか、
    怖いと思うモノを避ける、とか、 そういう事をしていて。。。

    レオの怖いモノが何なのか?
    一生懸命に追いかけていた。
    レオより先に見つけて「早目早目に対応出来るように」と。

    そうしたら、レオが吠える前に「こりゃダメだろう!」みたいに分かるようになった。
    そして案の定吠える。
    「やっぱり吠えた」「ダメなんだ」「これも避けなきゃ」みたいな。

    ところが、その「苦手」はどんどん増えて行く。
    全く大丈夫なお友達に囲まれながら、
    犬が通りかかる「レオちゃん大丈夫?」
    知らない犬だが、黒い? 和犬? 大きい?
    なんて私が思っているウチに吠える。

    2〜3歳までは「レオちゃんはどんな犬でも大丈夫でいいわね〜」って言われていたんだけど…。
    いつなにがどうしてこうなったのか?
    私自身も混乱していた。



    ……最初は「突進」を止めさせようと思ったのだった。

    レオは犬を見るとダッシュする。
    駆け寄って匂いを嗅ぐ。
    私もそれを口実に相手の犬に近づけるし…みたいな気持ちだった。

    でも、犬語を少しづつ知っていくと、
    相手の犬が嫌がっている事に気付いた。

    レオは自分から距離を縮める側だから怖くないのだ。
    むしろ、嗅げなくて情報が得られない方が怖いのだ。

    でも、犬のマナーとしては突進は相手の犬を威嚇する。
    それを知らなかった頃は突進して臭いを嗅がせてガウっていわれて、
    「ウチは大丈夫ですから気にしないで下さい」なんて言ってた。

    とんでもない、レオが突進して自分勝手に臭いを嗅いでいたのだ。
    痴漢しておいて、怒って殴って来た女子高生に「痛くないから気にしないで」って言ってるみたいだorz


    犬のマナーとしては、ある程度近づいたら一回立ち止まったり、
    地面の臭いを嗅いだり、カーブを描いて迂回したり、目線を逸らしながら近づいたり、
    すぐ近くへ来たらちょっと会釈してみたり……そんな色々な動作がある。
    これって人間も同じだね。
    相手との関係性や、その個体の好みや伝えたい事で動きは変わるのだろうけれど。
    とにかく、真っすぐ相手に向かわない、というのが犬マナーだ。

    でも、飼主さんが犬同士挨拶させたいって思っていると、
    犬のリードを引きずってでも真っすぐ「ホラお友達よ」なんてやるから困る。
    突進する犬を「犬が好きな犬なんです」とダッシュで近づける人もいる。
    …私もそうだったのだ。



    そういう犬マナーを知って、
    レオを興奮させない(突進って大興奮でダッシュするので)という事と、
    犬に優しい犬になって欲しいな〜という気持ちと…
    それで、犬に突進させないようにし始めたのだ。

    すると、相手の情報を得手勝手に得られなくなりレオは不安になったんだね。
    犬を見ると…私の想像だが、
    「匂い嗅がせろ〜」とか
    「オレ様の前を通る時は挨拶していけ!」って吠えるようになったのかな…と。


    どんな犬でも大丈夫なレオちゃん…でなくなってもいた。

    突進を止めただけが理由ではなく、オス犬として成熟したからでもあると思う。

    3歳までは自分がどんどん成長して追い越すばかりだったけれど、
    3歳を過ぎたら、若いオス犬に追い越されるケースも出てきた。
    未去勢のオス同士なのだから仕方がない。
    どちらが悪いのでもない。

    というわけで、
    本当に苦手な犬と、確認出来ない不安で苦手な犬が増えていった。

    この時の事を、少し前に気付いたのだが、私の中でも変化があったのだ。

    レオの吠えにアタフタと対応していくうちに、
    私自身がレオの吠えに古典的条件付けをされてしまったのだ。
    レオが吠えると、焦ったり緊張したり…
    レオの吠えによって、私が不安な気持ちになる…そんな感じ。
    誰も私に「吠えさせてはイケナイ」なんて言っていない筈なのに、
    私自身が吠えて欲しくない、そんな気持ちになっていたのだ。
    レオの吠えで私が不穏な気持ちになってしまう。
    そんな古典的条件付けが成立してしまったようだ。

    レオが吠えないように、吠えの先行子となる刺激をレオよりも先に見つけようとする、
    すると、私のその「気持ち」…行動なのか臭いなのか気配なのか…とにかくレオには分かる…によって、元々のレオの吠えの原因であった「他犬」や「バイク」よりも、
    私の行動の方がレオにとって「吠え」の先行子となってしまった感じ。
    私は焦ったり変な汗をかいたり^^;

