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    宗教行事で思い出したこと。

    • 2006.05.01 Monday
    • 16:17
    なんか、思い出したら書きたくなりました。

    私は二十歳から5年半、特別養護老人ホームで寮母として働いていました。
    でも、色々壁ばかりで、あんまりやる気のない寮母でした。

    ある時、一月の行事として「初詣」を担当することになりました。
    しかし、主任さんからは「でも、外出できる人というと、
    限定されてしまうし…困ったわねえ」と言われていました。
    当時は、特養の「華」が、寝たきりから痴呆になり、
    さらに一歩進めようという状況だったので、
    私が担当していたフロアは、お元気な方や、痴呆の方などが混合している「実験的な」フロアでした。
    身体等のレベルが同じでない為、介護の人手はかかる上に、
    誰もが楽しめる行事というのは難しかったように思います。

    だから、こういった外出モノは、歩ける方を中心に
    数人をワゴン車に乗せて、近所の神社へ行くのが普通でした。
    それでお茶を濁しても良かったのです。
    全員に関われるほど、担当者の人数を増やせませんでしたから。

    数人しか「初詣」は出来ないことに問題を感じたので、
    私は「私たちが行けないのであれば、
    では、神社の方に来て頂きましょう♪」と
    主任に提案しました。
    といっても、本物ではありません。
    フロアの真中にある食堂に、
    神社のセットを手作りして、一日かけて、
    お年寄りに、自分の好きなタイミングで「お参り」して頂きましょう。
    ということにしたのです。

    これなら、空いた時間を使って、セットを用意し、
    当日も、介助の必要な人には出勤の寮母が、
    ついて食堂へ行けば良いだけのことで、
    負担が少ない、と考えたのです。

    この当時「画期的」なアイディアは、皆に面白いように受け入れられました。

    食堂の入り口には(間口は3メートル位あると思います)
    大きな紙製の鳥居を天井から吊るしました。
    これは、空いた時間に、お年寄りも集めて、
    皆で色を塗ったり、切ったりして作りました。
    賽銭箱も作りました。
    ダンボールに紙を貼って、木目の絵をこれも皆で書きました。
    賽銭用のお金も用意しました。
    ダンボールを大きく丸く切って、5円とか10円を作りました。
    賽銭箱に投げ入れてもらえば、
    ちょっとしたゲーム感覚で運動にもなるだろう、と思ったのです。

    そして正面には「天照大神」がいました。

    …これに関しては、私はギョッとしました。
    偽物の神社ですから^^;
    神様を置く事には抵抗があったのです。

    でも、一緒に担当していた先輩が
    「●●さんはとてもお習字が上手だから」
    と、痴呆を患っている男性に筆を持たせ書いてもらったそうです。
    大きな紙に素晴らしい達筆でした。
    彼が既に痴呆の症状を表している事は誰の目にも明らかでしたが、
    同時に高い学歴を持った人であることも知っていました。
    それにしても、字は間違いなく書けており、
    立派で、しかも大きく書けていました。
    お年寄りが大きな字を書くのは大変なことなのです。
    「まあ、神様も許してくれるかな…」と思いました。

    なぜか、神主さんが持っている白い紙にびらびらっとした(なんて言うのだろう?)も用意されていました。
    これは、神主さんの手作りでした。
    なんと職場に神主さんがいたのです。
    神主さんが許してくださるなら心強いものです。

    しかし当日、私は休みでした。
    その頃の私は、仕事に対してイジケていましたので、
    「休みだから行きません!」と行かなかったのです。
    本当は、どんな具合が気になったのですが^^;

    痴呆のお年寄りは神社だと認識するだろうか?
    元気なお年寄りは、子供だましだとバカにするのではないか?

    どうなるのか、やってみなければわかりませんでした。

    ところが、思いがけない反応が起こったそうです。

    痴呆の方も神社と認識し、
    神様の前ということを意識した行動をしたそうです。
    また痴呆のない方が、
    本物のお金をお賽銭にして、熱心にお参りをしたそうです。
    この方にとっては、足腰が弱っていて神社へ行くの大変なことです。
    でも、お参りはしたかったのでしょうね。

    この日、日大の心理学の先生が来ていました。
    老人心理を専門にされていたので、
    定期的にいらっしゃっていました。
    そして、この予想外の反応を「とても興味深い」と言われ、
    論文にまとめられたそうです。
    老人心理の専門家が「面白い」といった出来事の発案者でありながら、
    一番大事なところを見逃したことを、私は後悔しています。

    偽物神社の発案者の私が「これなら神様も許してくれるかな」も含め、
    ここにかかわった人々の様々な反応の中に、
    日常としての「宗教」があったのではないでしょうか。