    鶏が先か、卵が先か…という感じ。





    仕方ないよね。
    私自身が応用行動分析学の専門家や、優れた犬のトレーナーか、スキナー箱みたいに淡々とするべき事を出来れば良いだろうけど、
    そういうワケにはいかないから互いが刺激し合って複雑な連鎖が生まれていく。
    思いがけない反応が起ってしまう。。。

    ああ…そんな事もあるんだ、と気付いたのは行動分析学の本のどこかを読んでいてだったのだけど…今探したけれど見つからない^^;


    私の変な汗がレオの吠えのキッカケとなってしまっているとしたら、
    私が変な汗をかかなければいい…のだけれど、
    レオが吠えをナントカして止めなければと思うから変な汗が出るのであって…と、言う感じ。
    (↑これ…○○論ですよ^^)



    レオの吠えだけでもグルグルと輪を描くような無限の永久機関のように思えてきているのに、
    そこに自分自身の気持ちの揺れが加わると…
    まるで互いの堂々巡りが重なって8の字を描いたメビウスの輪のようだ。。。

    こんな事になるなら、いっそのことトレーニングなんかしない方が良かったのか?
    という言葉が頭を過る事がある。
    レオは吠えたかもしれないが、少なくとも私は吠えの特別な条件付けはされていなかったハズだ。
    だからもっと暢気でいた筈なのだが…。
    その方が変な汗をかかないからむしろ良かったのではないか!? みたいな。

    いや、それは違う。
    そもそもなぜトレーニングを始めたのだ?
    バイクに吠えずにはおれない苦しさから救う為ではなかったのか?
    トレーニングしないということは、
    前へは進まないということだ。
    ともすれば、それは後退する事に等しい。
    …というか、年齢とともに後退するだろう。



    「叱らない」という軸が確固としてあったから、
    悪い連鎖の中にあってもがいていても、
    レオとの暮らしや散歩自体は楽しかった。
    確かにどうしたら良いのかな?
    と始終考えているのだが、それもまた実は楽しいのだ。

    でも、そんな時も「アナタがそんなだからレオが吠えるのよ」という声が聞こえる。

    確かに、現実問題として「私」がナントカなれば、レオの行動は変わる。
    文言としては正しいのだ。
    しかし、この連鎖の中で「飼主さんがそんなだから」「飼主さんが変われば犬も変わる」は正しいようで実は正しくない。
    私が追い込まれたように、百害あって一利無しだ。
    なぜなら…今なら科学的に分かる……
    これは「循環論」なのだ。

    犬が吠える。
    飼主さんの行動がイケナイから。
    だから飼主さんの行動を変えればいい。
    ……一見正しいようで、どうやって変えれば良いのかはサッパリ分からない。
    だから「飼主さんがそんなだから」は意味が無い。

    愛があれば…
    犬を思う気持ちさえあれば…もダメだ。

    気合いと根性で乗り越えろ!…的な所謂、根性論だ。
    闇雲に力任せに踏ん張れば良いというものではない。



    もがきながら、
    どこかでこの悪い連鎖を止める楔を打ちたい…それはほんの小さなキッカケで可能だ…



    そんな事が頭のどこかにあったような気がする。

    楔となる小さなキッカケとは、「成功体験」だ。



    とにかく、この当時は巨大なジグソーパズルの小さなピースを拾い集めるような感じだったが、
    とにかく色々やっていたから、びっくりする程連鎖して吠える事もあるが、
    全く逆にどうして?という程吠えない時もあった。





    そういう事を繰り返しているうちに、
    「やはり私だ」と。
    正確には「私のリード使い」だと思った。

    雨の日に吠え易く、それは雨のせいだと思っていた。
    ところが、ある日、いつもは雨の日用に最初に買った少し小さめのハーネスで散歩に行っていたのだが、何かの思いつきだったか、洗濯でもしていたのか…
    昼間使っているハーネスで出掛けた。
    すると、いつもの雨の日なら吠えてしまう傘をさした黒っぽい人影に反応しない。

    ハーネスがキツい為に僅かなリードの張りが伝わるのか?…と仮説を立てた。
    雨でない日にキツい方のハーネスを使ってみたりすると…やはりそんな感じがする。

    私の方はリード使いを慎重にすることと、
    タンタンマーク♪を確実に使う事にした。
    タンタンマーク♪はレオにとって既に確実な好子になっていた。

    リードが張るとタンタン♪ 等はしていたので、
    僅かなりリードの張りも見逃さないように…タンタン♪

    更に「吠えていない」という「状態」の「強化」の為に何でもないかのような時もタンタン♪
    実はこれがレオが苦手なモノが近づいて来る時に効果があった。
    レオが静かに匂い嗅ぎをしている。
    苦手なモノが近づくが、私はリードを握り直したりしない、
    ただタンタン♪と。

    最初はドキドキした。
    何しろリードに緩みがあるのだから可動域が広い。。。
    ところが…だ、レオは自分の意思で臭いを嗅ぎ続ける。
    最初は偶然か、夢中で気付かないのか?と思った。
    だが、何度もそういう事があって確信に変わった。
    意図的に嗅いでいる!

    その証拠に「自称犬好き」な人が私のすぐ後に立ってレオを見つめている時がある。
    私が、その人を3秒以内に追い払わないと…レオはワワワワワン!と言うことになる。


    「リードを緩めれば上手くいく」
    これは知っていた事だし、大旨は緩んでいて、緩んでいる時は上手くいっていた。
    しかし、最も危険な場面で緩めるというのは度胸がいる。
    失敗の経験だけは一杯あるし…


    でも、最初は見逃していたと思われる「リードが緩んでいたから吠えなかった」という「成功体験」を自分で意識して「今出来たぞ」と心に留められるようになって、
    その小さな一瞬の成功は自分の自信になっていった。
    出来る時と出来ない時がある。
    出来ない時も、出来た時の自信を手放してはならない。
    遠慮がちな人は手放してしまう。
    私は図々しく持ち続けた。

    自分で自分に自信を与えないと、
    たとえ人から褒めてもらえてもお世辞だ…とせっかくの肯定を否定してしまう事だってある。
    だから、自分で拾った小さな自信を簡単に手放してはならない。

    この「小さな自信」こそが、
    悪い連鎖のメビウスの輪に打った「楔」だったのだ。



    そうするウチに、
    「レオ君が笑っているよ」とお友達に言われる事が多くなり…
    写真まで撮ってみせてくれた。
    この「肯定」は私に大きな自信をくれた。
    「大丈夫よ」という言葉がちゃんと本来の意味を持って私に届くようになった。




    堂々巡りの連鎖には、犬のトレーニングに限らず、
    どんな事柄でも陥る危険がある。
    一生懸命やっていればいるほど、それは深く陥るのかもしれない。


    でも、もがきながらもやっている「何か」は絶対いずれ繋がる。
    全く意味が無いように思える事が、
    土台になって安定感を添えていたりする。
    無駄な頑張りはない。

    連鎖に陥り易いのは多分、遠慮がちな自己評価低めの人かもしれない^^;
    ↑ああ、これはラベリングだけど。


    …というワケで、
    かきたかったのは、
    行動分析学で愛犬に心地良いレスポンデント条件付けをしてあげたいと、
    頑張っている飼主の方がいつの間にか、
    犬の吠えや咬みに不安なレスポンデント条件付けされたり、
    その状況から抜け出そうともがいてみたものの、
    待っていたのは「循環論」に追いつめられる…という本末転倒なお話……でした^^;






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    レオとのブラッシングの変遷。。。

    • 2014.06.18 Wednesday
    • 13:22
    評価:
    ---
    ヤマヒサペットケア
    ¥ 1,050
    ()
    コメント:これだ!ブラシの部分の角度が変えられるので、斜めから梳かす時もブラシと毛並が揃え易いのかな…なんて思って買いました。


    ↓これがレオの為に用意したお手入れグッズ。

    ブラッシングはレオが来てすぐからなんとかしなくちゃ!とやってきたので、
    まだチャーリーママさんとか、トレーニングとか、
    ましてハズバンダリートレーニングなんて全く知らない、
    でもナントカしなくちゃ!って言う感じでした。
    で、ブラシが徒に増えていったんですorz


    ピロコームは柴犬君にあげちゃったんですけどね。
    ピロコームは整髪料を使わないポメには絡み過ぎました。

    でも、後から分かったことは、
    普通の櫛が使えればそれで良いのです。
    いつの間にか、普通の櫛で不自由しなくなっていました。。。


    最初は右下のスリッカーのみ。
    先代犬はスリッカーのみで済ませていたので。
    先代犬には嫌がるのを押え付けて強引にしてました。
    レオは身体が柔らかいので無理矢理押え付けて…ということが出来なくて、いよいよ工夫しなければ…なんて思ったのでした。
    まず道具かな?って思ったので、もう少し粗めのブラシと思ってシャンプーブラシを追加。 
    左下のです。
    これでも最初は私が「毛を抜きたい!」という意思でゴリゴリやっていたので嫌がりました。
    そこで、右上の豚毛ブラシ=私用で、結構高かった=をレオに…。
    これも絡まると…
    では、とにかく毛を何かで撫でられる事に慣れてもらおうと思って左上のタワシを百均で。