    食べる

    • 2006.04.26 Wednesday
    • 17:09
    樋口清之・著 講談社文庫食物と日本人
    食物と日本人

    日本人って、中国人に比べても味覚が多いそうです。
    「西洋人が四味、中国人が5味、日本人が6味あるいは7味」だそうです。
    1,甘い 2,辛い 3,しょっぱい 4,酸っぱい 5,苦味 6,渋み 7,うま味
    だそうです。
    この本は昭和61年に文庫初版が出てますので、
    現在もそうかどうかは…^^;

    しかし、食物が豊富で雑食をしてきた民族だから、
    味覚が発達したのではないか、ということでした。


    人間は何を食べてきたか 8巻セット
    人間は何を食べてきたか 8巻セット

    人間は何を食べてきたか 第1巻
    人間は何を食べてきたか 第1巻


    この番組も衝撃的でした。
    「血のソーセージ」なんてぞっとします。
    でも、野菜がジャガイモしかなければ仕方ないのか…と思ったり。
    トウモロコシの粉を水で練ったものだけ、毎日毎日食べている人たちがいました。
    他にこれといった作物が獲れないそうです。



    直接打撃制格闘技

    • 2006.04.24 Monday
    • 01:17
    昨日、ちょっと変わったトレーニングをしてきました。

    医者であり、空手有段者でもあるトレーナーが指導する、
    医療知識を取り入れた格闘技のトレーニングです。

    集まってくるのは、空手の選手やプロのキックボクサー。
    このトレーニングの人気は、がむしゃらに、
    そう、むしろ誰よりもがむしゃらに頑張ってきたのに、
    怪我などをキッカケに壁にぶつかってしまった選手の再生に
    大きく影響を与えている点です。

    まず、医学知識での指導が選手を納得させています。
    しかし最も選手をひきつけるのは
    「正しい」と信じてきたトレーニング方法の見直しです。
    これまでのトレーニングが、むしろ怪我を誘発しているものではなかったか、
    と振り返ることが出来たり、
    もっと有効な体の使い方さえすれば、筋力が低下しても、
    パワーアップが可能である…といった事に気付ける内容だということです。


    昨日は、そんなプロのキックボクサーの中に混ぜていただきました。

    トレーニング内容もユニークです。
    100キロクラスのプロ選手と、私のようなオバサンが対等にトレーニング出来るメニューであったりします。

    バランストレーニングなどは、まさにそれで、
    何のハンデもありません。
    私のバランスが良ければ十分勝てます。
    (実際はバランス悪くて勝てませんでしが^^;)

    このトレーニングは「気付き」です。
    自分のバランスの悪さがすぐに分かります。
    「あれ?こんなことも出来ないのだ」と気付かされます。
    トレーナーはバランスを取る為に、意識するべき部位を具体的に、
    しかし簡単に教えてくれます。
    それをヒントに探っていくと、ちょっと良くなったりします。
    「へえ〜」という発見を重ねていきます。

    最後はやっぱりスパーリングがあります。
    酷いことはされない…とは分かっていても、
    相手は軽くしたつもりが、
    自分にはどんなことになるのか、
    プロだから優しいとは限らない、
    どこかで、怒るかもしれない、
    …という不安があります。

    すると、トレーナーが、
    「初めての方がいて、怖いかもしれませんが、
    どうぞ、それも味わってみて下さい」と言いました。
    つまり、試合は大体初めての相手なのだから、ということなのですが、
    どこかで聞いたセリフだなあ、なんて思いました。


    そして、トレーニングを終了すると、
    この練習の様子をビデオで見せてくれます。

    たった今の自分の姿です。
    「フィードバック」でした。
    皆、次第に無言になり食い入るように見つめています。

    トレーナーはトレーニングの最中に特に何かをしたりはしません。
    トレーニングのやり方とルールを説明する位です。
    勝敗をつけるときに「あ、それはルールになかったから反則にはなりませんね」と言ったりします。格闘技には発想の柔軟性も求められるのです。

    あとは、暗いムードにならないように声を掛ける位です。
    (肉体を酷使するので、暗いと悲惨です)
    あとは、短い具体的なアドバイスのみでした。


    私が格闘技、特に直接打撃制…空手やキックボクシングなど、
    寸止めではなく、直接殴り合うものが好きなのは、
    言葉を媒介としないコミュニケーションがあるからです。

    向かい合った二人だけが知っている、
    リアルな感情の行き来があります。

    あえて、そんなことを言葉で確認するような無粋なことはしませんが、
    ごく親しい友人と話すと、
    相手がなんとなく抱いている優越感や劣等感が、
    やはり組手に現れていたことが分かります。
    「この技は、私に対して有効だと思っているな」とか
    「このコンビネーションを私で試したな」とか、
    「私の蹴りを厄介だと思っているな」とか、
    もちろん、コチラの気持ちも妙に伝わっています。

    格闘技が好きなどというと「人を殴ってなにが楽しいのか」と
    思う方も多いと思いますが、実際には殴るより殴られる方が多いです^^;

    相手の心が伝わる分、自分自身との対話も起こるし、
    この、やり取りが楽しくて止められませんね。

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