    タワシでは毛の中の方には入っていかない感じだったので、
    とにかく「撫でる」事に「慣れる」と、私も意識していた気がします。
    マッサージ的なモノを気持ちいいって思ってくれると良いな…と。

    タワシで撫でる事自体は嫌がらないのでした。
    結構気持ちが良いようです。
    でも「毛を抜こう」という意思で力を入れるとダメです。

    それで自分がゴシゴシしているのが「強過ぎる」ということが分かりました。
    なるべく毛を抜きたいのですが、そう思うとゴシゴシしてしまう。
    それではブラシそのものを嫌がる。

    この時知っていたのは「爪切りは全部を一度にしようとしない事。一日一本から…」でした。
    今思えば、一本でも急ぎ過ぎなのですが…

    とにかく、毎日どこかにブラシを当てればOKを目標にしました。
    その時に、嫌がらないように私が工夫する。。。

    すると徐々にシャンプーブラシを受け入れてくれるようになり、
    それなりに下毛も取れるようになりました。

    でも、スリッカーはなかなか受け入れてもらえません。
    右下の大きい方です。
    スリッカーに持ち替えて一撫ですると「…う〜」って^^;
    それで小さなスリッカーでピンの先に玉を着けてあって針金の痛さが無いような…


    これを買ってみました。
    大きなスリッカーよりは良かったみたいだけれど…
    気持ちよいマッサージにならないようで。。。

    で、長くシャンプーブラシのみの時間が続きました。

    まあ、とりあえず梳かせないワケではなく…

    それが…です。
    最近、櫛を使っていてもうっとりと寝てしまうようになりました。

    櫛では通すだけで大変なのですが…

    ポメラニアンは、ダブルコートと言っても、直毛で短毛の柴さん達のように、
    ズボッとボロモウフにはならないのです。

    上毛の根元にマープ増毛法のように死毛となった下毛が絡まっているのです。
    これを数日放置すると「毛玉」の完成ですね。

    目の粗いシャンプーブラシではなかなか細かい部分は難しく。。。

    櫛は地肌に水平に挿すようにしました。
    そのまま上に引き抜くと絡んで痛いので、
    水平に挿しては戻して引く、だけを繰り返します。
    何度か挿すうちに根元の絡みが解けてくるようです。

    そして、この方法ならレオにもとても気持ちよいようで寝てしまうのです。

    更に、この櫛入れをするとびっくりする程に毛がフワッとします!
    もうね、綿菓子みたいなの。
    根元に空気が入ってエアリーな感じです。
    私は犬をトリミングに出した事がないので、分からないのですが、
    きっとこんな風になるのではないか?って思います。

    なかなか毎日綿菓子には出来ないし、
    シャンプーも犬用のリンスも整髪料も使わないし、
    散歩の後は必ず上毛に水だけのシャワーをして、
    腹から下は水に浸けて洗うので、
    綿菓子はあっという間にヘタってしまいますが^^;

    ブラシ&コームでレオがうっとりと寝てしまうのがとても幸せです。

    押え付けて下毛を引っこ抜いていた先代犬とは大違いです。



    そうして、被毛の手入れをしているうちに色々思う事があります。

    被毛は健康状態を表す。
    被毛の健康な犬はモテる。

    でも、整髪料で「作った」健康は…
    飼主自身も、本来の被毛の状態を把握出来ないから危ないと思います。

    昔…体育の先生が透明や薄いピンクのマニキュアを塗っている子に言ってました。
    「アナタの健康状態を知りたいから、塗らないで…」と。

    免疫力や、アレルギー、腸内環境…
    そういったものは、被毛の状態に現れます。

    櫛を入れて綿菓子のようになると、
    地肌に新鮮な空気が入る感じがします。
    これは多分、地肌に良いです。

    私自身も自分の髪を梳いていてこの地肌を目指している気がします。



    犬がベッドで寝ている姿を見るのは本当に幸せ♡
    これ、なぜなのでしょうねえ。。。




    レオはヒトリで寝ている時はうつ伏せです。
    せいぜい横向き。

    でも撫でていると…


    なんだか、段々開いてきて^^;


    ヘソ天になります。

    ブラシ&コームで寝てしまう時も、
    ヘソ天になります。
    お腹に櫛を入れられる日が来ようとは。。。。
    お腹もコーミングすると気持ちよいようです。

    それでも、今でも強引に「あ、ここ抜きたい!」みたいに私がすると…
    「う〜〜〜」って言いますけどね。

    どうするとレオが心地良いのか?
    心地良いとレオはどうなるのか?

    ブラシはそんな角度から「犬を知る勉強」だと思いました。





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